やまがた有機農業の匠

山形県では、有機農業の取組みを一層拡大するため、長年にわたり有機農業を実践してきた熟練農業者を「やまがた有機農業の匠」として認定する制度を、平成29年度に創設しました。
「やまがた有機農業の匠」には、新たに有機農業に取り組む農業者に対し、栽培技術や経営指導などの身近なサポート役として支援いただくとともに、県が進める有機農業の技術開発や情報発信などの取組みにも御協力をいただきます。
下記の「認定者一覧」では、平成29年度認定の匠19名を御紹介しています。匠に相談を希望される方は、「連絡先」に記載のある農業技術普及課まで御連絡ください。

やまがた有機農業の匠認定者一覧

氏名のリンクからそれぞれの方の詳細情報へ移動できます

石井昭一さん 有機JAS認定

石井 昭一 さん(新庄市)

栽培品目

米

大豆

大豆

加入有機農業関連団体
おいしいファーム
山形県有機農業者協議会 
最上地域有機農業推進協議会

連絡先 最上農業技術普及課
( 0233-29-1325 )

渡部陽一さん 有機JAS認定

渡部 陽一 さん(新庄市)

栽培品目

米

有機農業取組年数:18年

有機農業の作付面積:371a

加入有機農業関連団体
最上地域有機農業推進協議会

連絡先 最上農業技術普及課
( 0233-29-1325 )

小関恭弘さん 有機JAS認定

小関 恭弘 さん(米沢市)

栽培品目

米

大豆

大豆

小麦

小麦

夏野菜

夏野菜

加工品

加工品

有機農業技術の特徴
・早期湛水3回代掻き
・稲麦大豆2年3作(一部圃場)

有機農業取組年数:

有機農業の作付面積:400a

加入有機農業関連団体
米沢地域有機農業推進協議会 
おきたま自然農業研究会

NPO法人民間稲作研究所 
NPO法人日本有機農業研究会

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

渡沢賢一さん 有機JAS認定

渡沢 賢一 さん(南陽市)

栽培品目

米

さといも

さといも

にんじん

にんじん

有機農業技術の特徴
・自家製作ボカシ肥料使用
・米ぬか、くず大豆等による抑草
・紙マルチ、チェーン等による機械的除草

有機農業取組年数:40年

有機農業の作付面積:800a

加入有機農業関連団体
農事組合法人山形おきたま産直センター
南陽市有機農業推進協議会

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

竹田久一さん 有機JAS認定

竹田 久一 さん(南陽市)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・チェーン除草など

有機農業取組年数:30年

有機農業の作付面積:160a

加入有機農業関連団体
農事組合法人山形おきたま産直センター

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

黒澤信彦さん 有機JAS認定

黒澤 信彦 さん(南陽市)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・紙マルチ使用

有機農業取組年数:9年

有機農業の作付面積:84a

加入有機農業関連団体
株式会社黒澤ファーム
おりはた環境保全協議会

一般社団法人民間稲作研究所認証センター

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

遠藤五一さん 有機JAS認定

遠藤 五一 さん(高畠町)

栽培品目

米

ぶどう

ぶどう

有機農業技術の特徴
美味しく、売れる米づくり

有機農業取組年数:31年

加入有機農業関連団体
上和田有機米生産組合

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

小林亮さん 有機JAS認定

小林 亮 さん(高畠町)

栽培品目

米

枝豆

えだまめ

野菜

野菜

有機農業技術の特徴
地場産土壌改良材「タフライト」による土壌改良を主体に、
優良微生物、有機肥料の効率的活用

有機農業取組年数:46年

有機農業の作付面積:435a

加入有機農業関連団体
株式会社おきたま興農舎
高畠町有機農業推進協議会

連絡先 置賜農業技術普及課( 0238-57-3411 )

渡部宗雄さん 有機JAS認定

渡部 宗雄 さん(高畠町)

