令和5年度山形県有機農業推進フォーラムの様子

令和5年度山形県有機農業推進フォーラムを開催しました!

3月15日(金)に、山形ビッグウイングにて「令和5年度山形県有機農業推進フォーラム」を開催しました! フォーラムでは、「先進農業者に学ぶ!有機農業における生産技術および販売・経営戦略」をテーマとして、神奈川県で有機農業を実践する千葉康伸様による講演や、「やまがた有機農業の匠」4名による取組事例の発表などを実施しました。Zoomを用いてオンラインでも同時に開催し、全国から約100名の方にご参加いただきました!

講師である株式会社農楽(のーら)代表取締役の千葉康伸様からは、「株式会社農楽における有機農業の取組みについて」と題して、ご自身が実践している有機農業の技術や研修生受け入れなどの取組みについてお話いただきました。参加された方からは、「個人として有機農業に取り組むだけでなく、研修生の受け入れなどの取組みによって、地域の活性化や新規就農者の増加につなげられるとわかった。」「有機農業という取組みがこのような輪を作り広がっていることがあると知ることができてよかった。」「テーマを分けてもっと深く話を聞いてみたい!」等の感想が寄せられました。
フォーラム後半では、「やまがた有機農業の匠」による取組事例の発表が行われ、県内4地域からそれぞれ森谷茂伸氏(村山地域)、石井昭一氏(最上地域)、小関恭弘氏(置賜地域)、今野裕之氏(庄内地域)に発表いただきました。

短い時間での発表だったこともあり、参加された方からもっとたくさん話を聞きたいとのご意見を多くいただきました。山形エコ農家でも、「やまがた有機農業の匠」の技術や考え方、経験を発信する機会を増やしてまいります!
当日ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。県では、今後も持続可能な農業を進めるための取組みを実施し、その様子を発信していきます!

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令和5年度山形県有機農業推進フォーラムの様子

やまがた持続可能な農業推進コンクール2023 表彰式を行いました!

3月15日(金)に山形ビッグウイングにて、「やまがた持続可能な農業推進コンクール2023」の表彰式を行いました!
この表彰式は、山形県における持続可能な農業の取組みをさらに推進するため、環境保全型農業に意欲的に取り組む農業者や、取組みの普及・拡大に貢献する団体等を表彰しています。平成18年度から実施しており、今年度までに延べ72の農業者団体と個人の方が受賞しています!(今回で18回目の開催です。)

<受賞者>
◯最優秀賞(山形県知事賞)
 農事組合法人 魁(尾花沢市)
◯優秀賞(山形県農業協同組合中央会会長賞)
 かほくイタリア野菜研究会 GAP部会(河北町)
◯優秀賞(エコエリアやまがた推進協議会会長賞)
 株式会社EDEN(米沢市)、株式会社加藤農園(酒田市)

<受賞者コメント(概要)>
◯農事組合法人 魁(代表:鈴木氏)
「担い手の減少など、地域農業の持続に危機感をもったことから活動を始めた。地域農業を次世代につなぐための取組みを今後も継続していく。」
◯かほくイタリア野菜研究会 GAP部会(代表:牧野氏)
「作業者や農産物の安全性の確保のため、GAPの取組みを続けるとともに、会の内外にGAPの考え方を広めていく。」
◯株式会社EDEN(代表:我妻氏)
「GAPの考えを取り入れて作業を改善していくうちに、組織全体に取組みが浸透し、作業効率の向上や安全の確保につながった実感がある。」
◯株式会社加藤農園(代表:加藤氏)
「生産の工程や管理の記録を通じた、食品の安全性を確保し、消費者に信頼される農産物生産に今後も取り組んでいきたい。」

受賞者の皆様、改めておめでとうございます!
※受賞者の取組内容は、本サイト「山形エコ農家ウェブサイト」の特設ページでも後日ご紹介します。

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オーガニックファーマーズマルシェの様子

山形市内で「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!

10月28日・29日の2日間、山形市にある「食品館256」で今年度2回目となる「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催し、これまでで最多の計8団体が出店しました!有機栽培の新米や野菜、化学肥料や化学農薬を使わずに栽培した農産物や加工品など、バラエティ豊かな商品が店頭に並びました。

マルシェでは生産者自らが商品の特徴や食べ方、また栽培・加工の工夫やこだわり等を説明し、試食を交えて消費者と交流しながら販売を行いました。たくさんの方に足を止めていただき、生産者の話に消費者の皆様が興味を持って熱心に耳を傾けていた様子が印象的でした(^^)
実際に話を聞いた方からは「有機栽培にそこまで手間がかかるとは知らなかった」、「有機栽培の農産物をどこで買えるか知りたい」等の声が多く聞かれ、生産者がこだわり抜いた数々の商品を多くの方に知っていただく機会に繋がったと思います!

会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!今後も有機農業者の皆さんと連携し、山形県の環境にやさしい農業を知っていただく活動を進めてまいります^^)/

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視察バスツアー エコエリア農楽隊の様子

エコエリア農楽隊(のうがくたい)を開催しました!

10月1日、環境にやさしい農業に取り組む農業者等を視察するバスツアー「エコエリア農楽隊(のうがくたい)」を開催しました!
当日は、県内在住の消費者20名が参加し、最上地域の生産者の生の声を聴きながら、環境保全型農業について見て・食べて・学びました!

訪問先(内容)
①リンゴリらっぱ
(りんごの有機栽培とジュース・シードル加工の取組み)
②おいしいファーム・笑和マダム.K
(水稲、大豆等の有機栽培と農産物加工の取組み)
③舟形マッシュルーム
(マッシュルーム栽培と未利用資源活用の取組み)

生産者から、環境保全型農業に取り組む中での苦労や工夫、やりがいなどについて熱く語っていただき、普段なかなか目にすることのない有機栽培のりんごやシードル、様々な農産物の加工品や大豆のほ場、マッシュルームの栽培施設などを視察させていただきました。
昼食は、最上地域を含む県内の食材を使用したランチをご用意いただきました。食材の長所が活かされたお料理でとっても美味しかったです(^○^)!!
参加された皆さんからは、「シードルの深い味わいに驚いた」「現場を実際に視察してみて新しい発見があった」「初めてマッシュルームを生で食べて、マッシュルームが大好きになった」「バスツアーはとてもいい企画でリピーターも増えていると思う。また開催してほしい」「次回もぜひ参加したい!」などの声が聞かれました。
今後も生産者と消費者が交流できるイベント等を通して、環境にやさしい農業に触れ、身近に感じていただく機会を作っていきたいと思います!

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県農業総合研究センター有機野菜試験情報vol.8~10

県農業総合研究センター有機野菜試験情報vol.5~7

県農業総合研究センターでの有機野菜の試験情報をお伝えします!

~ショウガ~
初めの取材から約3カ月が経過し、大きく生長したショウガが確認できました!!
定植直後のショウガは直射日光に弱いため、こちらの圃場では定植直後から遮光ネットでトンネル栽培を行っていました。
苗の葉焼けやショウガの重要害虫である「アワノメイガ」の侵入が防止されたことにより、健康で大きなショウガに育ったようです。
有機肥料との相性がいいショウガの有機栽培が、今後広まっていくことを期待しています(^^)

~秋野菜(はくさい)の有機栽培~
現在、この圃場でははくさいの有機栽培が行われています。
元気に育っているはくさいは、8月末に定植したものだそうです。黒マルチを早めに張ることで有機質肥料が分解され、定植後すぐに吸収されるため短期間でもはくさいは大きく健康に生長していました!!
苗は、【県農業総合研究センター有機野菜試験情報 vol.5】の有機栽培による露地育苗の展示で育てた苗を使用しています。育苗から有機栽培で育ったはくさいは今が見ごろです! ぜひ圃場の視察に足を運んでみてください!

~アスパラガス~
取材に行くたびに、元気に育ったアスパラガスが確認できます!!
株同士の間隔を空けて風通しを良くするなどの工夫によって、茎が太く、株全体が健康に保たれていました!
アスパラガスは生育期間が長く、有機栽培の取組はチャレンジングです。アスパラガスの今後の生長を見守りつつ、その様子を今後もお伝えしていきます!

この圃場では有機栽培に取り組みたい方(栽培志向者)、現在、有機栽培に取り組んでいる方を対象に、視察の受け入れを行っています。ご希望の方は山形県農業総合研究センター有機野菜担当まで(TEL:023-647-3520)ご連絡ください。

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よねざわオーガニック&ナチュラルフードフェア

9月19日(火)、米沢市で「よねざわオーガニック&ナチュラルフードフェア」が開催されました!

会場となった米沢市役所はイベント開催直後からたくさんの人で賑わい、午前中のうちに売り切れ商品が出るほど盛り上がりました(^^)
イベント中は、商品を買いに来られた方々に、有機野菜の美味しい食べ方や栽培のこだわりなどを生産者が直接伝えている場面が印象的でした。こうした取組みを通じて、有機農業や環境にやさしい農業への理解が消費者に広まっていくことを願っています!
今後も、山形エコ農家ではこのような取組みを積極的に発信していきます!!

【開催日時】9月19日(火)10:00~15:00
【開催場所】米沢市役所1F 市民ホール
【出店内容】有機農産物をはじめとする環境にやさしい農法で栽培された農産物
【出店者】米沢市、川西町、米沢市の有機農業実践者等
【出店予定の商品】有機米、農薬・化学肥料不使用そば、ハーブティー等

イベントに関してご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
お問い合わせ:米沢有機農業産地づくり推進協議会協議会事務局(米沢市産業部農政課)
電話番号:0238-22-5111

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オーガニックファーマーズマルシェの様子

「オーガニックファーマーズマルシェ」開催レポート!

8月26日・27日の2日間、山形市内の食品館256で「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!
マルシェには4団体が出店し、有機栽培のだだちゃ豆や野菜、化学肥料や化学農薬を使わずに栽培した農産物や加工品などが店頭に並び、生産者自らが販売しました。

★Café La Terre (カフェラテール)
そば粉で作ったガレット、デザートスープ、コーヒー・ジュース、そば粉とオーツミルクのプリンなどが販売されました。オシャレな外装のキッチンカーは連日大盛況で、売り切れが続出していました!! 普段は天童市の「木の下商店」店舗前などで出店しているので、気になる方はぜひ足を運んでみてください!

★農事組合法人庄内協同ファーム
だだちゃ豆、麦茶の"むぎちゃん"、せんべいの"ぱりひめ""玄煎"が販売されました。麦茶の試飲が大人気で、訪れた方々は"むぎちゃん"の甘さや香りを楽しんでいました。例年好評のだだちゃ豆は今回も大人気で、今が旬のだだちゃ豆を目当てに来てくださった方もたくさんいらっしゃいました!

★山形ノーカーズ
十割乾麺そば、うどん、醤油、薄皮丸なす、かぼちゃ、玉ねぎ、アスパラガス、一味とうがらし等が販売されました。農作業で鍛えられた屈強な若手農業者ら7名のメンバーがそれぞれ生産したバラエティ豊かな商品を販売。栽培のこだわりや野菜の食べ頃の見分け方などを説明しながら販売していました。

★笑和マダム.K
有機栽培の野菜や雑穀ミックス、糀加工品、ラズベリーのハーブティーやジャム等が販売されました。マダム達の優しい人柄と軽快なおしゃべりで、食べ方や商品についてお客さまと会話が盛り上がっていました!商品からブースの装飾までとてもオシャレで、たくさんの方が絶えずブースに足を運んでいました(^^)

当日会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!今回のマルシェをきっかけに、環境に優しい農業を身近に感じていただければ幸いです。
次回は、10月下旬の開催を予定しています。ぜひお越しください!

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オーガニックファーマーズマルシェの様子

8月26・27日「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催します!

山形県の環境に優しい農業をたくさんの方に知っていただけるように「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催します!
「有機栽培のだだちゃ豆や野菜」や「化学肥料や化学農薬を使わずに栽培した農産物や加工品」を販売します(^^)
今だけの特別な品揃えです。ぜひこの機会にお買い求めください!!

【開催日】令和5年8月26日(土)・27日(日)
【時 間】午前10時から午後4時(売り切れ次第終了)
【場 所】食品館256店舗前(山形市十日町2-5-6)

【出店者・販売品目】

○庄内協同ファーム(鶴岡市)
※8月26日・27日出店
有機栽培えだ豆、麦茶、玄米パックご飯、せんべい(有機栽培玄米、特別栽培つや姫使用) 等

○山形ノーカーズ(米沢市)
※8月26日・27日出店
乾麺そば、乾麺中華そば、そば茶、一味とうがらし、アスパラガス、かぼちゃ 等

○Café La Terre(天童市)
※ 8月26日・27日出店
そば粉で作る野菜ガレット、野菜スープ、デザートスープ、コーヒー、ジュース、そば粉とオーツミルクのプリン 等

○笑和マダム.K(新庄市)
※8月26日のみ出店
有機野菜、乾燥野菜、ラズベリー・ハーブ加工品、雑穀、味噌、豆類、糀加工品 等

※当日販売する商品は変更となる場合があります。ご了承ください。
※掲載の画像は昨年2022年10月に開催された同マルシェのものです。

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県農業総合研究センター有機野菜試験情報vol.5~7

県農業総合研究センター有機野菜試験情報vol.5~7

県農業総合研究センターでの有機野菜の試験情報をお伝えします!

~秋野菜の苗づくり~
農業総合研究センターの圃場では、有機栽培による秋野菜の露地育苗も展示しています。
赤色の防虫ネットで苗を覆うことで、露地での育苗で心配される害虫による被害を防止する狙いがあります。
また、豪雨や泥はねから苗を守る役割も期待できます!
他にも、苗を地面から浮かせて苗周りの風通しを良くすることで、地表近くが熱くなる季節でも蒸れや高温による被害を防ぐ狙いもあります。

~ミニトマト~
現在、農業総合研究センターの圃場では、有機栽培のミニトマトがたくさんの実をつけています!!
畝間に植えられた緑肥の他にも、仕立て方や追肥方法など様々な工夫が施されています。病気や害虫の被害をほとんど受けず、元気に育っている様子が確認できます(^^)
ミニトマトは今月いっぱいが見ごろです!ぜひぜひ圃場の視察に足を運んでみてください!

~アスパラガス~
6月に取材で訪れた際と比べて大きく成長しています。現段階では、株同士の間隔を空けて風通しを良くするなどの工夫によって、有機栽培の課題となる病害を予防しています。
アスパラガスは生育期間が長く、有機栽培の取組はとてもチャレンジングです。
この圃場のアスパラガスの、今後の生長から目が離せません (^^)

この圃場では有機栽培に取り組みたい方(栽培志向者)、現在、有機栽培に取り組んでいる方を対象に、視察の受け入れを行っています。ご希望の方は山形県農業総合研究センター有機野菜担当まで(TEL:023-647-3520)ご連絡ください。

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パルシステム連合会主催 有機米サミット2023

パルシステム連合会主催「有機米サミット2023」が開催されました!

6月29日・30日の2日間、庄内地域を会場として、パルシステム生活協同組合連合会主催の「有機米サミット2023」が開催され、県の内外から関わりのある有機栽培米の生産・流通・消費者約100人が参加しました。
29日の会議では受け入れ産地となった農事組合法人庄内協同ファームの産地プレゼンに加えて、各産地の作柄、流通・消費の実績、また温室効果ガス削減の取組などについて報告が行われました。
また、30日は庄内協同ファームの圃場や加工施設を参加者が視察しました。雨の降る中ではありましたが、圃場では乗用除草機やアイガモロボットによる雑草対策について、活発な意見交換が行われました!
今回の交流をきっかけとして、今後さらに有機栽培米の生産や消費に向けた取組が広がっていくことを願っています!

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鶴岡市の田んぼの生き物調査

鶴岡市で田んぼの生き物調査が実施されました!

鶴岡市藤島地域の小学校(東栄、渡前、藤島)で、5年生の児童が生き物調査を行いました!
6月22日に行われた藤島小学校での生き物調査では、やまがた有機農業の匠「小野寺喜作さん」を講師に招き、同校の実習田を中心に調査を実施しました。
田んぼの土をとり、ポケット図鑑と見比べながらじっくり観察を行うと、イトミミズやドブシジミなど小さな生き物を見つけることができました。また、田んぼに入って水中を観察し、オタマジャクシやヤゴ、ドジョウなどたくさんの種類の生き物を捕まえました。
小野寺さんは、「田んぼはお米だけじゃなくて、たくさんの生き物も育んでいるんだよ」と児童にお話ししました。
参加した児童たちは捕まえた生き物を田んぼに戻すのが名残惜しい様子でしたが、感想を聞くと「楽しかった!」との元気な声があがりました。調査を楽しみながら、環境にやさしい農業について勉強することができたようです!!

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有機栽培技術実証圃場等の巡回・検討会

鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証圃場等の巡回・検討会」が開催されました!

6月14日、有機農業者や鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」の学生、新規就農者等、約30名が集まり、有機栽培技術実証圃場等の巡回・検討会が開催されました!協議会の会長は、「やまがた有機農業の匠」の小野寺喜作さんです。
当日は、優良な有機栽培の取組みを実践している協議会会員の圃場4か所を巡回しました。それぞれの圃場で参加者による意見交換が行われ、ベテラン有機農業者からそれぞれの除草方法の違いやポイント等のアドバイスがありました。

◯鶴岡市三瀬の気候・土壌に合わせた有機ニンニク栽培の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証圃場等巡回」の1か所目は、加藤 重弥さんのニンニク圃場です。
加藤さんの圃場では、13aの園地で3万株以上のニンニクを栽培しています。雑草対策と土の保湿のために高畝マルチを設置する、さび病予防のために有機JASで使用を認められた農薬を散布するなどさまざまな対策を講じています!
加藤さんは、ニンニクの名産地である青森県田子町のベテラン生産者と連絡を取り合ううちに、気候や土壌など田子町と三瀬地区の違いが徐々にわかってきたそうです。
土づくりの方法や収穫時期を工夫しながら、三瀬地区に合った栽培方法のモデルを作り、かつそれを後世に残していきたいと加藤さんは語ってくださいました!

◯マガモ放飼による雑草抑制の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証圃場等巡回」の2か所目は、井上克浩さんの圃場です。
こちらの圃場では、マガモ放飼による防除を行っています。カモが雑草の種子や害虫を食べるほか、カモが泳ぎ土と水を攪拌することで、土への日光が遮られ、雑草の発生抑制に繋がるとのことです!可愛いカモ達が頑張って働いていました!

◯アイガモロボットによる雑草抑制の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証圃場等巡回」の3カ所目は、(株)井上農場です。藤島地域の農業者による団体「藤島農産物元気食楽部」の実証展示圃場である井上貴利さんの圃場では、アイガモロボットによる雑草抑制に取り組んでいます。
アイガモロボットは田んぼの中を自動で動き回り、スクリューで土を巻き上げて水を濁らせます。これにより光を遮り、雑草の発生や生育を抑制します。マガモの放飼と比べてエサ代などの管理のコストが低く、外敵に襲われないというメリットがあります。
バッテリー性能や形状、GPSの機能などが年々改善されており、アイガモロボットの出荷台数は全国的に増えてきているそうです!さらに普及していくことが期待できます!

◯有機農業オープンフィールド有機枝豆栽培の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証圃場等巡回」の最後は、「やまがた有機農業の匠」志藤正一さんの枝豆圃場です。こちらの圃場は、「有機農業オープンフィールド」として設置されています。(県では有機農業の取組拡大のため、農家さんにご協力いただき県内5か所に「有機農業オープンフィールド」を設置しています。)
庄内地域のオープンフィールドである志藤さんの圃場では、24年にわたり有機栽培が行われています。耕運機の爪やぼかし肥料(米ぬか、菜種油かす、グアノ等を混合)は自作し、圃場に合ったものを使用しているとのことで、志藤さんの農作業に対するこだわりを感じます!有機栽培を行うコツとして、志藤さんからは、「有機農業は特に栽培技術の積み上げが必要。覚悟を持って取り組む必要がある」とお話を頂きました!

鶴岡市有機農業推進協議会では、有機農業の取組みを広める様々な事業を実施しておりますので、関心のある方は鶴岡市有機農業推進協議会事務局(TEL:0235-64-5803)までお問い合わせください。

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株式会社 庄和農園がやまがたGAP第三者認証を新規で取得しました

「株式会社 庄和農園」が"やまがたGAP第三者認証"を新規で取得しました!!

寒河江市の庄和農園が"やまがたGAP第三者認証"を新規で取得しました!!
庄和農園では、今年本格的にデビューした県産さくらんぼ「やまがた紅王」を250本以上栽培しており、栽培面積は山形県内の生産者でトップクラスです。
深い色味とつやが美しい庄和農園のさくらんぼは、その栽培過程にもさまざまな工夫が施されています。
そのうちの1つが、"GAP"の取組みです。
"GAP"とは、生産者が環境にやさしく、かつ安全安心な農作物をつくるための取組みです。さらに山形県では、国際水準GAPの取得に向けたステップアップとして、"やまがたGAP第三者認証"制度を実施しています。この認証を取得することは、消費者に対する取組みの証明にもなります!
庄和農園の那須さんは、「今後はやまがた紅王の輸出を想定し、国際水準GAPの認証取得を目指したい」と前向きな想いを語ってくださいました!
庄和農園さんのさくらんぼが全国の消費者に届くこと、またGAPの取組みが更に広がっていくことを願っています。

※GAPについての詳しい説明は、山形県HP「GAPの取組みについて」をご覧ください。

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県農業総合研究センター有機野菜試験情報 ボリューム1~4

県農業総合研究センター有機野菜試験情報vol.1~4

県農業総合研究センターでは、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない有機農業に関する様々な研究を行っています!山形エコ農家では、センターでの有機農業研究の取組を定期的に紹介していきます!!
化学肥料・化学農薬が使えない分、手間のかかる有機農業。様々な工夫を施し、こだわりを持って生産されている有機野菜の生産過程を知っていただくことで、消費者の皆様には購入のきっかけに、生産者の皆さまには栽培方法の参考にしていただければ嬉しく思います!

~緑肥で雑草抑制&土壌改善~
サトイモの畝間に、大麦やえん麦が緑肥としてびっしり植えられています。雑草抑制だけでなく、緑肥が深く根を張ることで土壌の改良や保水性の向上で豪雨や暑さに強い野菜栽培が期待できそうです。
圃場の周りには、「天敵温存植物」としてそばが植えられています。害虫の天敵を増やし、圃場への害虫の侵入を減らすねらいがあるそうです。有機栽培の大きな課題である害虫の被害に、自然と調和した天敵が活躍することを期待します!!

~ショウガ~
ショウガは、定植直後は直射日光に弱いため、定植直後から遮光ネットでトンネル栽培しています。この理由は、葉焼けを防止することとショウガの重要害虫「アワノメイガ」の侵入を物理的に防止すること。こちらの畝間にも緑肥が隙間なく植えられており、保水効果が期待できます!!

~アスパラガス~
有機野菜試験研究圃場では、今年度からアスパラガスの試験を開始しています! 生育期間が長いアスパラガスは病害虫のリスクも高く、有機栽培の体系をつくる研究はチャレンジングです!今後、どのように育っていくのかとても楽しみです!山形エコ農家でも、その経過を追っていきたいと思います(^^)

県農業総合研究センターの有機野菜圃場は,有機栽培に取り組みたい方(栽培志向者)、現在、有機栽培に取り組んでいる方を対象に、視察の受け入れを行っています。
ご希望の方は山形県農業総合研究センター有機野菜担当まで(TEL:023-647-3520)ご連絡ください。

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エコエリア地域推進会議を開催しました!

エコエリア地域推進会議を開催しました!

5月12日、web会議(zoom)でエコエリア地域推進会議を開催しました。
昨年度までは県内4ブロックそれぞれ対面形式で開催しておりましたが、今年度から新たな取組みとして、前県の担当者が参加するオンライン形式で開催しました。
会議では、県一体となって環境に優しい農業を推進することを目的に、「やまがた・人と環境に優しい持続可能な農業推進計画」の基本方針や「農業生産における環境保全・持続性確保の取組み」について、市町村及び農協担当者と情報共有し、意見交換を行いました。
当日はチャット機能により質問をいただくなど、オンライン形式でも活発な意見交換が行われました。
関係機関と連携して農業者の取組みを後押しするための体制を整備し、本県の「人と環境に優しい持続可能な農業」のさらなる展開に向けた取組みを進めてまいります!

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令和5年度南陽市有機農業推進協議会総会が開催されました!

令和5年度南陽市有機農業推進協議会総会が開催されました!

4月27日、南陽市有機農業推進協議会の令和5年度総会が開催されました。
会員が集まり、対面方式での総会は3年ぶりとのことです!
総会では当課の担当者から環境保全型農業直接支払交付金の事業説明を行いました。
南陽市では、この事業をこれまでも活用してきましたが、改めて事業内容を説明すると「品目により低減割合の特例があることを知らなかった」「注目していなかったが、活用できそうな取り組みメニューがある」などの意見がありました。
今回の説明会をきっかけに環境保全型農業の取り組みがより一層広がれば、幸いです!

※環境保全型農業直接支払交付金は市町村により予算状況が異なります。新たに取組みを検討する場合は農地が所在する市町村にご確認ください。

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令和4年度山形県有機農業推進フォーラムを開催しました!

令和4年度山形県有機農業推進フォーラムを開催しました!

3月16日(木)に山形ビッグウイングにて、「令和4年度山形県有機農業推進フォーラム」を開催しました!
フォーラムでは、「環境にやさしい農業によるまちづくり」をテーマとして講演やトークセッションを実施し、会場とオンラインで、全国から100名程度の方に御参加いただきました!
千葉商科大学人間社会学部の小口広太准教授からは、「有機農業と持続可能なまちづくり」と題して、有機農業の社会的意義や可能性についてお話いただきました。参加された方からは、「慣行農業との垣根をなくして、有機農業が社会の一部として組み込まれていくための様々な指針やヒントを示していただいたように感じ、全国の優良事例も含め大変勉強になった」「有機農業はあくまで手段や過程であり、それを推進することでどのような社会を実現したいのか、ということを改めて考える必要があると感じた」等の感想が寄せられました。
その他、「県内の有機農業の取組」をテーマとして、国の有機農業産地づくり推進事業に参画している農業者・実需者をパネリストに招いたトークセッションや、「環境と調和のとれた食料システムの確立に向けて」と題した、東北農政局 佐々木春幸地方参事官(山形県担当)の講演を行いました。

県では、更に、「人と環境に優しい持続可能な農業」を進めるための取組みを引き続き実施してまいります!

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やまがた・人と環境にやさしい持続可能な農業推進コンクール2022表彰式を行いました!

やまがた・人と環境にやさしい持続可能な農業推進コンクール2022表彰式を行いました!

3月16日(木)に山形ビッグウイングにて、「やまがた・人と環境にやさしい持続可能な農業推進コンクール」の表彰式を行いました!
この表彰式は、"人と環境にやさしい農業"である「環境保全型農業」の取組みをさらに推進するため、意欲的に環境保全型農業に取り組む農業者や、取組みの普及・拡大に貢献する団体等に対して、表彰を行うものです。平成18年度から実施しており、今年度までに、延べ68の農業者団体と個人の方が受賞しています!(今回で17回目の開催です。)

<受賞者>
◯最優秀賞(山形県知事賞):農事組合法人対馬ミニライスセンター米左衛門(三川町)
◯優秀賞(山形県農業協同組合中央会会長賞):歌丸の里生産組合(長井市)
◯優良賞(エコエリアやまがた推進協議会会長賞):株式会社日々(真室川町)、JAみちのく村山すいか生産部会すいかGAP研究会(尾花沢市)

<受賞者コメント(概要)>
◯農事組合法人対馬ミニライスセンター米左衛門
「大きな施設でできないことを、消費者ニーズに合わせてやってきた。今後も頑張っていきたい。」
◯歌丸の里生産組合
「関係機関と協力しながら、徐々に規模を拡大してきた。今後も食味を意識しながら環境保全型農業に取り組んでいきたい。」
◯株式会社日々
「有機栽培を前提に販売方法などを工夫しながら農業をやってきた。今後も取組を拡大していきたい。」
◯JAみちのく村山すいか生産部会すいかGAP研究会
「整理整頓を意識するところからGAPを始め、働きやすさにつながっている。地域内外に取組を広げていきたい。」

受賞者の皆様、誠におめでとうございました!

※ 受賞者の取組内容は、後日、「山形eco農家」やまがた・人と環境にやさしい持続可能な農業推進コンクールの特設ページで紹介します。

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鶴岡市で有機米給食が行われました!

鶴岡市で有機米給食が行われました!

鶴岡市有機農業推進協議会では、年に2回、鶴岡市内の全小中学校37校の給食に、有機米の提供を行っています。

今年度は、12月16日~23日と1月13日~20日に1回ずつ、給食に有機米が提供されました。
この日のごはんは、すべて鶴岡市産の「有機つや姫」です。やまがた有機農業の匠の"志藤正一さん"、"小野寺喜作さん"をはじめ、市内の会員農家9名によって生産されたものです。
新型コロナ感染症対策のため、残念ながら生産者の学校訪問は見送られましたが、多くの方のご協力をいただき、有機つや姫のごはんが児童の皆さんに提供されました!
鶴岡市は、有機米の生産者が多いところでもあります。
児童の皆さんが、鶴岡の有機米を楽しみながら、身近な地域で有機栽培が行われていることや、全国で注目されている環境保全型農業のことを知るチャンスになればと願っています。

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参加者募集中!有機農業推進フォーラムを開催!

参加者募集中!有機農業推進フォーラムを開催!

令和4年度山形県有機農業推進フォーラム開催の御案内です!
本県の有機農業に対する消費者理解と評価獲得、及び消費拡大を図るため、本県有機農業の推進に必要な情報共有や意見交換を目的としたフォーラムを開催します。Zoomによるオンライン参加も可能ですので、御興味のある方はぜひお申込みください!

【申込方法】
山形県電子申請サービスからお申込みください。
また、申込にあたってはfacebookページに掲載のチラシをご覧ください。

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環境に配慮した農産物を活用した試作試食会が実施されました!

環境に配慮した農産物を活用した試作試食会が実施されました!

かわにしオーガニックビレッジ推進協議会主催の「環境に配慮した農産物を活用した試作試食会」が1月11日に川西町「浴浴センターまどか」で開催されました。
これは、有機農産物の生産拡大と流通体制の構築を図るとともに、慣行栽培から有機栽培に転換する時の出口づくりや、規格外の枝豆の新たな販路拡大を進めるために企画されたものです。この協議会では、国の有機農業産地づくり推進緊急対策事業を活用し、有機農業拡大に対する課題として挙げられている「労力不足」や「栽培技術取得の難しさ」の克服を図るべく様々な事業を実施しています!
試食会では、化学肥料や化学農薬の使用を極力控えた枝豆や、その枝豆を練りこんだパスタ(有限会社玉谷製麺所が加工・製造)を使用した料理が、川西町内の料理人等に振舞われ、意見交換が行われました。提供された料理は、豆の食感や風味等、長所を生かすための様々な工夫が施された見事な一品でしたが、より美味しいものとするため、参加された料理人等からは、いろんな意見や提案が出されました。
今後、今回の試食会の内容を踏まえ、改良を重ねた上で、広くお披露目・販売が予定されています!多くの方に有機農産物を味わっていただき、美味しさを知っていただく機会に繋がることでしょう^^)♪

かわにしオーガニックビレッジ推進協議会の活動に御興味がある方は、川西町産業振興課(0238‐42‐6641)までお問合せください。

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オーガニックファーマーズマルシェ

鶴岡市内の小学校で「有機栽培出前授業」が実施されました!

鶴岡市有機農業推進協議会主催の「有機栽培出前授業」が、鶴岡市内の小学校3校(藤島、渡前、東栄)で実施されました!この出前授業は、「やまがた有機農業の匠」の志藤正一さん、小野寺喜作さんら農家と協議会事務局が各小学校を訪問し、有機栽培米の炊飯実習と品種ごとの食べ比べをするという授業です。今回、11月17日に実施された藤島小学校の状況をお伝えします!

この日は、講師として、「やまがた有機農業の匠」の小野寺喜作さんと、鶴岡市有機農業推進協議会会員の坂善彦さんが小学校を訪れ、始めに、有機農業の取組みや大切なこと、注意点等をわかりやすく、そして面白くお話しいただきました。
その後、有機栽培米を鍋で炊飯。児童の皆さんは、炊飯時の香りに「いいにおい!」等の歓声を上げながら、品種による香りの違いやお米の変化を感じていました。使用した有機栽培米は、鶴岡市内の農家の皆さんが丹精込めて栽培した6品種(つや姫、ひとめぼれ、ササニシキ、コシヒカリ、ミルキークイーン、はえぬき)の新米です!
食べ比べでは、名称を伏せた形で「品種当てクイズ」を実施し、味や香り、食感の違いを感じながらお米の品種を推察し、楽しみながら美味しい有機栽培の新米を味わうことができたようです♪
児童の皆さんからは、「もっと食べたい!」「おかわり!」等の声がたくさん聞こえてきました!!
鶴岡市有機農業推進協議会からは、12月と来年1月に1回ずつ、学校給食で有機栽培のつや姫が提供されるとのお話があり、とても待ち遠しい様子でした^^)/

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オーガニックファーマーズマルシェ

山形市内で「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!

10月22日・23日・29日・30日の4日間、山形市にある「食品館256」で今年度2回目となる「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催し、計11団体が出店しました!有機栽培の新米や野菜、化学肥料や化学農薬を使わずに栽培した農産物や加工品など、バラエティ豊かな商品が店頭に並びました。

生産者自らが、商品の特徴や食べ方等を説明し、試食等を交え消費者と交流しながら販売を行いました。たくさんの方に足を止めていただき、消費者の皆様は興味津々の様子で耳を傾け、実際に試食された方からは「美味しい」「もっと食べたい」などの声が聞かれ、生産者がこだわり抜いた数々の商品を多くの方に知っていただく機会に繋がったと思います!
会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!今後も有機農業者の皆さんと連携し、山形県の環境にやさしい農業を知っていただく活動を進めてまいります^^)/

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庄内柿収穫の援農事業

庄内地域の環境保全型農業モデル実証圃で「庄内柿収穫の援農事業」が 実施されました!

10月27日・28日、11月3日・4日の4日間、生活クラブ連合会「夢都里路(ゆとりろ)くらぶ」による庄内柿収穫の援農事業が行われました。「夢都里路くらぶ」とは、生活クラブ生協が取り扱う食品を生産する提携産地と、組合員等の消費者をつなげ、農業体験や援農を行うプロジェクトです。今回、関東や関西のいわゆる都会に住む、消費者が参加し、10月27日は9名の方が作業を行いました!

庄内柿の収穫を行った遊佐町の上蕨岡・杉沢地域にある「遊佐町庄内柿特別栽培研究会」のほ場は、環境に優しい農業に取り組む優良事例として、県が選定する環境保全型農業モデル実証圃に選ばれています。
「遊佐町庄内柿特別栽培研究会」では、土づくりにこだわった柿の特別栽培をベースとし、こだわりのアルコール脱渋(ブランデーを使用)、やまがたGAPの取組み(現地審査を終了し、12月に認証見込み)による安全安心な農産物生産、干し柿づくりなど、地域雇用を活用しながら品質の高い柿づくりに取り組まれています。
参加者は、過去に複数回作業経験のある、リピーターの方が多く、皆さん慣れた手つきで次々と柿の収穫をされていました。神戸市から参加された消費者の方は、頑張っている生産者を応援したいという思いから今回参加されたとのこと。東北にはなかなか来る機会がないため、旅行や秋の味覚を楽しめるのが嬉しいと話されておりました。
「遊佐町庄内柿特別栽培研究会」の代表の松本さんは、皆さんが手伝いに来てくれてとても助かっている、4日間の援農事業で、今回作業したほ場の柿の収穫はほとんど終えることができると話されておりました。
援農事業のほか、地域の方を雇用し働き場を確保することで、生きがいづくりにもつながっているそう。様々なつながりを作り出し、助け合いながら持続可能な農業を実践されている現場でした^^)/

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若手アスパラガス生産者勉強会

若手アスパラガス生産者が土づくりを学びました!(最上地域エコエリア モデル地区事業)

10月18日(火)、最上総合支庁主催の「アスパラガス栽培における『健康な土づくり』」と題した研修会が開催され、最上地域の若手アスパラガス生産者等約50名が参加しました!「もがみアスパラガス生産協議会」は、環境に優しい農業に取り組む優良事例として、県が選定するエコエリアモデル地区に選ばれています。

研修会では、講師の東京農業大学名誉教授であり、「全国土の会」会長の後藤逸男先生から、土の健康を人の健康に例え、リン酸はコレステロール、塩類濃度は血圧、pHは体温に相当し、土も毎年検診が必要なことや、診断結果に応じた施肥が必要であることなどが紹介されました。また、最上地域のアスパラガス栽培圃場の特徴等について解析いただき、代表的な圃場の診断結果に応じた施肥方法等について御指導いただきました。
生産者からは、
・リン酸が思っていた以上に蓄積しており、今後は施用を控えたい。
・堆肥の種類によって含まれている肥料成分量が異なることがわかった。今後は堆肥の種類に応じて施用量を調節したい。
・これまでも石灰資材を施用していたが、今後は資材の種類に応じて使い分ける。
・今後は窒素単肥での施肥を検討したい。
等の意見が聞かれ、今回の研修を今後の施肥管理に活用しようとする姿勢が見られました。
今後はSDGsの観点から、さらに持続可能な農業生産が重要となってくるため、このような取組みを広げていきたいと思います!

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置賜地域のエコエリアモデル地区で「親子食農体験バスツアー」が開催されまし た!

10月8日(土)、置賜総合支庁主催の食農体験推進事業「さといもほって、芋煮をつくろう!」が開催されました。
親子で一緒にさといもを収穫し、「芋煮」を作る体験事業で、当日は置賜地域在住の親子7組14名が参加しました。

収穫を体験した南陽市の漆山地域は、山形おきたま産直センターを中心とした環境に優しい農業に取り組む優良事例として、県が選定するエコエリアモデル地区に選ばれています。
収穫体験を指導してくれたのは、山形おきたま産直センターの小口さん夫妻と事務局の小嶋さん。初めに、小口さんからさといもの特徴や有機栽培のお話を聞いた後、バスで収穫体験ほ場に移動しました。
子ども達は、ほ場のさといもの葉が自分の背丈以上大きいことに、ビックリ!していました。親子で協力して一生懸命いも掘りをし、全家族とも大収穫!「いっぱいとれた!」等の歓声がたくさん聞こえてきました^^)♪(両手に袋いっぱいのさといも(2kgほど)がお土産となりました。)
さといもの収穫体験後に、調理の指導してくれたのはNPO法人食育ママ理事長の加藤弥栄子さん。また、アシスタントとして、米沢栄養大学2年の鈴木瑠奈さんがお手伝いしてくれました。
スプーンを使ってさといもの皮を剥いたり、手の上で豆腐を切ったりと子ども達はたくさんのチャレンジをしながら、芋煮作りを行いました。初めて包丁を使うという子が多い中、みんな上手に料理をしていましたよ!
芋煮のほか、新米のおにぎりを握り、料理ができあがった後は、みんなで「いただきます!」。口いっぱいに頬張り、みんなとても美味しそうに食べていました。収穫から調理まで全部自分で体験して完成した芋煮は格別に美味しかったことでしょう(๑´ڡ`๑)

「親子で収穫し、親子で作って、親子で食べる」。食育はもちろんですが、環境に優しい農業を身近に感じてもらう機会になったのではないでしょうか。参加者の皆様、講師の先生方、事務局の皆様、大変お疲れ様でした!