栽培品目

米

ぶどう

ぶどう

野菜

野菜

有機農業技術の特徴
原料指定のオリジナル肥料を基に、命の糧として躰に良い食べ物を作る事と、永続可能な農業を次代につなぐ

有機農業取組年数:34年

有機農業の作付面積:540a

加入有機農業関連団体
上和田有機米生産組合
高畠町有機農業推進協議会

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

髙橋健次さん 有機JAS認定

髙橋 健次 さん(川西町)

栽培品目

米

大豆

大豆

有機農業技術の特徴
・合鴨農法

有機農業取組年数:29年

有機農業の作付面積:152.9a

加入有機農業関連団体
川西自然農法グループ 
おきたま自然農業研究会

MOA自然農法文化事業団 
MOA自然農法山形県連合会

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

村岡謙二さん 有機JAS認定

村岡 謙二 さん(川西町)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・合鴨農法

有機農業取組年数:30年

有機農業の作付面積:243.5a

加入有機農業関連団体
たまちゃんクラブ 
おきたま自然農業研究会

全国合鴨水稲会

連絡先 置賜農業技術普及課
( 0238-57-3411 )

志藤正一さん 有機JAS認定

志藤 正一 さん(鶴岡市)

栽培品目

米

枝豆

えだまめ

有機農業技術の特徴
自然農業の考え方に従って作物を育てる
(土着微生物を活用した土つくり、ぼかし肥料つくり、作物の生理に従って肥培管理、生命力を充分発揮させる)

有機農業取組年数:28年

有機農業の作付面積:413.7a

加入有機農業関連団体
山形県有機農業者協議会 
鶴岡市有機農業推進協議会

農事組合法人庄内協同ファーム

連絡先 庄内農業技術普及課
( 0235-64-2103 )

小野寺喜作さん 有機JAS認定

小野寺 喜作 さん(鶴岡市)

栽培品目

米

枝豆

えだまめ

有機農業技術の特徴
・紙マルチ田植機利用
・ぼかし堆肥づくり
・中耕

有機農業取組年数:17年

有機農業の作付面積:510a

加入有機農業関連団体
山形県有機農業者協議会 
鶴岡市有機農業推進協議会

農事組合法人庄内協同ファーム

連絡先 庄内農業技術普及課
( 0235-64-2103 )

相馬一廣さん 有機JAS認定

相馬 一廣 さん(鶴岡市)

栽培品目

米

有機農業取組年数:40年

有機農業の作付面積:60a

加入有機農業関連団体
山形県有機農業者協議会 
日本有機農業研究会

有限会社月山パイロットファーム

連絡先 庄内農業技術普及課
( 0235-64-2103 )

小野寺裕さん 有機JAS認定

小野寺 裕 さん(鶴岡市)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・チェーン除草
・紙マルチでの除草
・畦畔シートでのでのイネミズゾウムシ食害対策

有機農業取組年数:9年

有機農業の作付面積:236a

加入有機農業関連団体
おのでらファーム 
鶴岡市有機農業推進協議会

連絡先 庄内農業技術普及課
( 0235-64-2103 )

石川正志さん 有機JAS認定

石川 正志 さん(酒田市)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・機械除草機による管理

有機農業取組年数:13年

有機農業の作付面積:581.5a

加入有機農業関連団体
酒田地区有機農業研究会

連絡先 酒田農業技術普及課
( 0234-22-6521 )

菅原孝明さん 有機JAS認定

菅原 孝明 さん(三川町)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・真鴨農法
・除草機(ブラシローラ・チェーン除草等)

有機農業取組年数:17年

有機農業の作付面積:230a

加入有機農業関連団体
三川地域有機農業推進協議会 
農事組合法人庄内協同ファーム

連絡先 庄内農業技術普及課
( 0235-64-2103 )

菅原誠さん 有機JAS認定

菅原 誠 さん(三川町)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・鴨
・除草機(ブラシローラ・チェーン除草)
・手取り除草

有機農業取組年数:18年

有機農業の作付面積:480a

加入有機農業関連団体
三川地域有機農業推進協議会 
三川町有機米栽培者協議会

連絡先 庄内農業技術普及課
( 0235-64-2103 )

今野裕之さん 有機JAS認定

今野 裕之 さん(庄内町)