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エコエリア農楽隊を開催しました!

9月23日、環境にやさしい農業に取り組む農業者等を視察するバスツアー「エコエリア農楽隊(のうがくたい)」を開催しました!
 当日は、県内在住の消費者19名が参加し、村山地域の生産者の生の声を聴きながら、環境保全型農業について見て・食べて・学びました^^)♪

訪問先(内容)
①有限会社ファーム・イン・ビレッジ(水稲の有機栽培とスマート農業)
②お日さま農園(県との連携による野菜の有機栽培試験の実証)
③有限会社玉谷製麺所(加工業者が主体となった遊休農地の活用)
④レストランコンフェッティ(視察先の食材を使用した昼食)

生産者から、環境保全型農業に取り組む中での苦労や工夫、やりがいなどについて熱く語っていただいたり、普段なかなか目にすることのない農機やぼかし肥料、様々な品種の野菜、そばの加工工場などをご案内いただきました。参加された皆さんは終始興味津々の様子で見学され、驚きや感動を受けたようです。
昼食は視察先の野菜やパスタを使用したとても豪華な特別ランチをご用意いただきました。食材の長所が活かされたお料理でとっても美味しかったです(๑´ڡ`๑)!!
参加された皆さんからは、「有機農産物という言葉をよく耳にしても手にする機会がなかったけれど、訪問先の農産物をぜひ買いたいと思った。」「普段行くことのない現場を訪問し、新発見と感動と、修学旅行さながらの企画に大変満足。」「生産者の顔が見えるリッチなランチ。とっても美味しかった!」「各視察先それぞれがご苦労を重ねられて今の実りがあることに敬服。」「次回もぜひ参加したい!」などの声が聞かれました。
今後も生産者と消費者が交流できるイベント等を通して、環境にやさしい農業に触れ、身近に感じていただく機会を作っていきたいと思います!

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鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証ほ場等の巡回・検討会(立毛巡回)」が開催されました!

8月31日、有機農業者や鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」の学生等、約20名が集まり、今年度2回目の有機栽培技術実証ほ場等の巡回・検討会が開催されました!協議会の会長は、「やまがた有機農業の匠」の小野寺喜作さんです。
今回は、前回巡回したほ場のうち、「小野寺紀允さん」「小野寺裕さん」「菅原賢信さん」のほ場を巡回しました。稲は順調に生長を続け、立派な穂をつけ頭が垂れていました!

・小野寺紀允さんのほ場(父の喜作さんが説明してくださいました)…
「庄内協同ファーム」では乗用除草機「ウィードマン」を共同利用して除草を実施。「ウィードマン」による除草を始めてから数年が経ち、機械の扱いにも慣れ、例年より、ヒエ等の雑草は少なくなったとのこと。

・小野寺裕さんのほ場…
チェーンを引いて雑草を土中に埋没させる「チェーン除草」を実施。雑草は例年より多い結果となったが、昨年度より代かき機を変えたことが要因と思われると推察されておりました。

・菅原賢信さんのほ場…
「マガモ放飼」による除草を実施。十数年カモ除草を続けており、年々ヒエの種が減少しているとのこと。カモを引き上げた後に手狩り除草を1回行っているそうですが、来年はカモ雑草だけで済むかも、とのお話がありました。

天候など様々な条件が稲の生育に影響し、ベテラン農家の皆さんも失敗しながら日々勉強していることをお伺いし、改めて化学農薬・化学肥料に頼らずに栽培をすることの難しさを感じました。
その一方で、ベテラン農家の皆さんからは、「有機栽培は、高収入を見込める農法である」とのお話があり、「SEADS」の学生の皆さんは熱心に耳を傾けていました!

鶴岡市有機農業推進協議会では、有機農業の取組みを広める様々な事業を実施しておりますので、関心のある方は鶴岡市有機農業推進協議会事務局(TEL:0235-64-5803)までお問い合わせください。

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「オーガニックファーマーズマルシェ」開催レポート!

8月27日・28日の2日間、山形市内の食品館256で「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!
マルシェには4団体が出店し、有機栽培のだだちゃ豆や野菜、化学肥料や化学農薬を使わずに栽培した農産物や加工品などが店頭に並び、生産者自らが販売しました。

★お日さま農園
ピーマン、ナス、トマト等の夏野菜が販売されました。普段スーパーでは見かけない珍しい品種の野菜がたくさん並び、来店された皆様は興味津々で西尾さんに質問されていました。午前中に購入された野菜を昼食で食べた方が、その美味しさからまた来店し追加購入してくださいました!

★庄内協同ファーム
だだちゃ豆、麦茶の"むぎちゃん"、せんべいの"ぱりひめ""玄煎"が販売されました。有機栽培の「だだちゃ豆」は例年同様に大好評!SNS(LINE)の事前周知で、だだちゃ豆をお目当てにいらっしゃる方もいましたよ♪新商品のせんべいもお米の味がしっかり感じられ、一度食べたら止まらない、やみつきになるお味でした!

★山形ノーカーズ
十割乾麺そば、うどん、醤油、薄皮丸なす、じゃがいも、かぼちゃ、アスパラ等が販売されました。農作業で鍛えられた屈強な若手農業者ら7名のメンバーがそれぞれ生産したバラエティ豊かな商品を販売。やまがた有機農業の匠「小関恭弘さん」もメンバーの一員です。新しく作成されたポスターがカッコよく、来店者の目を引いていました!

★笑和マダム.K
有機栽培の野菜や雑穀ミックス、味噌、ラズベリーのハーブティーやジャム等が販売されました。マダム達の優しい人柄と軽快なおしゃべりで、食べ方や商品についてお客さまと会話が盛り上がっていました!商品からブースの装飾までとてもオシャレで、たくさんの方がマダムたちの前で足を止められ、終了時には大半の商品が完売していました!

当日会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!今回のマルシェをきっかけに、環境に優しい農業を身近に感じていただければ幸いです。
次回は、10月下旬の開催を予定しています!秋の味覚をぜひお楽しみに~(^^)/

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新庄市で「有機な食卓ワークショップ」が開催されました!

8月5日、新庄市農業再生協議会主催の「有機な食卓ワークショップ~有機食材収穫と料理の体験会~」が開催されました!
協議会会員の笑和マダム.Kが企画し、金山町の「認定こども園めごたま」の栄養士である三原先生を講師とした、有機野菜の収穫と「夏野菜のオーガニックカレー」作りを体験する消費者交流イベントです。夏休みということもあって、子ども達の参加も多く、約25名が参加しました!(笑和マダム.Kの皆さんが作った野菜は、定期的に「めごたま」の給食で園児の皆さんに食べられています!)

最初は有機野菜の収穫体験。渡部さんの有機野菜ほ場では、様々な夏野菜が収穫期を迎えています。普段スーパーには売っていないような品種も多く、参加者の皆さんは大変珍しがられていました。気になった野菜を収穫し、カレー作りへ。子ども達もお母さんと一緒に包丁を使って野菜を切り、たくさんお手伝いしました!カレールーは米粉を使用し、小麦アレルギーの方でも食べられるものを使用。様々な種類の野菜を使用したオリジナルカレーはカラフルで見た目でも楽しい♪具材は収穫した野菜のみで、美味しい有機野菜の旨味が感じられるカレーでした!その他、石井さんの甘酒と齋藤さんのラズベリーを使用したラッシーと有機野菜のサラダも絶品でした!普段お米をあまり食べない子がおかわり続出!!収穫から調理まで全部自分で体験して完成したカレーは格別に美味しかったことでしょう^^)/

参加した消費者からは有機農業に関する質問や意見もあり、環境に優しい農業を身近に感じてもらう、良い機会となったようです。

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県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin村山」

県では有機農業の取組拡大のため、農家さんにご協力いただき県内4か所に「有機農業オープンフィールド」を設置しています。
村山地方では、天童市のやまがた有機農業の匠「森谷茂伸さん」協力のもと、水稲の有機栽培の実証に取り組んでいます。
森谷さんは有機農業を始めて42年になる大ベテラン!トラクターの自動操舵システムの導入等スマート農業に取組まれていたり、様々なコンクールでの受賞経歴があるすごい人。
若手育成にも積極的に取り組まれており、これまで受け入れた研修生は20名ほどいらっしゃいますが、森谷さんは生産から加工、販売、消費者に食べてもらうまでの一貫したマーケティングについてご指導されており、研修終了後、皆さんは多方面で活躍されているそうです!
また、森谷さんのお米はファンが多く、県外からも直接お買い求めにいらっしゃる方も多いとのこと。森谷さんの人柄があってこそですね^^)♪
オープンフィールド圃場の稲は順調に生育し、出穂期を迎えておりました!

オープンフィールドの取組みに興味がある方は、お気軽に有機農業相談窓口まで御連絡ください!

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県農業総合研究センター有機野菜試験情報 vol.5

県農業総合研究センターでの有機野菜の試験情報をお伝えします!
ほ場では、「薄皮丸ナス」と「オクラ」が収穫期を迎えており、にぎやかになってきました^^)/
太陽熱マルチによる雑草対策の試験を行っている「にんじん」ですが、5月から1か月以上かけていたマルチをはがしました!
太陽熱によりマルチ内の雑草は枯れ、マルチをかけたほ場はとてもきれいな状態でした。完全に雑草の種子が枯死していれば、今後、除草作業がなくなるはずですが、どうなるか・・・
通常は、夏期に2週間~1か月程度実施することで除草効果があるとされる太陽熱マルチ。今後、様々な条件の区を設定し、効果を比較、検証するそうです!
今回試験している、「5月から長期間マルチをかける方法」で除草が可能であれば、より早い時期の雑草対策ができるようになるかもしれませんね^^)♪
興味のある方は、山形県農業総合研究センター(023-647-3520)までご連絡ください。

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山形県有機農業者協議会による学習会が開催されました!

7月27日、山形県有機農業者協議会主催の学習会が開催されました!
この学習会では、環境に優しい農業に取り組むほ場等を実際に見学しながら、様々な技術を勉強することを目的として毎年開催されています。当日は、県内で有機農業、環境に優しい農業に取り組む生産者約30人が集まりました。(「やまがた有機農業の匠」も多数参加しました!)
今年度は、県農業総合研究センターの有機野菜試験について、食の安全環境部の担当よりご案内いただき、座学・ほ場見学を行いました。
担当者からは、土づくりの大切さを中心にご説明いただき、「有機質肥料は効果が発揮されるまで時間がかかるため、(効き時等を)早く気付くのが大事。よく観察して読みが当たると面白い。」等のお話がありました!
ほ場見学では、実際に土や葉を触り、慣行栽培と有機栽培の違いを実感しながら見学していただき、参加者は有機農業に詳しい方ばかりですが、担当者への質問が止まらないくらい皆さん興味津々でした!
その後、「井関農機株式会社」と「株式会社クボタ」の担当者より、最新の農機具情報として、最近話題の自動抑草ロボット「アイガモロボ」やみどりの食料システム戦略の取組みに関連した農機具の情報等をお伺いしました。特に、来年一般発売される「アイガモロボ」については、大変興味を持っておられるようでした!
有機農業に取り組む参加者の皆さんにとって、今回の学習会は非常に有意義な時間となったようです^^)♪

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県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin最上」

県では有機農業の取組拡大のため、農家さんにご協力いただき県内4か所に「有機農業オープンフィールド」を設置しています。
最上地方では、新庄市の「石井昭一さん」協力のもと、水稲の有機栽培の実証に取り組んでいます。
除草剤を使用できない有機栽培において、石井さんは「乗用除草機」で除草を行っており、農作業の省力化・効率化を図られています。除草機の運転技術は、まさに「やまがた有機農業の匠」の技でした!
石井さんは、7~8種類の水稲のほかにも、有機栽培で3~4種類の大豆、多種多様な野菜と、非常にバラエティに富んだ農産物を生産されています。「作物や天候に合わせて栽培することを大事に」、「より環境に優しいことを」等、より良いものを作るためにこだわりを持って農作業に取り組まれております!
また、「有機農産物は食べていただいてこそ。有機JASマークを見かけたらぜひ買ってほしい」との消費者へのメッセージもいただきました。もっと有機農産物を知っていただき、気軽に購入できるようになれば・・・と改めて思いました。(もちろん県としても頑張ります!!)

オープンフィールドの取組みに興味がある方は、お気軽に有機農業相談窓口まで御連絡ください!

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鶴岡市有機農業推進協議会「有機栽培技術実証ほ場等の巡回・検討会」が開催されました!

6月28日、有機農業者や鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」の学生、新規就農者等、約30名が集まり、有機栽培技術実証ほ場等の巡回・検討会が開催されました!協議会の会長は、「やまがた有機農業の匠」の小野寺喜作さんです。
当日は、優良な有機栽培の取組みを実践している協議会会員のほ場5か所を巡回した後、参加者による意見交換が行われました。
参加した「SEADS」の学生からは、「有機栽培はハードルが高いと感じたが、やりがいがありそう」「様々な除草方法があって奥深い」等の感想、ベテラン有機農業者からは、それぞれの除草方法の違いやポイント等のアドバイスがありました。
小野寺会長からは、会員同士やりとりしながら環境に優しい農業を進めていきたいとのお話があり、鶴岡市有機農業推進協議会では、有機農業の取組みを広める様々な事業を実施しておりますので、関心のある方は鶴岡市有機農業推進協議会事務局(TEL:0235-64-5803)までお問い合わせください。

○水田除草機「ウィードマン」による雑草抑制の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証ほ場等巡回」の1か所目は、小野寺紀允(のりまさ)さんのほ場です。
こちらのほ場では、乗用水田除草機「ウィードマン」を使った雑草抑制の取組みを行っています。 とても高額な除草機ですが、小野寺さんが所属する庄内協同ファームでは、1台の除草機を購入し、会員8農家で共同利用しているそうです!乗用除草機は株間の除草が難しいという課題がありますが、こちらの除草機では、稲と雑草の根の深さの違いを利用して雑草だけを掻くことができ、株間の雑草も難なく除去することが可能とのことです!

○有機ミニトマト・有機ベビーリーフ栽培の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証ほ場等巡回」の2か所目は、YAMAGATA DESIGN AGRI株式会社のほ場です。
こちらのほ場では、有機栽培でミニトマトとベビーリーフのハウス栽培を行っています。雑草や害虫対策として、「シルバーマルチ」や「捕虫テープ」を使用しています!また、転作畑で排水性が悪いことから、土壌を改善するため、自家製の豚ぷん堆肥やなめこ廃床(おがくず)、くん炭等を施用して土づくりを行っているほか、高畝で栽培することで、収量も良好とのことです!

○イネミズゾウムシのほ場内侵入対策、チェーンによる雑草抑制の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証ほ場等巡回」の3か所目は、小野寺裕さんのほ場です。
こちらのほ場では、イネミズゾウムシ対策として「畦畔シート」を設置しています。この対策で、越冬したイネミズゾウムシの水田内部への侵入を減らす効果があるとのこと!また、雑草対策として「チェーン除草」を行っています。ほ場内をチェーンで引いて歩くことで、雑草を土壌に埋没させるとともに、水を濁らせて光合成を妨げることで、雑草の発生を抑制することができるとのこと! 小野寺さん曰く、この防除方法の利点は、安価で材料が手に入り、長く(数年ほど)使用できることだそうです^^)/

○マガモ放飼による雑草抑制の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証ほ場等巡回」の4か所目は、菅原賢信さんのほ場です。
こちらのほ場では、マガモ放飼による防除を行っています。カモが雑草の種子や害虫を食べるほか、カモが泳ぎ土と水を攪拌することで、土への日光が遮られ、雑草の発生抑制に繋がるとのことです!可愛いカモ達が頑張って働いていました♪

○有機農業オープンフィールド有機枝豆栽培の取組み
鶴岡市有機農業推進協議会事業「有機栽培技術実証ほ場等巡回」の最後は、「やまがた有機農業の匠」志藤正一さんの枝豆ほ場です。
こちらのほ場は、「有機農業オープンフィールド」として設置されています。(県では有機農業の取組拡大のため、農家さんにご協力いただき県内4か所に「有機農業オープンフィールド」を設置しています。)

庄内地域のオープンフィールドである志藤さんのほ場では、23年にわたり有機栽培が行われています。耕運機の爪やぼかし肥料(米ぬか、菜種油かす、グアノ等を混合)は自作し、ほ場に合ったものを使用しているとのことで、志藤さんの農作業に対するこだわりを感じます!上手く枝豆を栽培するコツとして、志藤さんからは、「初期にはあまり肥料を撒かず、花が咲く時期に追肥を行うことで、収穫の時期を合わせることができる」とのお話がありました^^)/

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鶴岡市で田んぼの生き物調査が実施されました!

鶴岡市藤島地域の小学校(藤島、渡前、東栄)で、5年生の児童による生き物調査が行われました!

6月23日に行われた藤島小学校での生きもの調査では、やまがた有機農業の匠「小野寺喜作さん」や地域の方々を講師に招き、藤島小学校の実習田を中心に調査を実施しました。
今回は、「耕作放棄地再生プロジェクト」に取り組んでいる山形大学農学部の佐藤准教授と留学生を含む学生6名も参加し、小学生と一緒に調査を行いました!

田んぼから土をとり、ポケット図鑑と見比べながらじっくり観察を行うと、次々に小さな生き物たちが見つかりました!特に、イトミミズやドブシジミが多く見つかったようです。また、足の生えたオタマジャクシやしっぽの生えたカエルをたくさん捕まえて、農家の皆さんや大学生と交流しながら観察していました(^^)/
調査後は、「楽しかった!!」との声がたくさん上がり、皆さん楽しみながら環境にやさしい農業について勉強することができたようです♪

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【県農業総合研究センター有機野菜試験情報 vol.1~4】

県農業総合研究センターは、有機農業を研究する県内の最先端施設として、化学農薬・化学肥料を16年間一切使用していない圃場で、様々な研究を行っています!山形エコ農家では、センターでの有機農業に関する研究を定期的に紹介していきます!!

はじめに...有機農業に取り組む生産者の近頃の傾向として、「有機」をやりたくて「農業」を始める、といった若い年代の方が増えているそう(特に、有機栽培の野菜)。農業自体これから取り組むという方にどうやって技術を伝えるか。また、有機農業を実践されている生産者が少ない中、どうやって経営として成功させるか。課題も多くあります。
化学農薬・化学肥料が使えない分、手間のかかる有機農業。様々な工夫を施しこだわりを持って生産されている有機野菜の生産過程を知っていただき、消費者の皆様には購買のきっかけに、生産者の皆様には栽培方法の参考にしていただければ嬉しく思います^^)♪

~しょうが~
 定植直後は直射日光に弱いため、遮光栽培を行っていますが、同時に害虫の物理的防除効果を確認するため、遮光ネットでトンネルを密閉して栽培を行っています。訪問した日は、株元から雑草が生えてこないよう、もみ殻を撒いていました。雑草対策以外に乾燥防止効果も!

~なす~
なすの畝間に緑肥を植えることで、アブラムシ等の天敵を増やし害虫の密度を下げることが可能かを検証する「天敵温存植物」の予備試験を行っています。害虫の防除の他にも、集中豪雨や暑さにも強い土づくりに効果が期待できるかも…

~ほうれんそう、にんじん~
太陽熱マルチによる雑草対策の試験を行っています。太陽熱を利用し土壌の温度を上昇させることで土壌中の雑草種子の発芽を抑え、さらに有機物と微生物の力で「雑草対策と土づくりが一度にできる方法」として期待されています!
訪問した当日に透明マルチをかけたとのことですが、マルチの中の温度は40℃以上になり、周囲の地温とは10℃以上も差がありました!
これまでの研究では、夏(梅雨明け)に2週間程度マルチをかけて効果を検証してきましたが、今年度は、気温が上昇し始める早い時期(5月)から長期間(1か月以上)マルチをかけることで同様の効果が得られるのか、試験を行うとのことです。

県農業総合研究センターの有機野菜の圃場は展示圃として設置されており見学可能ですので、有機農業に興味のある方は、山形県農業総合研究センター(023-647-3520)までご連絡ください。

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県内4ブロックでエコエリア地域推進会議を開催しました!

5月13日~19日、県内4ブロックでエコエリア地域推進会議を開催しました。
地域ごとに特色のある農業が展開されている中、県一体となって環境に優しい農業を推進することを目的として実施したものです。
今年度から開始した「やまがた・人と環境に優しい持続可能な農業推進計画」の基本方針として位置付けている「農業生産における環境保全と農産物安全性確保の取組み」について、市町村及び農協担当者と情報共有し、意見交換を行ってまいりました。
関係機関と連携して農業者の取組みを後押ししていく体制を整備し、本県の「人と環境に優しい持続可能な農業」のさらなる展開に向けた取組みを進めてまいります!

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令和4年度かわにし有機農業推進協議会総会が開催されました!

5月9日、かわにし有機農業推進協議会の令和4年度総会が開催されました。
総会では、今年度の活動として計画している「学校給食への有機米提供」、昨年度の協議会研修テーマ「太陽熱消毒による秋野菜栽培」の実践、「みどりの食料システム戦略緊急対策交付金」の取組みによる新規栽培者増への期待(特にえだまめ栽培者)等が話題となりました。
新しい取組みが盛りだくさん予定されています!

かわにし有機農業推進協議会の活動に御興味がある方は、川西町産業振興課(0238‐42‐6641)までお問合せください!

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エコエリアやまがた推進コンクール2021受賞者からのコメントのご紹介

「エコエリアやまがた推進コンクール2021」の受賞者からコメントをいただきましたのでご紹介します!(開催の概要等は、3月22日投稿の記事をご参照ください。)

最優秀賞:
山形市農協野菜園芸専門委員会セルリー部(山形市)

「消費者に安心・安全なものを届けるということが一番の責任・義務だと思い、日々セルリーの栽培に取り組んできました。昭和40年代からセルリーの栽培を行ってきましたが、一貫して取り組んできたのは堆肥などによる土作りです。先輩方から受け継いだ知識、考え方を若手生産者に繋ぎ、共有しながら今後も産地が持続するようさらに精進していきたいと思います。」

優秀賞:
全国農業協同組合連合会山形県本部園芸産地拡大実証研修農場(三川町)

「化学合成農薬に頼りすぎない病害虫対策に力を入れており、害虫の天敵となるテントウムシなどを積極的に活用しています。栽培管理についても、環境制御の実証を行っており、高温になるとスマートフォンに連絡が届くシステムの実証も行っているところです。視察も対応しているので、興味があれば足を運んでいただければと思います。」

優良賞:
奥山勝明(最上町)

「地域の自然環境、特に川を守りたいという気持ちから農薬の使用を減らす取組みを始め、アイガモ農法や温泉の熱を利用した水稲の種子消毒を行ってきました。農薬を減らすことで労力は増えますが、地域の環境を守り、消費者に安心・安全なものを届けるため、今後も頑張っていきたいと思います。」

優良賞:
山形おきたま農業協同組合川西枝豆部会GAP研究会(川西町)

「当研究会は川西枝豆部会の有志6名で活動しています。GAPによる記録は資材の在庫管理や次年度の生産計画の見直しにもつながり、「自分のため」という意識で取組んでいます。今後も地域の枝豆栽培が発展するように取り組んでいきたいと思います。」

この度受賞された皆様、改めておめでとうございました^^)/

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「やまがた・人と環境に優しい持続可能な農業推進計画」を策定しました!

県は、令和4年度から令和6年度までの3年間を計画期間とする「やまがた・人と環境に優しい持続可能な農業推進計画」を策定しました!

本計画では、特別栽培及び有機農業の取組み拡大について重点的に施策を展開するとともに、農産物の安全性確保や生産の安定化等と一体的に取り組むためにGAP(農業生産工程管理)の普及拡大を図ること等を基本方針とし、施策の評価・検証を行いながら「持続可能な開発目標(SDGs)の実現」へ貢献することを目標としています。
本計画を基に、本県の「人と環境に優しい持続可能な農業」のさらなる展開に向けた取組みを進めてまいります!

※ 計画の詳細は、こちらよりご覧ください。

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鶴岡市で有機米給食が実施されました!

鶴岡市有機農業推進協議会では、年に2回、鶴岡市内の全小中学校を対象に、給食への有機米提供を行っています。
今年度は、やまがた有機農業の匠の"志藤正一さん"、"小野寺喜作さん"をはじめ、会員農家8名が育てた有機つや姫の新米を、12月14日~17日と1月11日~21日に1回ずつ提供しました。12月17日には、小野寺喜作さんが鶴岡市立斎小学校を訪問し、お昼の放送でお話をしてくださいました。
今年も、農家や給食センターなど多くの方にご協力をいただいて、学校給食への有機米提供を実施することができました。有機農業のことを知るきっかけ、持続可能な農業を考えていくきっかけになれば嬉しく思います。

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令和3年度山形県有機農業推進フォーラムを開催しました!

3月17日(木)に山形ビッグウイングにて、「令和3年度山形県有機農業推進フォーラム」を開催しました!

フォーラムでは、宮城大学食産業学群の作田竜一教授から「農業分野から進めるSDGs~持続可能な食の安心、環境保全への取組み~」と題してご講演いただき、会場とオンラインで、県内を中心に北は青森から南は熊本まで。100名以上の方に御参加いただきました!
作田教授からは、SDGsにおける有機農業の位置づけや特徴、みどりの食料システム戦略との関係性、また、大学教授のお立場からみた若い世代の考えや、本県三川町の「なつみずたんぼ」の具体的な取組み等、盛りだくさんの内容をお話いただきました。参加者からは、「有機農業を目指している立場として勉強になるお話で、非常に有意義なフォーラムだった」「有機農業とSDGsの親和性がよく実感できた講演だった」「農業分野でSDGsの様々な項目が達成可能なことがわかった」などの感想をいただきました。
生産者の皆様の取組みや消費者の皆様の農産物購入に対しての考え等々、このフォーラムを少しでも参考いただければ幸いです!

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エコエリアやまがた推進コンクール2021表彰式を行いました!

3月17日(木)に山形ビッグウイングにて、「エコエリアやまがた推進コンクール」の表彰式を行いました!
この表彰式では、県が推進している"人と環境にやさしい農業"である「環境保全型農業」の取組みをさらに加速するため、意欲的に環境保全型農業に取り組む農業者や、取組みの普及・拡大に貢献する団体等に対して、表彰を行っています。平成18年度から実施しており、今年度までに、延べ64の農業者団体と個人の方が受賞しています!(今回で16回目の開催です。)
今年度は、本県の環境保全型農業の優良事例をより多くの方に知っていただけるよう、「有機農業推進フォーラム」と併せて実施しました。こうした機会を通して、県内で行われている環境保全型農業の取組みを広く伝えていきたいと思います!

<受賞者>
○最優秀賞(山形県知事賞):
山形市農協野菜園芸専門委員会セルリー部(山形市)

○優秀賞(山形県農業協同組合中央会長賞):
全国農業協同組合連合会山形県本部園芸産地拡大実証研修農場(三川町)

○優良賞(エコエリアやまがた推進協議会長賞):
奥山 勝明 氏(最上町)、
山形おきたま農業協同組合川西枝豆部会GAP研究会(川西町)

※ 受賞者の取組内容は、本サイト特設ページで紹介しておりす。

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3月17日(木)有機農業推進フォーラムを開催します!

令和3年度山形県有機農業推進フォーラム開催の御案内です!

本フォーラムは県の有機農業推進を目的として毎年開催しており、今年度は3月17日(木)に山形国際交流プラザ(山形ビッグウィング)において、宮城大学の作田竜一教授から「農業分野から進めるSDGs~持続可能な食の安心、環境保全への取組み~」についてお話を伺います!
農業分野におけるSDGs(持続可能な開発目標)を学び、持続可能な農業の推進方策について考える良い機会です!Zoomによるオンライン参加も可能ですので、御興味ある方はぜひお申込みください!

【申込方法】
山形県電子申請サービスによりお申込みください。
申込にあたっては、別添のチラシも御覧ください。

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「有機農業の日」に新庄市で有機農業交流学習が実施されました!

平成18年12月8日に有機農業推進法が成立したことから、毎年12月8日は「有機農業の日」とされています。この日に合わせ、有機農産物を使用した学校給食を提供する取組みが県内各地で実施されました!そのうち、今回初めての取組みとなる新庄市立萩野学園の様子をお伝えします^^)/

当日は、新庄市昭和地区の女性有機農業者団体「笑和マダム.K」の3戸の農家が丹精込めて生産した有機農産物(お米と野菜)を使用した給食が、萩野学園(小中一貫校)の1年生から9年生までの全学年に提供されました。メニューは、有機栽培米(つや姫)を使用したおにぎり、有機野菜たっぷりの豚汁、アジフリッター、牛乳、みかんです!
5年生は初めに、「笑和マダム.K」の石井さん、渡部さん、齋藤さんから農産物へのこだわり等についてお話をお伺いしました。児童の皆さんからは、「有機野菜は普通の野菜と味が違うの?」「有機栽培はどんな野菜でもできるの?」等たくさんの質問が出され、マダムたちが丁寧にお答えしました。
その後「いただきます!」。大きなおにぎりを手づかみで豪快に食べたり、豚汁の有機野菜のうまみを味わい、児童の皆さんからは「美味しい!」の声がたくさん聞こえてきました。有機給食に大満足な様子。その日は1年生から9年生を通して残飯がゼロだったそうです!!
有機農産物の美味しさを知って、環境にやさしい農業について考えるきっかけになったことでしょう(^^♪

また、校長先生のお話によると、萩野学園は将来地元に残りたいと考えている児童生徒が非常に多いとのことで、小学生のうちから農家を希望している子もいるそう。美味しい農産物を作るためにその地域に根付いた農法や工夫、地域の伝統等、将来子ども達が地元に残って受け継ぎ、次の世代も豊かに暮らせる未来を築いていってくれることが楽しみです!

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鶴岡市で有機栽培出前授業が実施されました!

鶴岡市有機農業推進協議会では、社会科で米づくりを学ぶ小学5年生(藤島小、東栄小、渡前小)を対象に、有機栽培出前授業を行っています。
その中で、「やまがた有機農業の匠」の志藤正一さん、小野寺喜作さんら農家と協議会事務局が各小学校を訪問し、家庭科の調理実習を活用した有機栽培出前授業が行われました!
4回に分けて実施された秋の出前授業の中で、11月9日に鶴岡市立藤島小学校5年1組で行われた授業(小野寺喜作さんが講師)の様子をお伝えします!
今回は、有機栽培された「つや姫」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」など6品種の新米を、子ども達が自ら炊飯してそれぞれ食べ比べする!という大変豪華な内容です。

始めに、小野寺さんから長年有機農業を営まれている農家さんの立場で、有機栽培の取組みや大切なこと、注意点等、いろいろとお話をしていただきました。藤島小の5年生は1年を通して「有機栽培のお米」について、「歴史チーム」「害虫チーム」「品種改良チーム」等に分かれて勉強しており、今まで勉強してきたことを小野寺さんに対して鋭い質問等をいっぱいされていました!
そのあと、小野寺さんが栽培した「ひとめぼれ」など6品種の鶴岡産有機米を各チームに分かれて実際に炊飯しました。炊飯中の蒸気の香りを、「せんべいの匂い」や「あじまんの匂い」等ユニークな例えをしながら違いを感じたり、炊き上がりの味や食感、粒の大きさの違いを楽しみながら美味しく食べ比べをすることができたようです!
どの品種のお米もふっくら上手に炊くことができ、食べ比べによって皆さんお気に入りのお米が見つかったようです(^^♪

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山形市内で「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!

10月30日と31日、山形市内にある食品館256において今年度2回目となる「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!
6団体が出店し、有機栽培の新米や野菜、化学肥料や化学農薬を使わずに栽培した農産物や加工品など、バラエティ豊かな商品が店頭に並び、生産者自らが販売しました。

★笑和マダム.K
 やまがた有機農業の匠の石井昭一さん、渡部陽一さんの奥様方らが販売しました。有機栽培の新米や野菜、小豆や雑穀ミックス、ハーブティーやジャム等、様々な商品が販売されました。マダム達の優しい人柄や軽快なおしゃべりで、食べ方や商品について来客者とやりとりしながら次々と販売されていました!

★株式会社日々
両日とも「甚五右ヱ門芋」「リンゴジュース」「リンゴリらっぱオリジナルグッズ」が販売されました。「甚五右ヱ門芋」は試食販売を行っており、その美味しさから「甚五右ヱ門芋」の新たなファンが続出しました!「リンゴジュース」もいろんな種類があり、全種類購入される方もいらっしゃいましたよ♪

★有限会社玉谷製麺所
両日とも「新そば」「パスタ」「うどん」等の乾麺が販売されました。めんつゆの詰め放題というユニークな販売方法を行っており、袋を伸ばしながら一生懸命めんつゆを詰める来客者の姿も見受けられました!一度に多くの数量を購入される方もおり、ご自宅でご家族等と旬の新そばを味わっていることでしょう♪

★鶴岡市有機農業推進協議会
出羽弥兵衛株式会社から「特別栽培の新米」「もち」、YAMAGATA DESIGN AGRI株式会社から「ベビーリーフ」が販売されました。予約販売を行った、「ベビーリーフ」(無料プレゼント)と「もち」は予約数量分が全て完売するという人気ぶりでした!当日も出店者と会話しながら、たくさんの方が購入されていましたよ!

★山形おきたま産直センター
30日は有機野菜生産者の小口さん、31日はやまがた有機農業の匠の竹田久一さんが販売しました。採れたて新鮮な「長ねぎ」「しょうが」「にんじん」「さといも」と「有機栽培の新米」が販売されました。葉がついたにんじんはスーパー等ではあまり見かけないため来客者からは喜ばれていました!新鮮な野菜ならではですね!

★米沢地区有機農業推進協議会
8月のマルシェにも出店した山形ノーカーズや、やまがた有機農業の匠の小関恭弘さんらが販売しました。山形ノーカーズの若手生産者による勢いと小関さんらベテランによる安心感のある商品説明とともに、両日とも10種類以上もの商品が販売されましたが、店頭に並べられた農産物と加工品は次々と売れていきました!

会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!今回のマルシェをきっかけに、環境に優しい農業を身近に感じていただければ幸いです(^^)/

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川西町で有機農業に関するイベントが開催されました!

川西町で、10月23日・24日に有機農業フェア、24日に映画「いただきます~ここは、発酵の楽園~」の上映会が開催されました!
有機農業フェアでは、町内で栽培された新米の有機栽培米のほか、化学農薬を使わずに育てられた数々の農産物が、「かわにし森のマルシェ」で販売されました。生産者自らが直接販売し、農産物についての丁寧な説明や軽快なトークで、多数の商品が完売するなど、大好評でした!
また、映画「いただきます~ここは、発酵の楽園~」の上映会は、町の健康づくりセミナーの一環として川西町フレンドリープラザで上映され、町内外の健康に関心のある方約120名が参加しました。
子ども達の農業に取り組む純粋な姿や有機農業に取り組む農業者のこだわり等が込められた映画上映のほか、映画に出演されている「和法薬膳研究所の菊地良一さん」や「やまがた有機農業の匠の村岡謙二さん」の講演、有機栽培米のおにぎりの配布が行われ、盛りだくさんのイベントでした!
講演では、お二方の熱い思いや取組み、有機農業の今後について貴重なお話を拝聴できました。
また、おにぎりは、かわにし有機農業推進協議会の会員が生産した新米、菊地良一さんが生産した塩と味噌を使用し、食生活改善推進員のみなさんが丁寧に握ったもの。
それぞれの素材が活きた絶品のおにぎりでした!

今回のイベントのように、生産者こだわりの有機農産物を気軽に手にする機会や有機農業を身近に感じていただく機会を通して、環境にやさしい農業にさらに関心を持っていただけたら嬉しいです(^^)//

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置賜地域で「有機栽培のさといもを使った親子食農体験」が開催されました!

10月24日、置賜総合支庁主催の「親子で食農体験!『さといも掘って、採って、芋煮をつくろう!』」が開催されました。
親子で一緒にさといもを収穫し、収穫したさといもを使った「芋煮」を作る体験事業で、当日は応募者の中から抽選で選ばれた21名が参加しました。
収穫体験をした南陽市の漆山地域は、おきたま産直センターを中心とした環境に優しい農業に取り組む優良事例として、県が選定するエコエリアモデル地区に選ばれています。

収穫体験を指導してくれたのは、山形おきたま産直センターの小口さん夫妻と事務局の小嶋さん。初めに小口さんのさといもやねぎの栽培や収穫についてお話を聞いた後、バスで移動し、さといもの収穫体験がスタート!1家族1株のさといもを収穫し、子ども達からは、「いっぱい採れた!」「こんなに大きいさといも見たことない!」「もっとやりたい!」など、歓声がいっぱい聞こえてきました!また、「親芋見えてきた」などの声も聞こえ、事前の小口さんからのお話をバッチリ覚えていて、子ども達が楽しみながら有機野菜について学び、触れ合うことができたようです(^^)
さといもの収穫体験後は、オンラインで調理体験を行いました。指導してくれたのはNPO法人食育ママ理事長の加藤弥栄子さん。加藤さんは県内各地で親子を対象とした食育料理教室を開催しており、食育料理教室は毎回大人気とのこと。
加藤さんの工夫で、スプーンを使ってさといもの皮を剥いたり、ねぎや豆腐を切ったりと子ども達が大活躍し、芋煮作りを行いました!
ちなみに、今回の食材は、収穫したさといもの他、主催者より配布された米沢牛や馬のかみしめを使用した豆腐などを使用し、とても豪華な芋煮でした。

今年度は、新型コロナウイルスの影響で残念ながらオンラインでの調理体験となりましたが、収穫から調理まで全部自分で体験して完成した芋煮は格別に美味しかったことでしょう(^^)/
「親子で収穫し、親子で作って、親子で食べる」。食育はもちろんですが、環境に優しい農業を身近に感じてもらう、良い機会となったのではないでしょうか(^^♪ 
参加者の皆様、事務局の皆様、大変お疲れ様でした!!