栽培品目

米

有機農業技術の特徴
・合鴨農法
・除草機
(以前は紙マルチも行っていた)

有機農業取組年数:21年

有機農業の作付面積:255.1a

加入有機農業関連団体
農事組合法人庄内協同ファーム

連絡先 庄内農業技術普及課
( 0235-64-2103 )

「やまがた有機農業の匠」
認定制度について

1)目的
有機農業を実践する熟練農業者を「やまがた有機農業の匠」として認定し、地域の有機農業を先導する指導的な農業者として、これまで培ってきた知識、経験、技術を活かし、新たに有機農業に取り組む農業者に対してきめ細かな指導や助言を行うことで、安心して有機農業に取り組むことができるサポート体制を構築する。

2)役割
(1)有機農業の技術や経営等の指導、助言
(2)地域で開催する研修会等の講師
(3)新たに有機農業に取り組む農業者の研修の受入れ
(4)県が進める有機農業施策への協力 等

3)認定要件
(1)概ね10年以上有機農産物を生産し、販売実績を有する農業者
(2)有機JASの認定を受けている農業者
(3)地域の中核的な有機農業実践者であり、地域で取組みが認知され評価を得ている農業者
(4)新たに有機農業に取り組む農業者へ指導的役割を果たすことができる農業者

匠の声

石井 昭一 さん(新庄市) 
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これからは、有機農産物を食べる間口やハードルが下がるようにしていきたいと思っております。例えば、「亀の尾」という米も作っていますが、販売する際には親しみやすいパッケージやネーミングを心掛けています。漫画を作成し配布したりもしています。また、ネット等でのブランド名を自分の名字とかけて「おいしいファーム」と名付けたりもしています。
先日行われた「日本『酒』女子大学」というイベントで、山田錦と亀の尾を食べ比べする企画があったのですが、そこでも私の亀の尾を使用していただきました。まず日本酒のお米についての物語に関心をもってもらい、購入してみたら原料が「有機米」で、環境にも配慮した栽培であることを分かってもらえればいいと思っています。
年に一度、山形県有機農業者協議会で主催している「オーガニックフェスタ」も、消費者に親しみをもってもらう仕掛けとしてとても大事なものです。
今後ともいろんな角度から、皆様に有機農産物をアプローチしていければと思っております。

渡沢 賢一 さん(南陽市) 
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有機農業を始めたのは40年前ですが、時を経て「有機農業の推進に関する法律(平成18年制定)」により有機農業の推進が法律で位置付けられました。そして今般、「やまがた有機農業の匠」認定制度が創設されたのは感慨深いものがあります。
作る人・食べる人、双方のことを考え先輩達が有機農業を始めました。その地域で作ったものをその地域で食べて、健康に暮らすことが大切であり、子どもたちにもそのおいしさを知ってもらうため、学校給食の食材として有機農産物を使ってもらえればと思っています。有機農業は生産者、食べてくれる人、支えてくれる関係者の3者が協力してやっていかなくてはいけません。これからも先輩たちから受け継いできた技術や思いを伝承していきたいと思います。

志藤 正一 さん(鶴岡市) 
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「やまがた有機農業の匠」、この名前に恥じないように担い手を育てる環境つくりに尽力していきたいです。
山形県有機農業者協議会が結成されて10年になります。安心でおいしい農産物を作ること、そして仲間を増やす活動を続け、最終的にはすべての市町村に有機農業の推進協議会を作ることが目標です。しかしこれまで取り組んできて、結果的には思うように仲間が増えていかないのも現実です。
ヨーロッパの国々では農業全体の7~15%で有機農業が行われていますが、日本では0.5%です。日本における有機農業は特定の人が生産して、それを特定の人が食べていると思われがちな面があります。これを打開していくためには、広くいろいろな人たちに情報発信して理解を深めてもらう活動が必要です。例えば、学校給食に有機農産物を取り入れてもらうこともインパクトのある活動だと思います。
有機農産物は特別なものではなく、それを食べるのが当たり前になって、有機農業に取り組みやすい雰囲気が広く浸透していくよう力を入れていかなければならないと思います。