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最上地域の若手トマト生産者が土づくりを学びました!

10月20日、最上産地研究室で、最上地域の若手トマト生産者を対象に、「トマト・ミニトマト栽培における『健康な土づくり』」と題した研修会を開催しました。講師に、東京農業大学名誉教授で、「全国土の会」会長の後藤逸男先生をお招きしました。最上総合支庁が主催したこの研修会には、若手のトマト生産者や関係者約40名が参加しました。
研修会では、土の健康は人の健康に例えられ、リン酸はコレステロール、塩類濃度は血圧、pHは体温に相当し、土も毎年検診が必要なことや、診断結果に応じた施肥が必要であることなどが紹介されました。また、最上地域のトマト栽培圃場の特徴等について解析いただき、圃場ごとの診断結果に応じた施肥方法等について御指導いただきました。
生産者からは、
・リン酸過剰を指摘されたため、今後はリン酸肥料の施用を控えたい。
・雪で流れやすい肥料成分と流れにくい肥料成分があることは知らなかったため、今後注意したい。
・堆肥の肥料成分を分析したことがなかったため今後測ってみたい。
等の意見が聞かれ、今回の研修を今後の施肥管理に活用しようとする姿勢が見られました。今後はSDGsの観点からも持続可能な農業生産が重要となってくるため、このような取組みを広げていきたいと思います。

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ブロッコリーや生姜など山形県農業総合研究センターの有機野菜の画像

「山形県農業総合研究センター」有機野菜の研究の御紹介

山形県農業総合研究センターは、有機農業を研究する県内の最先端の施設として、化学農薬・化学肥料を15年間一切使用していない圃場で長年有機農業の研究を行っています!
今回は、センターでの有機農業に関する研究をご紹介します(^^)/

県内の有機農業は水稲栽培がほとんど(有機栽培面積の92%が水田)で、消費者や実需者からは、有機野菜の生産拡大を求める声が上がっています。このため、露地野菜を中心とした研究が行われています。センターで研究のために有機栽培している野菜は、なす、ブロッコリー、ねぎ、ほうれんそう、にんじん、しょうが、さといも、じゃがいも、こんにゃくいも、ながいも、さつまいも、レタス、大根、赤かぶ、せいさい等々。山形県の郷土料理である芋煮や漬物などに使われている身近な野菜がいっぱいです!
今年度は、ねぎとブロッコリーで有機質肥料を用いた育苗試験や、にんじんとほうれんそうで太陽熱処理による雑草防除の試験などを行っているところです。ねぎでは、県内で一般に流通する育苗培養土の効果的な使い方の試験を行っているとのこと。また、にんじんやほうれんそうでは、太陽熱処理による雑草対策の試験が行われていますが、雑草対策だけではなく、熱処理の過程で土が発酵することによりどういった効果があるのか、などの研究を行っているとのことです。
また、SDGsの観点から循環型農業の研究として、不耕起栽培などの試験を来年度以降から始めるとのことで、この予備試験が行われていました。今後もさらに環境に優しい農業を進めるための様々な試験の実施が予定されています!

山形県農業総合研究センターの有機野菜の圃場は展示圃として設置されているため、どなたでも見学可能です。興味のある方は、山形県農業総合研究センター(023-647-3520)までご連絡ください(^^)/

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令和3年度第1回エコエリアやまがた推進協議会の画像

「南陽市有機農業推進協議会研修会(第3回)」が開催されました!

9月14日、今年度3回目となる南陽市有機農業推進協議会主催の研修会が開催されました。協議会の会長は、「やまがた有機農業の匠」の竹田久一さんです。今回は、有機農業者や有機農業に関心のある農業者のほか、飲食関係の実需者も参加し、約25名が集まりました!
 研修会では、「野菜の有機栽培の栽培管理技術」をテーマに、置賜総合支庁農業技術普及課の太田専門普及指導員から、「さといも」「にんじん」「長ネギ」の3種類の野菜についての有機栽培のポイントを教えていただきました。

さといも・・・
「高うねマルチ無培土栽培」を行うことで、雑草対策や気象条件に左右されない栽培管理ができ、労働時間の減少につながること。

にんじん・・・
「種まき前の透明マルチ被覆」を行うことで、土中の雑草種子、害虫、病原菌等を殺し、雑草対策を行うことができること。

長ネギ・・・
「土づくり」と「適期管理」が重要であること。

にんじんの「種まき前の透明マルチ被覆」については、先日、「かわにし有機農業推進協議会」主催の研修会の際にも見学させていただきましたが、除草剤を使用しなくても雑草はほとんど生えていませんでした!
また、研修会に参加された実需者の方から質問があるなど、有機野菜への関心が高まる機会にもなったようです。このような研修会等をきっかけに、環境に優しい農産物を取り扱う店舗が増えていくことを願うばかりです(^^)/

南陽市有機農業推進協議会の活動に興味がある方は、事務局の南陽市農林課(電話0238-40-8310)にお問い合わせください!

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令和3年度第1回エコエリアやまがた推進協議会の画像

令和3年度第1回エコエリアやまがた推進協議会を開催しました!

8月26日、山形市内において「令和3年度第1回エコエリアやまがた推進協議会」を開催しました。
本協議会は、環境保全型農業を推進するための方向性や施策の進行管理について審議していただくため設置しているもので、農業者・団体のほか、県内の大学、消費者団体、飲食事業者、流通関係者など各分野で活躍している方々に委員になっていただいております。
今回の会議では、次年度から開始する「環境保全型農業に関する推進計画」に係る推進方向についてご協議いただき、様々な視点での貴重なご意見をいただきました!今回、委員の皆様にいただいた貴重なご意見を参考にし、環境に優しい持続可能な農業の更なる展開に向けた計画の策定作業を進めてまいります!

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生産農家さんから直接話を聞き賑わいを見せるオーガニックファーマーズマルシェの画像

山形市内で「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!

8月21日・22日の2日間、新型コロナウイルス感染症対策を万全にして、山形市内の食品館256で「オーガニックファーマーズマルシェ」を開催しました!マルシェに参加した各団体の様子をお伝えします!

「庄内協同ファームさん」
旬を迎えた有機栽培の"だだちゃ豆"と農薬を使用しないで育てた大麦を使用した麦茶"むぎちゃん"が販売されました。
"だだちゃ豆"は事前予約を実施していたこともあり、開店直後から多くの方に出店ブースにお越しいただきました!お買い求めいただいた方からは、美味しい枝豆のゆで方などたくさん質問されていましたよ!
"むぎちゃん"を購入された方からは、次の日もお越しいただき、「香りが全然違う!美味しい!!」などの声をいただきました(^^)/
やまがた有機農業の匠「今野裕之さん」が直接販売してくれました!

「スイーツキッチンさん」
特別栽培米「つや姫」を使用した"玄米クッキー"のほか、県産フルーツソース使用の"ふわふわかき氷"、県産のメロンや桃を使用した"ドライフルーツ"、"さつま芋チップ"や"冷し芋"など、様々な手作りおやつの数々が販売されました!
キッチンカーで販売された"ふわふわかき氷"はソースから全て手作りで、フルーツの香りと果肉をしっかりと感じます。真夏日となった開催日当日にピッタリのスイーツでした!
また、"さつま芋チップ"は食べ出したら止まらないやみつきになる味で、「ほかの味も食べたい!」と再度お越しになられた方もいらっしゃいました!
他にもバリエーション豊かなお菓子の数々は大変好評でした♪

「かわにし有機農業推進協議会さん」
協議会会員の「ときめきセミナーさん」から化学肥料や化学農薬を使わずに栽培した"たまねぎ"、「おきたま産直センターさん」から有機栽培の"じゃがいも"と"里芋"、山形有機農業の匠「村岡謙二さん」から"有機栽培米"と"蜂蜜"、"ソーメンカボチャ"が販売されました。
お越しいただいた方からは、"たまねぎ"は「有機栽培なのにこんなに入ってこの価格でいいの?」、"里芋"は「この時期に買えるのはありがたい!」など、嬉しい声をたくさんいただきました♪
また、"ソーメンカボチャ"や日本ミツバチが集めた"蜂蜜"など、あまり一般のスーパーでは見かけない商品も販売され、"ソーメンカボチャ"はスタッフから食べ方等の説明を受け、その珍しさから大変好評で、当日準備した分はすべて完売しました!レポーターの私が実際に購入した"蜂蜜"は、すごく濃厚で豊かな香り・味わいで普段食べている蜂蜜との違いに感動しました(^^)/
山形有機農業の匠「村岡謙二さん」も直接販売してくれましたよ!

「山形ノーカーズさん」
農作業で鍛えられた屈強な若手農業者7名により、"枝豆(湯あがり娘)"、"十割乾麺そば"、"そば茶"、"にんじん"、"じゃがいも"、"かぼちゃ"、"ハーブソルト"等が販売されました。
やまがた有機農業の匠「小関恭弘さん」も山形ノーカーズと一緒に販売してくれましたよ!
"にんじん"や"じゃがいも"は、その場で購入したい量を計量し販売する「量り売り」で、お子さん連れの方に大変好評でした。変形した"にんじん"をオマケにもらった子どもさんはそのにんじんを手放さない等お気に入りになったようです♪
レポーターの私が購入した"十割乾麺そば"は、香り・風味がとても豊かで喉ごしがよく、茹で汁もそば湯として活用できるため、食べ終わりの最後の最後まで楽しめました!
また、山形ノーカーズの会員農業者は、今回がマルシェ等の販売会を初めて経験するという方が多く、「売り子としての経験ができ、大変良い機会だった」との感想もいただきました。

当日会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!今回のマルシェをきっかけに、環境に優しい農業を身近に感じていただければ幸いです(^^)/
次回は10月の開催を予定していますので、ぜひ楽しみに!

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圃場にて農薬を使わない雑草対策を説明する様子の画像

「有機農業の推進に係る実践講座」が開催されました!

8月5日、かわにし有機農業推進協議会主催の「有機農業の推進に係る実践講座」が開催されました。協議会の会長は「やまがた有機農業の匠」の村岡謙二さんです。
今回の講座は、農薬を使わない秋野菜の雑草対策として、「太陽熱養生処理」について、農事組合法人おきたま産直センター(南陽市)の圃場で行われました。太陽熱養生処理とは、太陽熱を利用して土壌の温度を上昇させることで、土壌中の雑草種子を死滅させ、さらに有機物の分解を促すことにより土づくりができるため、「雑草対策と土づくりが一度にできる方法」です!
農事組合法人おきたま産直センターの有機栽培による野菜づくりですが、初めのうちは、キャベツをアオムシに食べられたり、にんじんが10cm程度にしか成長しないなど、失敗もあったそう。これまでの失敗を経て、肥料の種類や量、品種の選定など様々な検討を重ねた結果、現在では美味しい野菜を安定して消費者の皆様に届けることができるようになったとのこと。

また、今回の講座の中で、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、より安全な農作物に対する需要が増えている等の話もあり、有機農業に加え、県産農産物の安全性確保に取り組む必要性を改めて感じたところです。
かわにし有機農業推進協議会の活動に御興味がある方は、川西町産業振興課(0238-42-6641)までお問合せください!

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生き物を探しに田んぼに入る子どもたちの画像

「南陽市有機農業推進協議会研修会」が開催されました!

7月9日、有機農業者や有機農業に関心のある農業者約20名が集まり、南陽市有機農業推進協議会研修会が開催されました。

南陽市では、新たな有機農業者を増やすための活動を地域ぐるみで進めており、南陽市有機農業推進協議会の主催で、年に複数回研修会を開催しています。協議会の会長は「やまがた有機農業の匠」の竹田久一さんです。
今回は「乗用除草機による除草作業」についての技術研修が行われました。研修会場の圃場では、毎年、紙マルチ除草を行っているそうですが、マルチの継ぎ目から雑草が生えてくることが悩みの種。今回、紙マルチと併せて乗用除草機を使用することで、乗用除草機を追加した圃場とそうでない圃場で秋の収穫にどのくらい差がでるのか、検証を行うそうです!「乗用除草機の使用による収穫量の違い」大変興味深いです。
講師の大場技術士事務所の大場所長からは、除草機の変遷などの歴史から、乗用除草機を使用する際の時期やポイントなど技術の具体的な内容まで大変丁寧に教えていただきました!

南陽市有機農業推進協議会では今後も研修会など有機農業の取組みを広める企画を実施していくとのことなので、南陽市やその近隣で有機農業に関心のある方は、ぜひ事務局の南陽市農林課(電話0238-40-8310)にお問い合わせください。

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生き物を探しに田んぼに入る子どもたちの画像

鶴岡市で田んぼの生き物調査が実施されました!

鶴岡市藤島地域で、小学5年生の児童による生き物調査が行われました。

☆6月15日(火)鶴岡市立藤島小学校 5年生のみなさん
地域の農家の方々にご協力いただき、藤島小学校の実習田を中心に調査しました。ちょうどオタマジャクシがカエルになる時期で、足の生えたオタマジャクシやしっぽの生えたカエルが多くいました。このほかにもいろいろな生き物が見つかり、田んぼは生き物たちの住みかになっていることがわかりました。

☆6月17日(木)鶴岡市立渡前小学校 5年生のみなさん
やまがた有機農業の匠「小野寺喜作さん」にご指導いただいて、地域の田んぼで調査を行いました。田んぼからとった土をじっくり観察していると、次々に小さな生き物たちが見つかりました。
この田んぼでは、以前、カブトエビを使った除草に取り組もうと、カブトエビのいる田んぼの土を入れたことがあり、今回の調査でカブトエビが1匹見つかりました。子孫が暮らしているのかもしれませんね。

☆6月25日(金)鶴岡市立東栄小学校 5年生の皆さん
やまがた有機農業の匠「志藤正一さん」の田んぼで、志藤さんや地域の農家の方々にご指導をいただきながら調査しました。

東栄小学校では、田んぼのあぜにいるカエルの調査にも取り組んでいます。今回は、アマガエルが最も多く見つかりました。さらに、数が減っているアカガエルやトノサマガエルの姿も見られました。
どの日も天候に恵まれ、児童の皆さんは楽しみながら自然にふれあうことができました。田んぼの持つ色々な役割や、環境にやさしい農業について考えるきっかけになったらうれしく思います。

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新庄市「有機野菜栽培講座」で先生の話を熱心聞く受講生の画像

新庄市で「有機野菜栽培講座」が開催されました!

7月2日、もがみオーガニックビレッジ協議会主催の「有機野菜栽培講座」が新庄市において開催され、有機農業に関心のある方など約20名が参加しました。
NPO法人あしたを拓く有機農業塾(茨城県)の涌井義郎先生を講師に、「夏野菜の手入れと秋野菜の準備」というテーマで、「有機質肥料を使うタイミングやコツ」、「雑草と害虫対策として、作物の周辺にムギ類を植える"緑肥の利用"」など、有機野菜の実践的な栽培技術を大変わかりやすく教えていただきました!
有機栽培は手間のかかるイメージがありますが、涌井先生は「合理的な有機栽培」を意識され、ムギ類を植えることで除草の手間を減らすなど、工夫をしながら有機栽培に取り組まれているそうです。
そういった技術や工夫が広がることで、さらに有機農業に取り組みやすくなりますよね!
座学の他、「やまがた有機農業の匠」の渡部陽一さんの圃場を見学しながら、栽培管理のコツや注意点等を教えていただきました。
渡部さんの圃場では、今回の座学の中でお話のあった「緑肥の利用」や「ナスの枝の誘引方法としてフラワーネットを活用すること」など「合理的な有機栽培のコツ」が実践されていました!

もがみオーガニックビレッジ協議会では、引き続き講習会等を開催する予定です。興味のある方は、「やまがた有機農業の匠」でもある協議会会長の石井昭一さん(info@nosya.net)まで御連絡ください。

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県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin置賜」の画像

県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin置賜」

県では有機農業の取組拡大のため、農家さんに協力いただき「有機農業オープンフィールド」を県内4か所に設置しています。置賜地方では、米沢市の「島貫清孝さん」協力のもと、水稲の有機栽培の実証に取組んでいます。
島貫さんはマガモ放飼による稲作を行っており、120aの作付面積において100羽のマガモを放飼しています。
島貫さんの圃場を拝見すると、全く雑草がなくとてもキレイだったので、マガモ以外の除草方法も行っているかをお伺いしたところ、他の除草方法は一切行っていないとのこと!
田植え後、雑草が生える前にすぐにマガモを放すため、マガモが泳ぐことで水が濁り雑草の生長が抑制されることや、雑草が生えてもマガモが食べてくれることから、キレイな圃場を保っているそうです。また、ポット苗での育苗により、早い活着が可能となり、マガモに突かれても負けない太い稲になるそうです!
また、島貫さんは水稲の有機栽培の他にもトマトの周年栽培を行っており、農繁期は大変な忙しさだそうですが、「安全でうまいもの」にこだわりを持って栽培されており、「島貫さんのトマトを食べたら、他のトマトは食べられない!」という方も多いそうですよ!
島貫さんが丹精込めて栽培されている稲の生長と秋の収穫が待ち遠しいですね(^^)

オープンフィールドの取組みに興味がある方は、お気軽に有機農業相談窓口まで御連絡ください!

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県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin最上」の画像

県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin最上」

県では有機農業の取組拡大のため、農家さんに協力いただき「有機農業オープンフィールド」を県内4か所に設置しています。最上地方では、新庄市の「石井昭一さん」協力のもと、水稲の有機栽培の実証に取組んでいます。
お伺いした当日は、乗用除草機による除草をされていました。5月27日に田植えをし、今年2回目の除草とのこと。歩いて除草すると多くの労力と時間が必要ですが、乗用除草機の場合、25分/10a程度で除草が完了するそうです!
石井さんの圃場は、水稲・野菜ともに全て有機栽培とのこと。石井さんが丹精込めて栽培した安心・安全なお米や野菜は、こども園の給食等にも提供されているそうです!将来を担う子ども達に有機農産物が届けられる取組みはとても素敵ですね(^^)
また、石井さんは、もがみオーガニックビレッジ協議会の会長をされており、「有機農業をより推進するため、生産面・普及面ともに課題をもって精いっぱい取り組んでいる」とのことで、有機農業に関心のある方や有機農業に取り組んでいる等を対象に、様々な研修会を開催されております!
その一方で、「自分なりに楽しく」を意識され農業に取り組んでいるそう。
山形県の有機農業をさらに活性化するため日々尽力されており、とても素晴らしい方でした!

オープンフィールドの取組みに興味がある方は、お気軽に有機農業相談窓口まで御連絡ください!

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やまがた有機農業の匠に認定された森谷茂伸さんの画像

「やまがた有機農業の匠」の認定証を森谷茂伸さんに交付いたしました!

3月22日に、新たに「やまがた有機農業の匠」として認定された 森谷 茂伸さんに、5月31日、認定証を交付いたしました。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令により、なかなかお伺いすることができませんでしたが、「緊急事態宣言が解除され、田植えが終わって一段落…」ということでようやくお会いすることができました!
平成29年度の制度創設以来、県内では19名の「やまがた有機農業の匠」が活躍しておりますが、新たに認定をするのは今回が初めてです!
森谷さんは、有機農業を始めて40年以上になるとのこと。有機農業に興味のある方は、森谷さんを含め、地域の有機農業を先導する「やまがた有機農業の匠」に相談したり指導を受けることが可能ですので、お気軽に県農業技術環境課まで御連絡ください!

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エコエリア地域推進会議で意見を出し合う参加者たちの画像

県内4ブロックでエコエリア地域推進会議を開催しました!

5月24日~28日、県内4ブロックでエコエリア地域推進会議を開催しました。
最近、耳にする機会の増えた「SDGs(持続可能な開発目標)」ですが、この達成に向け、農業分野における取組みとして、これまで以上に環境に優しい農業の推進が求められています。本県では、令和3年3月に策定した山形県農林水産業元気創造戦略のなかで、「SDGsの礎となる人と環境にやさしい持続可能な農業の推進」を施策の 1 つとして取り組んでいるところです。
地域ごとに特色のある農業が展開されている中、県一体となって環境に優しい農業を推進することを目的とした今回の会議を通して、各総合支庁および各市町村の担当者と環境保全型農業に関する情報を共有し、多くの意見を交換することができました。
今後さらに、山形県全体で環境に優しい農業が広がるよう、頑張って取り組んでいきます!

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会場で意見交換をするエコエリアやまがた推進協議会の様子の画像

エコエリアやまがた推進協議会を開催しました!

3月22日、山形市内でエコエリアやまがた推進協議会を開催しました!!
この協議会は、山形県の環境に優しい農業の推進方向などを検討いただくために定期的に開催しています。検討いただく委員には生産者、学識経験者、流通関係者、消費者の方からも参加いただいており、作る、買う、食べる等々の他、様々な方面からの意見を頂戴しています。
今回の会議では、新しく委員に就任された方々からも様々な意見をいただくことができました!皆様の意見を参考としながら、環境に優しい農業がもっと広がる山形県となるよう、頑張っていきたいと思います!

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登壇者 門田さんの講演に引き込まれる会場の様子の画像

山形県有機農業推進フォーラムを開催しました!

3月19日、山形市内で令和2年度山形県有機農業推進フォーラムを開催しました!
河北新報記者の門田一徳さんから「CSAから学ぶ生産者と消費者の関係づくり」についてお話いいただき、会場とオンライン配信により、県内はもちろん全国各地の皆さんに講演をお楽しみいただくことができました!
門田さんのアメリカでの生活を踏まえたCSAの話に会場は引き込まれ、農業者が「自分のことのようだった」と言うほど、有機農業者が共感する考えが多かったようです。
質疑応答では、会場・オンラインからたくさんの質問をいただき、時間が足りないほどでした・・・みなさんCSAについて興味津々です!
このフォーラムによって、県の有機農業がますます盛り上がってもらえれば幸いです!御参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!!
※本フォーラムは感染症対策を万全にした上で実施しました。

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有機農業推進フォーラムチラシの画像

3月19日(金)有機農業推進フォーラムを開催します!

令和2年度山形県有機農業推進フォーラム開催の御案内です!
このフォーラムは県の有機農業推進を目的として毎年開催しており、今年度は3月19日(金)、山形国際交流プラザ(山形ビッグウィング)において、河北新報記者の門田一徳さんから「CSA(地域支援型農業)から学ぶ生産者と消費者の関係づくり」についてお話いただきます!
「有機農業」「環境保全」「食品安全」について考える良い機会です!Zoomによるオンライン参加も可能ですので、御興味ある方はぜひお申込みください!

【申込方法】
山形県電子申請サービスによりお申込みください。
申込にあたっては、別添のチラシも御覧ください。

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有機米が提供された学校給食の画像

鶴岡市で有機米給食が実施されました!

鶴岡市内の全小中学校で、学校給食への有機米提供が行われました!
鶴岡市有機農業推進協議会では、年に2回、学校給食に有機米を提供しています。
今年は、やまがた有機農業の匠の"志藤正一さん"、"小野寺喜作さん"をはじめ、会員農家8名の田んぼでとれた有機つや姫の新米を、11月20日~30日と12月15日~24日、各校2回ずつ提供しました。感染症対策のため、残念ながら交流給食は見送りましたが、献立の一部を写真でご紹介します!
鶴岡市では多様な品種の有機米が栽培されていますが、地元で有機米を食べる機会は限られています。農家や給食センターなど多くの方にご協力をいただいて、子どもたちにおいしい有機米を届けることができました。
この給食を通し、有機農業をさらに身近に感じてもらえたら嬉しく思います(^-^)

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有機米給食を食べる子どもたちの画像

三川町で有機米給食が実施されました!

三川町では年に一度、町内で栽培された有機米を小中学校の学校給食で提供しており、12月1日は町立東郷小学校にて実施されました!
給食の時間に合わせて、有機米を生産する大瀧さんが、有機農業に込める思いなどを話してくれました。例年、子ども達の前でお話いただくそうですが、今年は感染症対策のため放送により実施。子ども達はお話一つひとつを興味深く聞いていました。
有機米を口にした子ども達は「いつものご飯よりおいしい」「美味しいからすぐ食べ終わった」などなど、有機米給食に大満足の様子。
校長室にいる大瀧さんを訪れた代表児童に「農家になりたい?」と尋ねると「なりたい!」と声を大にして言ってくれました。鴨街道をはじめ、有機農業が身近にある三川町。子ども達も農業に興味深々のようです(^-^)

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川西町の有機農業フェアに参加した有機農家のみなさんの画像

川西町で有機農業フェアが開催されました!

11月21日、かわにし森のマルシェにおいて「有機農業フェア」が開催されました!
かわにし有機農業推進協議会が開催したもので、町内で育てられた有機栽培米のほか、農薬を使わずに育てられた数々の農産物が並んでいました!
やまがた有機農業の匠 村岡謙二さん、髙橋健次さんも有機栽培米を直接販売されていたほか、10月に開催したオーガニックマルシェで好評だった「まっきーガーデンさんのハーブソルト」や、新庄市の「遠藤ファームさんのお菓子」も販売されていましたよ!
今回のフェアのように、生産者さんこだわりの農産物を、もっと気軽に手にする機会が増えると良いですね!(^^)/

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有機米が提供された学校給食の画像

鶴岡市内の小学校で有機栽培出前授業が実施されました!

11月10日、11日の2日間にわたって、鶴岡市立藤島小学校において鶴岡市有機農業推進協議会による出前授業が行われました!
有機栽培された「つや姫」「雪若丸」など6品種の新米を、子ども達が自ら炊飯してそれぞれ食べ比べする!という大変贅沢な授業です。
子ども達は炊き上げたご飯を食べ比べると「美味しい」「違いがあって面白い」「もちもちの強さに違いがある」などなど、大満足の様子で、炊飯したご飯はすっからかんになりました。(この後さらに給食も食べるそうです!)
授業の最後には「市内の有機栽培米の田んぼ面積は藤島小学校の何倍でしょうか?」といったクイズの時間もあり、正解した児童からは歓声があがっていましたよ(^^)
子ども達は楽しみながら有機農業について学ぶことができたようです(^^♪)

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オーガニックマルシェで生産物を販売する農家さんの画像

山形市内で「オーガニックマルシェ」を開催しました!!

2020年10月2日

10月24日と25日、山形市内にある食品館256において今年度2回目となる「オ ーガニックマルシェ」を開催しました!!マルシェに参加した各団体の様子をお伝えします!

「山形おきたま産直センターさん」
有機栽培された新米「つや姫」のほか、さといもや生姜、人参などの有機野菜の数々に来場者は興味津々。購入できる機会が限られていることもあり、店頭に並べた有機農産物は次々に売れていき、日曜日にはほとんどの品が売り切れていました。
有機栽培米の新米の味、多くの方に知っていただければ幸いです!
やまがた有機農業の匠「竹田久一さん」も直接販売してくれましたよ!

「えんどうファームさん」
「種からハンドメイド」がモットーの遠藤さん。自分で農薬や化学肥料を使わずに、種から育て上げたお米、野菜を使った様々なお菓子を販売してくれました!
野菜とお米で作るだけでも珍しいですが、農薬を使わずに材料から育てているなんて、唯一無二のお菓子だと思います!
遠藤さんのつくるお菓子は味も絶品ですが、優しい人柄や軽快なおしゃべりに引き寄せられるように人が集まっていましたよ(^^♪

「かわにし有機農業推進協議会さん」
店頭には川西町内で育てられた有機農産物等がズラリと並び、やまがた有機農業の匠"村岡謙二さん"も奥様と一緒に販売してくれました。村岡さんが栽培した有機米は大好評でしたよ!その他、"まっきーガーデン"さんによる、農薬を使わずに育てたハーブを使ったソルトは、芳醇でありながらもスパイシーさを感じさせる魅惑的な香りで、たくさんの方が購入されていました(^^♪

会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!
今回のマルシェをきっかけに、環境に優しい農業を身近に感じていただければ幸いです(^-^)

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有機JAS指導員研修で意見交換する参加者の様子

山形市内で「有機JAS指導員研修」が開催されました!!

2020年10月29日

10月16日、山形市内にて「有機JAS指導員研修」が開催され、主に県内の関係者や有機農業者20名以上が参加し、有機JAS認証を取得する為のノウハウを学びました!
農薬や化学肥料を使わずに栽培した農産物を「有機農産物」「オーガニック」と呼ぶためには、「有機JAS認証」を取得する必要があり、取得には様々な書類の作成や記録の整備等が必要になります。この研修は、それらの手続きを指導できる人材を育成するために開催されました。
研修には「やまがた有機農業の匠」"小関恭弘さん"、"石井昭一さん"、"石川正志さん"も参加しており、認証取得を考えている農家さんの指導に役立ててくれるそうです!頼もしいかぎりですね!(^^)

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土と人2020 オーガニックマーケットで生産物を販売する農家さんの様子

食品館256において「土と人2020 オーガニックマーケット」が開催されました!!

2020年10月2日

9月19日(土)、山形市内にあるスーパーマーケット食品館256において「土と人2020 オーガニックマーケット」が開催され、多くの来場者で賑わいました!
当日は、やまがた有機農業の匠であり、山形県有機農業者協議会の会長「小関恭弘さん」を始め、県内各地の生産者が軒を連ねていました!
販売品の中には、開始早々に売り切れてしまったものもあり、マーケットは大好評だったようですよ(^^♪

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研修会で実際の圃場を見ながら熱心に話を聞く参加農家さんの様子

南陽市で「野菜の有機栽培に関する研修会」が開催されました!!

2020年9月25日

9月16日、南陽市有機農業推進協議会主催の「野菜の有機栽培に関する研修会」が市内の有機栽培研修圃場にて開催され、農業者20名ほどが参加しました。
協議会の会長を「やまがた有機農業の匠である渡沢賢一さん」が務めており、研修会では自ら圃場の説明もしてくれました!
今回学習する野菜は、「さといも」「にんじん」「長ネギ」の3種類。講師は置賜総合支庁農業技術普及課の太田専門普及指導員で、県の研究成果に基づいた内容をわかりやすく説明してくれました。
講習会では、
・有機農業の大敵である雑草を、マルチの使用により効果的に抑える方法
・工夫次第で慣行栽培と同等以上の収入を得ることができること
などなど、講習を受けているうちに、「自分も有機農業に挑戦してみたい!」と思えるような内容が盛りだくさんでした(^-^)講習会がきっかけとなって、有機農業に取り組んでくれる方が増えてくれることを願うばかりです!

南陽市有機農業推進協議会の活動に興味がある方は、事務局の南陽市農林課(電話0238-40-8310)にお問い合わせください!

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食農体験で収穫した枝豆からじんだん餅をつくる子供たちの画像

高畠町内で「農薬を使わずに育てた枝豆を使った食農体験」が開催されました!! その2

2020年9月18日

枝豆の収穫体験に引き続き、「じんだん餅」づくりの様子をお伝えします(^-^)
ちなみに「じんだん餅」とは、枝豆をつぶした餡を使った餅のことです。置賜地方では「じんだん餅」、地域によっては「ずんだ餅」「ぬた餅」とも呼ばれています。
指導してくれたのはNPO法人食育ママ、理事長の加藤弥栄子さん。加藤さんは県内各地で親子を対象とした食育料理教室を開催しており、昨年度の有機農業推進フォーラムでもパネリストとして協力いただきました(^-^)
すり鉢を使う機会などないと思われる子ども達ですが、加藤さん指導の下、お母さんお父さんと協力して見事な「じんだん餅」を完成させていました!
使用したお餅もおきたま興農舎さんから提供いただいたもので、環境に優しい農業で栽培された農産物をふんだんに使った美味しい餅に、参加者は舌鼓をうっていました。
「親子で収穫し、親子で作って、親子で食べる」。食育はもちろんですが、環境に優しい農業を身近に感じてもらう、良い機会となったのではないでしょうか(^^♪ 
参加者の皆様、事務局の皆様、大変お疲れ様でした!!

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食農体験で枝豆の収穫をする子供たちの画像

高畠町内で「農薬を使わずに育てた枝豆を使った食農体験」が開催されました!! その1

2020年9月18日

9月12日、高畠町露藤地区において、置賜総合支庁主催の「親子で食農体験!『えだまめ もいで、じんだん つくろう』」が開催されました。
親子でいっしょに枝豆を収穫し、枝豆を使った「じんだん餅」を作る体験事業で、当日は応募者の中から抽選で選ばれた19名が参加しました。
開催場所の露藤地区は、(株)おきたま興農舎を中心とした環境に優しい農業に取り組む優良事例として、県が選定するエコエリアモデル地区にも選ばれています。
  収穫体験を指導してくれたのは、(株)おきたま興農舎の小林和香子さん。同社自慢の農薬を使わずに育てた枝豆の圃場を案内してくれました。農薬を使っていない圃場なら、親子での作業も安心感がありますね(^-^)
お母さんやお父さんと力を合わせて収穫していく子ども達。見事に枝豆を引き抜いた時には歓声を上げ、会場は終始賑やかな声に包まれていました。
環境に優しい農業を実践する圃場には虫もたくさんいます。子ども達は次々に虫を見つけては、小林さんに質問していました。環境に優しい農業について考えるきっかけにもなったようです。
次回は、じんだん餅づくりの様子をお伝えします!(^^)/

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エコエリアのうがくたいで枝豆の栽培について説明する農家さんの画像

「エコエリア農楽隊(のうがくたい)」を開催しました!!

2020年9月6日

県内の有機農業や環境保全型農業に取り組む農業者等を視察するバスツアー「エコエリア農楽隊(のうがくたい)」が8月30日(日)に開催されました!
今年で3回目となった企画ですが、今回は鶴岡市と三川町の農業者を訪問し、それぞれの環境保全型農業の取組みについて紹介していただきました。

訪問先(内容)
①冨樫藤左エ門(えだまめと水稲の有機栽培)
②農家レストラン 菜ぁ(環境保全型農業の取組みと「食」)
③庄内産直ネットワーク(地域ぐるみの有機米産地の取組みと「なつみずたんぼ」)
④有限会社鈴木農産企画(GAPの取組みを通した持続可能な農業の実践)

訪問先では、ほ場や作業施設を見学させていただき、農業者から直接取組内容についてお話をいただきました。残暑続く中でのツアーとなりましたが、参加者は農業者の話に熱心に耳を傾けていました。
訪問先ごとに、取組始めたきっかけや内容、規模などは違っていましたが、いずれも熱い思いを持ち環境保全型農業に取り組んでいました。
今後もこうした交流イベントを開催し、環境保全型農業やエコ農産物の消費者理解促進につなげていきたいと思います!

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山形市オーガニックマルシェの画像

山形市内で「オーガニックマルシェ」を開催しました!!

2020年8月27日

8月22日と23日、山形市内にある食品館256において「オーガニックマルシェ」を開催しました!!
旬を迎えた有機栽培だだちゃ豆、無農薬栽培の麦を使用した麦茶、そして無農薬栽培つや姫を使用したお菓子など、バラエティ豊かな商品が店頭に並び、環境に優しい農業でつくられた数々の品を、たくさんの方からお買い求めいただきました。
特にだだちゃ豆は、そのブランド力の高さも相まって大人気!2日目にはマルシェの開店を待ちわびる方が多数いたほか、お菓子も売り切れの品がでるなど、2日間のマルシェは大盛況のうちに幕を閉じました!
会場にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました!今回のマルシェをきっかけに、環境に優しい農業を身近に感じていただければ幸いです(^-^)

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南陽市有機農業推進協議会の研修会で熱心に意見交換を行う様子の画像

南陽市有機農業推進協議会主催の研修会にお邪魔しました!

2020年8月6日

8月6日の夜は、南陽市有機農業推進協議会主催の研修会にお邪魔しました!
今回は、穂への加害吸汁により米の品質を低下させる斑点米カメムシ類の対策がテーマ。県の農業総合研究センター研究員、農業技術普及課の普及指導員が斑点米カメムシの生態や防除方法について解説しました。また、カメムシの発生状況を独自に調査している生き物調査隊長の野口さんからも調査結果の報告がありました。
参加した皆さんは、日中の農作業の後にもかかわらず、カメムシ被害を低減する管理方法について熱心に意見交換をしていました。興味深かったのは、カメムシも蜘蛛も多かった有機栽培圃場で被害が少ないケースが観察されたとのこと。蜘蛛がカメムシを捕食して、被害を軽減してくれているようです。

協議会では今後も研修会など有機農業の取組みを広める企画を実施していくとのことなので、南陽市やその近隣で有機農業に関心のある方は、
ぜひ事務局の南陽市農林課(電話0238-40-8310)にお問い合わせください!

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有機農業の圃場を見学する参加者の画像

米沢地域の有機栽培圃場検討会にお邪魔しました!

2020年8月6日

8月6日に開催された米沢地域有機農業推進協議会主催の有機栽培圃場検討会にお邪魔しました。
この協議会は、有機農業をはじめとした環境保全型農業の取組みを米沢地域で広めていこうと活動しており、検討会では、新たに有機農業に取り組み始めた農業者の圃場を中心に巡回し、管理方法等について意見交換が行われました。
巡回では、化学肥料や農薬に頼らないで根菜類の栽培に挑戦したり、病害虫を抑えることを目的に薄皮丸なすの株間にマリーゴールドやバジルを混植する等の創意工夫がなされ、意気込みが感じ取れる圃場を見学することができました。
また、「有機農業の匠」に認定されている小関恭弘さんが、20年以上有機栽培を続けている水田も見せていただき、最近導入した新型乗用除草機の効果や課題について解説していただきました。

協議会では、有機農業をキーワードに地域で頑張る農業者の輪を広げていきたいとのこと。関心のある方はぜひお問い合わせください!
(協議会事務局:米沢市農林課、0238-22-5111(内線5006))

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有機農業講習会で熱心に聞き入る参加者の画像

山形県有機農業者協議会による「有機栽培講習会」が開催されました!

2020年8月5日

先に紹介した有機農業圃場検討会と同日、「有機栽培講習会」が開催されました!
講習会では、東北農業研究センターの浅井元朗さんを講師に招き、「有機農業における雑草対策技術」について研修を受けました。
雑草対策の重要性、そして研究によって確立した新たな技術の紹介等について、参加者は真剣に聞き入っていました。
講演終了後も次々と質問がなされ、有機農業に取り組む参加者の皆さんにとって非常に有意義な時間となったようです

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有機農業の圃場を見学する参加者の画像

山形県有機農業者協議会による「有機農業圃場検討会」が開催されました!

2020年8月5日

この検討会では、実際に環境に優しい農業に取り組む圃場を見学しながら、様々な技術を勉強することを目的に、毎年開催されています。
「やまがた有機農業の匠」も数多く参加しており、県内で有機農業、環境に優しい農業に取り組む生産者を中心に50人ほどが集まりました。

見学した圃場は天童市にある「ファームインビレッジ」。
代表の森谷さんと、農場長の五十嵐さんから、より良いものを作るために試行錯誤を繰り返してきた様々な取り組みについて、丁寧な説明がありました。
参加者は有機農業に詳しい方ばかりですが、そんな参加者からも次々に質問の手があがるほど、皆さんファームインビレッジの取組みに興味津々でした。

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新庄市「有機野菜栽培講習会」の画像

新庄市で「有機野菜栽培講習会」が開催されました!

2020年7月12日

7月6日、「有機野菜栽培講習会」が新庄市において開催されました!(主催:もがみオーガニックビレッジ協議会)
有機農業に新たに取り組みたい方大歓迎の講習会で、当日は20名ほどが参加しました。
講師の「涌井義郎先生」は「あした有機農園」で有機農業を指導されており、有機農業の全般的な内容から、実践的な栽培のコツまで、大変わかりやすく教えてくれました。休憩時間も参加者に囲まれ質問攻めされるなど、大人気でしたよ!
座学の他、実際に農薬や化学肥料を使用しないで栽培されている圃場を見学しながら、栽培管理のコツや注意点を学び、参加者からはたくさんの質問がなされていました。
もがみオーガニックビレッジ協議会では、引き続き講習会を開催する予定です。興味のある方は、石井昭一さん(info@nosya.net)まで御連絡ください!(^^)/

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川西町「有機農業に関する研修会」の画像

川西町で「有機農業に関する研修会」が開催されました!

2020年6月22日

6月20日、野菜を有機栽培する方法や注意点などを、実際に有機栽培されているナスやトマトを見ながら学ぶ研修会が開催されました!(主催:かわにし有機農業推進協議会)
講師の丹野さんは、自身の農業指導経験に基づく"栽培のコツ"をたくさん教えてくださり、20名ほどの参加者は、ここでしか聞くことのできない内容に、熱心に耳を傾けていました。
ちなみに、研修圃場は県立置賜農業高校の敷地内にあり、同校の先生や生徒さんが栽培を管理しています。研修会には生徒さんも参加し、熱心にメモを取っていました!
かわにし有機農業推進協議会の活動に御興味がある方は、川西町産業振興課(0238‐42‐6641)までお問合せください!

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南陽市「有機農業技術講習会」の画像

南陽市で「有機農業技術講習会」が開催されました!

2020年6月18日

6月18日、南陽市で有機農業技術講習会が開催され、有機農業者、有機農業に関心のある農業者約30名が集まりました。
同市で有機農業など環境に配慮した農業に取り組む農業者が組織する南陽市有機農業推進協議会が主催し、新たな有機農業者を増やす活動を地域ぐるみで進めています。協議会の会長は、「やまがた有機農業の匠」である渡沢賢一さんです。
前半は、研修ほ場に設定した4か所の水田を巡回し、乗用除草機やチェーン除草の効果や水稲生育状況を観察しました。後半は、夜学で講師の大場伸一さんから水田の雑草防除について講習を受けました。参加した皆さんは、日中の農作業の疲れに負けず、熱心に研修に取り組んでいました。
次の技術講習会は8月6日の予定です。新たに有機農業に取り組もうとする方や興味のある方、有機農業の技術向上を図りたい方は、ぜひ事務局の南陽市農林課(電話0238-40-8310)にお問い合わせください。

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やまがた有機農業の匠 菅原 孝明さん

やまがた有機農業の匠 "菅原 孝明さん"

2020年6月17日

三川町の「やまがた有機農業の匠"菅原 孝明さん"」にお会いしてきました!
孝明さんも先に紹介した菅原誠さんと同じく、鴨や機械による除草を実施していますが、訪問日は、稲の株周辺に生えている雑草を歩きながら抜いていました。
強い日差しの中、泥でぬかるんだ圃場での作業はかなりの重労働ですが、こうした農家さんの苦労の結晶が、美味しい有機米なんだと改めて感じますね。
"やまがた有機農業の匠"は、有機農業に関する指導や相談が可能です。ご興味ある方はお気軽に山形県まで御連絡ください!

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やまがた有機農業の匠 菅原 誠さん

やまがた有機農業の匠 "菅原 誠さん"

2020年6月15日

三川町の「やまがた有機農業の匠"菅原 誠さん"」にお会いしてきました!
訪問日、菅原さんは圃場を機械除草中。
菅原さんの圃場は、毎年鴨による除草を実施していますが、それでも生えてくる雑草は機械を使い土の中に埋め込んでいます。30aほどの圃場の場合、ゆっくり作業して完了まで1時間30分ぐらいかかるとのことです。
「好きなことを仕事にできることは幸せなこと。自分は農業が好きだから、仕事にできてとても楽しい」とおっしゃっていました。匠らしい素敵な言葉ですね。
"やまがた有機農業の匠"は、有機農業に関する指導や相談が可能です。ご興味ある方はお気軽に山形県まで御連絡ください!

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県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin村山」

県の取組紹介「有機農業オープンフィールドin村山」

2020年6月1日

県では有機農業の取組拡大のため、農家さんに協力いただき「有機農業オープンフィールド」を県内各地に設置しています。村山地域では、天童市にある「ファームインビレッジ代表"森谷茂伸"さん」協力の下、水稲有機栽培の実証に取組んでいます。

水稲有機栽培では、田植後の早い段階での除草が非常に重要で「紙マルチ」や「チェーン」、「合鴨」等様々な除草方法があり、オープンフィールドでは、今注目されている「乗用除草機」による除草を実践しています!!
田んぼの広さは約30a。歩いて除草すると多くの労力と時間が必要ですが、乗用除草機では、なんと40分ほどで作業が完了しました! 今回使用した最新型除草機では、条間はもちろん、株間の除草も可能とのことです!
乗用除草機の実用化によって、少しでも農家さんの負担が軽減されたら良いですね。
オープンフィールドでの取組内容に興味がある方は、お気軽に有機農業相談窓口まで御連絡ください!!

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第14回エコエリアやまがた推進コンクール授賞式の画像

第14回エコエリアやまがた推進コンクールの表彰式が行われました!

2020年4月24日

3月24日(火)に県庁にて、環境保全型農業に意欲的に取り組む農業者や、取組の普及・拡大に貢献する団体等を表彰する「エコエリアやまがた推進コンクール」の表彰式が行われました!
今年で14回目となる本コンクールは、県が推進している「全県エコエリア構想」をさらに加速するため、平成18年から県及びエコエリアやまがた推進協議会が主催となり実施しています。今年度までに、延べ56の農業者団体と個人の方が受賞しています!
こうしたコンクールの機会を通して、県内で行われている環境保全型農業の取組を広く伝えていきたいと思います!

<受賞者>
○最優秀賞(山形県知事賞):有限会社ワーコム農業研究所(真室川町)
○優秀賞(山形県農業協同組合中央会長賞):大石田米生産部会(大石田町)
○優秀賞(エコエリアやまがた推進協議会長賞):
沖環境保全協議会(飯豊町)、八幡共乾施設特別栽培米部会(酒田市)
※受賞者の取組内容は、「山形eco農家」エコエリア推進コンクールのページで紹介しています。

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映画いただきますに出演の高畠町の農家菊地良一さんによるトークイベントの画像

映画「いただきます~ここは、発酵の楽園~」が県内各地で上映!

2020年3月14日

県有機農業推進フォーラムで上映した「いただきます~みそをつくるこどもたち~」の続編である「いただきます~ここは、発酵の楽園~」が県内各地で上映されました。
上映期間等、詳細は映画公式ホームページを御覧ください。
3月14日(土)には、山形市にあるフォーラム山形にて、映画に出演している高畠町在住の農家「菊地良一」さんによるトークイベント・高畠町産の有機農産物即売会が開催され、菊池さんの軽妙なトークに会場は終始和やかなムードに包まれていました。映画にはやまがた有機農業の匠である「渡部宗雄」さんも出演されています!

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会議で発表を行うやまがた有機農業の匠 菅原さんの画像

やまがた有機農業の匠が環境保全型農業東北会議で事例発表しました!

2020年2月7日

2月7日、仙台市内で開催された環境保全型農業推進東北会議に、やまがた有機農業の匠である「菅原誠さん、今野裕之さん」が出席し、お二人が所属する庄内産直ネットワークの取組みを代表の菅原さんが発表しました!!
菅原さんは、庄内産直ネットワークが取り組む「環境に優しい農業」について、大変わかりやすく説明されており、会議に出席した皆さんは発表内容に興味津々で、発表終了後には大きな拍手が沸き起こりました。
今回の発表によって、県外の方々に、山形県が誇る生産者さんの素晴らしい取組みを知ってもらえたのではないでしょうか(^^)

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有機米給食を楽しむ小学生たちの画像

令和元年度山形県有機農業推進フォーラムを開催しました!

2020年1月26日

1月26日(日)、山形市内で有機農業推進フォーラムを開催しました。今回のフォーラムは、食育という視点から、農業に求められるニーズや有機農業の拡大の可能性を探ろうと企画したものです。一般消費者の方、女性の方の参加も多く、約150名の方に参加いただきました。
前半はドキュメンタリー映画「いただきます~みそをつくる子どもたち~」を上映しました。園児が味噌作りを行う保育園の取組みを映したものですが、園児のかわいらしい仕草に、時折参加者の笑い声がこぼれていました。
後半はパネルディスカッションで、この映画のプロデューサーである安武信吾さんや、食農教育や環境教育を取り入れている認定こども園「めごたま」の井上亘さん、小学生を対象にした料理教室を開催しているNPO法人食育ママの加藤弥栄子さん、田んぼの生き物観察などのイベントをとおして消費者交流を図っている生産者グループ山形おきたま産直センターの渡沢寿さんに各々の活動を紹介してもらった後に、一般参加者も交えて意見交換が行われました。
この中で、農業者から「安心な農産物を届けるために有機農業を頑張っているが、消費者の生活までは想いが届いていない」という声が上がり、それに対して安武さんは「料理、買い物などの経験をした子供は、生活力を身につける。食卓の向こう側という視点で農業を見ると、環境負荷の少ない農業で生産された農産物への関心が高まるのでは。」とのアドバイスがありました。
県としても、食育など様々な部門との連携により生産者と消費者の交流を図り、有機農業の拡大にも結び付けていくよう取り組んでまいります。
パネリストの皆様、ご参加の皆様、ありがとうございました。

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有機米給食を楽しむ小学生たちの画像

鶴岡市立朝暘第6小学校で有機米給食が実施されました!

2019年12月20日

令和元年12月、鶴岡市内の全小中学校で有機栽培米を使用した学校給食が提供され、20日(金)には、市立朝暘第六小学校に市内の農家さんが訪問し、5年生児童と一緒に給食を味わいました。
訪問した農家さんは、やまがた有機農業の匠である「志藤正一さん、小野寺喜作さん、相馬一廣さん」と、「齋藤光弘さん」の計4名。子ども達と給食を共にしながら、環境に優しい農業の大切さ、そして苦労など、有機農業に関する様々なことを教えてくださいました。
子ども達からは「普段の給食よりお米がすごく美味しい!」「大人になったら有機栽培米を買いたいと思います!」など、嬉しい感想をたくさんいただくことができました。学校給食をとおして、有機農業の素晴らしさが子どもたちに伝わったようです!
鶴岡市では1月にも有機栽培米給食が実施される予定です。今から楽しみですね(^^)

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令和元年度有機農業推進フォーラム告知画像

「令和元年度有機農業推進フォーラム」を開催します

県の有機農業を一層推進するため、「有機農業推進フォーラム」を開催します。
今年度のフォーラムでは、ドキュメンタリー映画「いただきます~みそをつくる子どもたち~」の上映と、「子育てをとおした食の見直し」をテーマとしたパネルディスカッションを行います。
パネルディスカッションでは、映画「いただきます」プロデューサー・安武信吾さんほか、県内の各分野で活躍するパネリストの方々から給食、食育、消費者交流の取組みをお聞きします。そして、子育ての視点から、安全な農産物を持続的に提供できる農業、安心な食生活のために私たちがどのように取り組んでいくことができるかを会場の皆さんと一緒に考えます。
どなたでも参加できますので、ぜひご参加ください。

◆日  時:令和2年1月26日(日)午後1時30分から午後4時30分まで
◆会  場:ソラリス・スクリーン1(山形市城南町1-1-1 霞城セントラル内)
◆内 容
(1)第一部
ドキュメンタリー映画「いただきます~みそをつくる子供たち~」上映
(2)第二部
パネルディスカッション(会場参加型)~子育てをとおした食の見直し~
<パネリスト>
〇映画「いただきます」プロデューサー 安武信吾 氏
〇社会福祉法人陽だまり・本部長 井上亘 氏
〇特定非営利活動法人食育ママ・理事長 加藤弥栄子 氏
〇農事組合法人山形おきたま産直センター理事/広報委員長 渡沢寿 氏
<コーディネーター>
〇山形県農林水産部農業技術環境課 担当

◆申し込み方法:チラシ裏面の申込書に御記入のうえ、事務局までFAXもしくは郵送でお申し込みください。<申込期限:2020年1月10日(金)必着・先着200名迄>
※詳細は下記ホームページをご覧ください。

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有機米を自分たちで炊き食べ比べる子供たちの画像

鶴岡市立渡前小学校児童が有機米を食べ比べ!

2019年11月28日

鶴岡市では藤島地域の3つの小学校で、毎年、有機栽培の出前授業を行っており、11月28日(木)は渡前小学校の5年生を対象に実施されました。
授業では、「やまがた有機農業の匠」の小野寺裕さんと小野寺喜作さんから有機農業についてお話しいただいたほか、鶴岡市有機農業推進協議会から提供された有機米(「つや姫」「ミルキークイーン」など6種類)を児童が炊飯し、様々な有機米を味わいました。
授業の最後に、品種を伏せたご飯を食べ比べ、どの品種かを当てるゲームも行われました。どれも美味しく難易度の高いゲームとなりましたが、子どもたちの味覚の鋭さに驚かされる結果となりました!
これも楽しみながら有機栽培について学習を重ねてきた賜物でしょうか(^-^)
今回の出前授業をきっかけに、子どもたちがご飯や田んぼを大好きになってもらえたらと思います!

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やまがたオーガニックフェスタ2019画像

「やまがたオーガニックフェスタ2019」が開催されました!

2019年11月24日

イオンモール天童において、やまがたオーガニックフェスタ2019が開催されました!
当日は県内各地から出店者が集結し、選りすぐりの有機農産物や、有機農産物を使用した加工品を販売してくださいました!農家さんの努力の結晶である農産物に来場者は興味津々で、たくさんお買い求めいただいたようです。
農産物の販売のほか、野菜の種あてクイズやつなぎを着て農家になりきるコスプレ体験、そしてペロリンとの写真撮影などイベント盛りだくさんで、会場は大盛り上がり!!

毎年フェスタを楽しみにされている常連のお客様はもちろん、イオンに買い物に来ていた沢山の方々も遊びに来てくれました!
フェスタをきっかけに、多くの皆様から山形県のオーガニックに興味を持っていただければ幸いです!
会場にお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!(^^♪

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食品館256での山形県産オーガニックマルシェ2週目の様子

「山形県産オーガニックマルシェ(2週目)」を開催しました!

2019年10月26日

先週末に引き続き、山形市内のスーパーマーケット食品館256を会場に「山形県産オーガニックマルシェ」を開催しました!
「山形おきたま産直センター」さんの有機栽培の新米やさといも・にんじんなどの有機野菜、「遠藤ファーム」さんの有機農業で生産した素材のクッキー・ケーキなどが出品され、たくさんの方が興味を持ってくださいました。実際に試食したお客様からは「美味しい!」「もっと食べたい」などと大好評で、生産者の方々がこだわりぬいた商品の味を、多くの方に知っていただけたと思います!
マルシェにご来場いただいた皆様、ありがとうございました!今後も有機農業者の皆さんと連携し、山形県の有機農業を知っていただく活動を進めてまいります。

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食品館256での山形県産オーガニックマルシェ1週目の様子

「山形県産オーガニックマルシェ(1週目)」を開催しました!

2019年10月19日

10月19日(土)・20(日)の週末に、山形市内のスーパーマーケット食品館256を会場に「山形県産オーガニックマルシェ」を開催しました!!
「イシイファーム」さんの有機栽培の新米やねぎ・かぼちゃなどの有機野菜、「庄内協同ファーム」さんの有機栽培の新米やおこしなどの加工品各種、そして「新庄最上有機農業者協会」さんの有機大豆を使用した納豆や醤油など、県産オーガニック商品が豊富に揃う貴重な機会に、たくさんのお客様が足をとめてくださいました!
手間暇かけて作られた商品の数々に皆さん興味津々で、多くの商品をお買い求めいただくことができました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!

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鎌で稲刈りをする和田小学校の子どもたちの様子

高畠町立和田小学校で「有機米の稲刈り学習」が開催されました!

2019年10月7日

10月7日(月)、高畠町立和田小学校の3年生から6年生までの児童総勢100名以上が、有機栽培で実った稲の刈取りを体験しました!
この田んぼでは「やまがた有機農業の匠 渡部宗雄さん」が組合長を務める上和田有機米生産組合の農家さんの協力のもと、和田小学校の児童が田植えから稲刈りまでを毎年体験しています。和田小学校では食農教育に力を入れており、この体験を通して、多くの児童が環境に優しい農業の良さについて学習しているとのことでした。
渡部宗雄さんから鎌を使った稲刈りの方法を教えてもらった児童たちは、次々に稲を刈り取っていました。6年生は今年で4回目の稲刈りなだけあって、実に手慣れた鎌さばきを披露してくれました!
みんなで協力して刈り取った有機米は、格別な味がすることでしょう!食べるのが待ちきれませんね(^^)みなさん大変お疲れ様でした!

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エコエリア山形協議会での意見交換の様子

「令和元年度第一回エコエリアやまがた推進協議会」を開催しました。

2019年9月11日

9月11日(水)、山形市内において「令和元年度第一回エコエリアやまがた推進協議会」を開催しました。
本協議会は、環境保全型農業を推進するための方向性や施策の進行管理について審議していただくため設置しているもので、農業者・団体の他、県内の大学、消費者団体、飲食事業者、流通関係者など各分野で活躍している方々に委員になっていただいております。
今回の会議では、県内の優れた環境保全型農業の取組みを顕彰する「エコエリアやまがた推進コンクール」の審査をしていただきました。また、今後の山形県の環境保全型農業の推進方向についてご協議いただき、様々な視点での貴重なご意見をいただきました。
県では、協議会でのご意見を参考にし、今後の施策の展開等を検討してまいります。

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有機栽培のえだまめ畑で収穫する子供たちの様子

「親子わくわく食農体験バスツアー「えだまめもいで、じんだんつくろう」が開催されました!

2019年9月7日

9月7日、「親子わくわく食農体験バスツアー『えだまめもいで、じんだんつくろう』」が高畠町で開催され、置賜地域在住の親子35名が参加しました。収穫体験や調理体験を通して、子供たちに環境に配慮した農業への理解を深めてもらおうと、置賜総合支庁が主催したものです。
収穫体験では、高畠町にある株式会社おきたま興農舎を訪問し、農家の小林和香子さんの案内で有機栽培のえだまめを収穫しました。暑い中、子供たちはえだまめの株を一生懸命引き抜いたり、畑の周りでイナゴやカエルを見つけて楽しそうに観察していました。
調理体験では、NPO法人食育ママの加藤弥栄子さんに、じんだん餅の作り方を教わり、子供たちは加藤さんの言葉に真剣に耳を傾けていました。その後みんなで力を合わせてえだまめをすりつぶし、砂糖を混ぜて、最後は餅とからめて、みんなで「いただきます!」。自分で作ったじんだん餅は格別の味だったことでしょう。
今回の体験をきっかけに、子供たちには、食について考える力を身に付けていってもらえればと思います。

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天童市の有機農業オープンフィールドで水稲を観察する参加者の様子

「東南村山地区有機栽培研修会」が開催されました!

2019年9月5日

9月5日、東南村山地区有機栽培研修会が天童市で開催され、有機農業に取り組む農業者等8名が参加しました。
座学では、県の担当者から有機農産物認証制度等について説明があり、参加者は、有機認証を取得するまでのプロセスや、栽培管理、記録方法について熱心に質問していました。
その後、有機農業オープンフィールドで、収穫を控えた水稲の様子を観察しました。複数の除草機械を組合せた丁寧な除草作業の結果、雑草がほとんど目立たない状態に管理されていました。担当農家の森谷茂伸さんは、「人手不足となっていく中、効率的な水稲有機栽培を確立し、より多くの方に有機栽培米を食べてほしい」と意気込みを語っていました。
これまで、東南村山地域での有機農業者の意見交換の場はあまり例がありませんでしたが、今回の開催を契機に今後も続けていきたいとのことでした。有機農業に関する地域のネットワーク強化が期待されます。

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特別栽培のぶどう園を見学する参加者の様子

南陽市で「有機農業者と消費者の交流行事」が開催!

2019年8月22日

8月22日、南陽市で有機農業者と消費者の交流行事が開催され、置賜地域の消費者11名が参加しました。
主催者代表の渡沢賢一さん(やまがた有機農業の匠)のあいさつに始まり、有機栽培の田んぼや特別栽培のぶどう園を見学しました。有機栽培の田んぼでは、農家が網で虫を捕まえて種類や数を調査している真っ最中でした。参加者の皆さんは、害虫や益虫など様々な虫がいることを知り、普段見慣れない虫たちに興味津々の様子でした。
有機栽培の「雪若丸」の塩むすびをいただきながらの意見交換では、参加者の皆さんは視察を振り返りながら有機栽培の工夫や苦労、価格や購入先について活発に質問していました。

イベントを主催した南陽市有機農業推進協議会は、有機農業の拠点づくりのための国事業を活用し、今回の交流イベントのほか有機農業研修会や販路拡大活動等を地域ぐるみで実施していくとのことです。南陽市でますます有機農業が盛り上がることが期待されます。

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庄内の有機農業圃場に集まる県内外の参加者の様子

「山形県有機農業者協議会の圃場検討会」が開催されました!

2019年8月9日

8月9日に山形県有機農業者協議会の「圃場検討会」に参加してきました!
この「圃場検討会」は4ブロック持ち回りで毎年行われ、今回は有機農業に関心の高い県内外の参加者約40名が、庄内地域の有機農業に取り組む圃場4箇所を見学してまわりました。
当日は天候にも恵まれ、圃場の見学のほか、生産者が普段有機農業に使用している農機具の紹介なども行われました。有機農業への熱い想いを持っている参加者同士、活発な意見交換がなされ、お互いの技術力をさらに高めあっているようです!
いよいよ新米の季節が近づいてきました。生産者の努力の賜物である山形県産の美味しい有機米が、今から楽しみですね。

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エコ農業の取り組みの説明を受ける一般の方の様子

「エコエリア農楽隊(のうがくたい)」が置賜地域のエコ農業の生産地域を巡りました!

2019年8月9日

8月8日(木)、有機農業など環境保全型農業に対する消費者・実需者の理解向上を目的として、県内各地の取組みを視察するバスツアー「エコエリア農楽隊(のうがくたい)」を開催しました!

2回目となる今年は、約30名の参加があり、置賜地域の生産現場等4カ所を回りました!
生産者からは、環境保全型農業に取り組む中でのやりがいや苦労について、熱く語っていただきました。田んぼの生きものが棲むビオトープや、有機栽培のさといも、青々とした特産おかひじきなど、普段なかなか見ることができない風景に、参加された皆さんは興味津々の様子でした!
昼食は、高畠町の「ゆうきの里さんさん」で地元農産物を使った料理をいただきました!とってもおいしかったです!
ツアー終了後のアンケートでは「とても勉強になった」「また参加したい」という感想を多くいただきました。

県では、今後も生産者と消費者が交流できるイベントを開催し、環境保全型農業に触れ、考える機会を作っていきたいと思います!

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東京都で開催されたオーガニックライフスタイルエキスポ会場の様子

「第4回オーガニックライフスタイルEXPO」に出展してきました!

2019年8月4日

東京都新宿区で開催されたイベント「第4回オーガニックライフスタイルEXPO」に、8月2日・3日の2日間にわたり山形県ブースとして出展してきました!
県ブースの1日目は「株式会社まんまーる」「農事組合法人庄内協同ファーム」「南陽市有機農業推進協議会」、2日目は「有限会社舟形マッシュルーム」「MOA自然農法山形県連合会」「かわにし有機農業推進協議会」が出展し、2日間計6団体が、全国各地からの来場者に、夏の暑さにも負けない熱いPRを行い、数多くの方に山形県産エコ農産物の良さを伝えることができました。
この2日間の出展をきっかけに、山形県のエコ農産物に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
本県ブースにお立ち寄りいただいた皆様、どうもありがとうございました!

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田んぼを巡回する有機・エコ農業者の方たちの写真

「酒田地区有機農業研究会 夏季田んぼ巡回」にお邪魔してきました!

2019年7月10日

「酒田地区有機農業研究会 夏季田んぼ巡回」にお邪魔してきました!
酒田地区有機農業研究会は、酒田市を中心に有機・エコ農業を実践する農業者が集う研究会です。今回の活動では、会員の方々の田んぼを巡回しながら、有機・エコ農業に関する技術交流が図られました。
研究会の会長は「やまがた有機農業の匠」でもある石川正志さんです。石川さんをはじめ、会員の皆さんは水稲の生育状況や除草の方法について、田んぼを眺めながら熱心に話し合っていました!
このような研さんの積み重ねが、研究会の皆さんの意欲向上や有機栽培技術向上につながっているんですね。

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やまがた有機農業の匠の菅原誠一さんとカモ農法を行う田んぼの写真

三川町にある田んぼにお邪魔してきました!

2019年6月27日

「やまがた有機農業の匠」の一人、「菅原誠」さんの三川町にある田んぼにお邪魔してきました!
菅原さんは、化学農薬や化学肥料を使用せずに水稲を栽培していますが、田んぼの管理をマガモのひなが手伝ってくれています。
この"カモ農法"は、カモが足で土壌を撹拌することなどにより雑草の発生を抑える技術です。また、イネミズゾウムシなどの害虫も食べてくれます。
菅原さんは餌やりの工夫などでカモを飼い馴らし、田んぼの中をまんべんなく歩かせてしっかりと除草させます。菅原さんが来るとカモたちは可愛らしく近寄ってきます。まさに匠の技です。
それでもカモが取りこぼした雑草は田んぼに入って手で取り除き、"雑草の種を残さないよう気を配っている"とのことでした。

今後も引き続き、「やまがた有機農業の匠」の皆さんの取組みについて順次ご紹介していきます。

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有機農業展示圃とやまがた有機農業の匠の志藤正一さんの写真

鶴岡にある有機農業の展示圃の様子を見に行きました!

2019年6月24日

先週、鶴岡市藤島地区にある有機農業の展示圃の様子を見に行きました。ちょうど、展示圃を担当していただいている「やまがた有機農業の匠」の志藤正一さんにお会いできました。芽が出たばかりのえだまめ畑を慎重に除草作業しているところでした。
志藤さんは、約30年前から有機農業を実践しており、水稲やえだまめを化学農薬や化学肥料を使用せずに栽培しています。志藤さんの畑では、雑草が繁茂しないように機械を使って綺麗に管理され、えだまめが元気に育っていました。香りがよく美味しいえだまめができるのが楽しみです。
県内には、志藤さんをはじめ19名の「やまがた有機農業の匠」がいらっしゃって、有機農業に取り組んでみたい方の視察、研修を受け入れてくださるなど、有機農業者の育成にご尽力されています。

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やまがたオーガニックフェスタ2019実行委員会第1回会議にて意見を出し合う委員の様子

「やまがたオーガニックフェスタ2019実行委員会」が開催されました!

2019年6月14日

今年で9回目となる「やまがたオーガニックフェスタ」にむけて、令和元年6月12日(水)、「やまがたオーガニックフェスタ2019実行委員会」が開催されました!
県内各地から実行委員が集結し、来場者の皆様に楽しんでいただけるフェスタとなるよう、活発な話し合いが行われました。
「やまがたオーガニックフェスタ2019」どうぞご期待ください!!

「やまがたオーガニックフェスタ」の昨年までの詳細は下記ホームページでご覧いただけます。

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有機農業オープンフィールドで乗用除草機の実演をする様子

有機農業オープンフィールド(展示圃場)で乗用除草機の実演会

2019年5月29日

天童市蔵増の有機農業オープンフィールド(展示圃場)で乗用除草機の実演会が実施されました。
天童の有機農業オープンフィールドを担当していただいている森谷さんの圃場では、除草剤を使わず、乗用除草機により雑草を防除しております。できるだけ雑草が残らないように常に新しい技術や機械を積極的に試験しています。
今回実演が行われたのは株式会社オーレックのWEEDMANという水田除草機。10名ほどの農業者も参加し、試乗して除草性能を体感していました。

県では、有機農業に関心のある農業者や消費者の皆さんに現場をご覧いただくため、有機農業オープンフィールドを山形県内に8か所設置しています。
ご興味のある方は、有機農業相談窓口にお問い合わせください。

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第4回オーガニックライフスタイルEXPO公式VIの画像

「第4回オーガニックライフスタイルEXPO」山形県ブースにおける出展者の募集について

2019年4月26日

山形県では、県産有機農産物等の販路拡大や、有機農業先進県としてその取組みや魅力を世界に発信するため、有機農産物等のマッチングイベント「第4回オーガニックライフスタイルEXPO」に出展します。
山形県ブースにおいて共にPRいただける出展者を以下のとおり募集します。

○会  期:2019年8月2日(金)~2019年8月3日(土)10時~17時
○会  場:新宿NSビルNSイベントホール(全面)(東京都新宿区)
○募集対象:山形県内で有機農産物等(特別栽培農産物含む)を生産する農業者
      または有機加工食品を製造する事業者。
○申込期限:2019年6月5日(水)(期限厳守)
○主  催:一般社団法人 オーガニックフォーラムジャパン(OFJ)
※詳細は下記ホームページをご覧ください。

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かわにし有機農業推進協議会総会の画像

「平成31年度かわにし有機農業推進協議会総会」が開催されました!

平成31年4月25日(木)、川西町において、「平成31年度かわにし有機農業推進協議会総会」が開催されました!
この協議会は平成30年度に設立され、今回の総会では、これからの有機農業の推進にむけて新たに取り組む生産者への技術的な支援策など、非常に活発な議論が繰り広げられました!
山形県の有機農業がどんどん盛り上がっていきそうですね!

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山形県有機農業推進フォーラム会場の画像

山形市内で「山形県有機農業推進フォーラム」を開催しました!

平成31年3月22日(金)、山形市内で「山形県有機農業推進フォーラム」を開催し、生産者や自治体職員等100名以上の方々からご参加いただきました!!
農林水産省農業環境対策課の及川課長からは、最近の有機農業をめぐる事情について様々なデータを織り交ぜながら分かりやすくご講演いただきました。「有機農業を核とした地域づくりを考える」をテーマにしたパネルディスカッションでは、埼玉県小川町の、生産者や市民団体が主体となって有機農業を核とした交流やイベントを盛り上げていること、本県高畠町の、有機農業を地域資源と捉え、地域ブランドとして高めていく取組みを進めていること、山形県有機農業者協議会の志藤会長の、地域で有機農業を広めるため仲間たちと取組みを進めてきたことなど、貴重なお話を聞くことができ、また会場からも質問や事例紹介をいただきながら、会場参加型で考えることができました。有機農業を核とした地域づくりを進めるには、"仲間づくり"、"地域ブランド"、"交流"の3つが共通して大事だと言えそうです。本フォーラムで聴いた各地の優良事例を参考に、生産者、消費者、実需者、行政それぞれができることを考え、一緒に有機農業を盛り上げて行きましょう!!
発表いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

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山形オーガニックフェスタ2018の反省会の画像

「山形オーガニックフェスタ2018」の実行委員会全体反省会が行われました!

平成31年2月28日(木)、11月にイオンモール天童で開催された「やまがたオーガニックフェスタ2018」の実行委員会全体反省会が行われました。
来場者アンケートの結果や当日の状況を振り返り、良かった点や改善点などを話し合いました!!8年間開催されてきたこの「やまがたオーガニックフェスタ」は、リピーターのお客様も多く、「毎年楽しみ」、「生産者と交流できて良かった」、「楽しかった」などの感想がたくさん聞かれる人気のイベントです。
主催の山形県有機農業者協議会実行委員会の皆様、開催を支援してくださる関係者の皆様、1年間かけた準備や反省会お疲れさまでした!!
また来年度に向けて、よろしくお願いします♪

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有機農業講演会の様子の画像

かわにし有機農業推進協議会「有機農業講演会」が開催されました!!

2月23日(土)、「かわにし有機農業推進協議会」主催の有機農業講演会が開催されました。
講師は、有機農業の第一人者である埼玉県小川町の金子美登さん。
地域一体となった有機農業の推進、190名もの後継者を育成した農業研修などについてお聞きすることができました。
この講演会は、昨年12月に設立され、「やまがた有機農業の匠」の村岡謙二さん、髙橋健次さんも中心となって活動されている協議会の初めての行事として企画されたものです。
米沢市、南陽市の「匠」の皆さんも駆けつけ、参加者の皆さんは人材育成や栽培技術など日頃悩んでいることについて熱心に質問し、今後の取組みのヒントを探っていました。
有機農業の可能性や、有機農業を進めるために取り組むべきことがぎっしり詰まった講演会でした!!

なお、3月22日(金)に開催する「山形県有機農業推進フォーラム」では、金子さんを中心に「有機の里」づくりを進めてきた小川町の職員から、"有機農業を核とした地域づくりを考える"というテーマで事例発表いただきます!! こちらにもぜひご参加ください♪

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技術研修で事例を紹介する有機農業の匠小関さんの様子の画像

「有機栽培の拡大安定に向けた技術研修会」が開催されました!!

2月20日(水)、鶴岡市の藤島エコタウンセンターで、鶴岡市有機農業推進協議会、三川地域有機農業推進協議会の共催により「有機栽培の拡大安定に向けた技術研修会」が開催されました。
県内で先進的に乗用除草機を導入している米沢市の小関恭弘さん(「やまがた有機農業の匠」)と、天童市の森谷茂伸さんが講師となり、除草効果や作業のコツなどを解説しました。また、メーカーによる実機展示を交えての機械の解説もありました。
勢揃いした庄内地域の「匠」を含め、参加者の皆さんは水稲有機栽培の課題について語り合い、また作業の頻度、導入コストなどについて熱心に質問をしており、とても盛り上がりのある研修会でした!!

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映画「いただきます」の上映会の様子の画像

高畠町で映画「いただきます」の上映会が開催されました!!

平成31年2月17日(日)、高畠町で、映画「いただきます」の上映会が開催されました!!
会場には午前・午後で500名を超える親子や観客が集まり、映画を通して、子育ての根底に食育があること、食べるものの大切さを学びました。
オオタ監督は、「子育て世代の方に特に観てほしい」と挨拶。また、現在オーガニックをテーマに「いただきます2」を製作中で、高畠町も舞台の1つになっているとのことです。そちらも楽しみですね!!
会場では抽選会や、実行委員長の渡部宗雄さんの自家製みそを使ったみそ汁のふるまいなど、魅力満載。実行委員の皆さま、ありがとうございました!!

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有機農産物ブランド化推進専門部会で意見を寄せ合う参加者のみなさんの画像

第2回有機農産物ブランド化推進専門部会を開催しました!!

平成31年1月29日(火)、山形市内で「有機農産物ブランド化推進専門部会」を開催しました!!
本県の有機農業をさらに発展させるために、どんな取組みが必要か、生産者や小売店、流通関係者、消費者、自治体など各専門分野の委員の皆さまから、たくさんの貴重なご意見を頂戴しました!! 委員の皆さまありがとうございました。いただいたご意見をもとに、来年度の事業や次期「有機農業推進計画」に反映してまいります!!

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小中学校での有機米給食の画像

鶴岡市で2回目の有機米給食実施!!

1月18日(金)、鶴岡市内の小中学校で今年度2回目の有機米給食が行われ、京田小学校では市内の生産者との交流給食会が行われました!!各学年に1人ずつ生産者が入り、お米の有機栽培についてお話しした後、生徒たちと輪になって一緒に給食を食べます。
「お米がおいしい!!」、「箸が止まらない!!」と次々に元気な声で感想が飛び交い、生産者の皆さんも嬉しそう♪
「カモ農法」に興味深々のクラスでは質問がたくさん出ていました♪「将来はおじいちゃんの農業を継ぐ!」と宣言する子もいましたよ☆
庄内平野の真ん中で田んぼに囲まれた京田小学校。お米を大事にすることを教えているそうです。茶碗にお米を1粒も残さず、みんなきれいに完食していました!!

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保育園で講演を行う農業の匠、小野寺さんの画像

「やまがた有機農業の匠」の小野寺裕さんが地元保育園で「食はいのち」の講演会を行いました!!

1月17日(木)、鶴岡市のちとせ保育園で保護者会が開催され、講師として「やまがた有機農業の匠」の小野寺裕さんが「食はいのち」という演題で講演を行いました。
ちとせ保育園では園児への食事提供に配慮し、小野寺裕さんの特別栽培のお米を五分づきで給食に使用しています。イネと真剣に向き合う小野寺裕さんの米作りは、ちとせ保育園が考える子育てのあり方とも共鳴し、食材供給にとどまらず交流をしているとのこと。
保護者の皆さんは、普段あまり触れない米作りについてじーっと聞き入っていましたが、最後に五分づきのご飯を試食して、"納得"といった明るい表情が会場に広がりました。

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かわにし有機農業推進協議会の画像

「かわにし有機農業推進協議会」が設立されました!!

平成30年12月27日(木)、川西町で「かわにし有機農業推進協議会」が設立されました!!
協議会は、町の有機農業実践者、直売所「かわにし森のマルシェ」及び県で構成され、川西町産業振興課に事務局が置かれます。
皆が連携して、川西町の有機農業新規実践者の育成や消費者交流、町内産の有機農産物の供給体制整備などに取り組みます。
会長に選任された「やまがた有機農業の匠」の村岡謙二さんは、「25歳のときから有機農業に取り組んできた。培ったものを新規実践者に伝えたい。会員の皆さんと力を合わせて町の有機農業を盛り上げていきたい」と意気込みを語りました。
川西町の有機農業の取組みがますますパワーアップするような予感です。皆さんで盛り上げて行きましょう!!

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有機米給食を楽しむ小学生よ有機農業を説明する農家さんの画像

鶴岡市で有機米給食実施!!

鶴岡市では今年度、「有機米を地元の子どもたちに食べさせたい」という生産者の思いを実現するため、市内全小中学校で12月と1月の2回、有機米給食が実施されます。

12月17日(月)に1回目の有機米給食が実施され、朝暘第二小学校では生産者と5年生との給食交流会が行われました。
生徒たちは有機栽培つや姫をおいしそうに食べ、「お米が光ってる」、「いつものごはんより甘い」などの感想とともにきれいに完食!質問コーナーでは、有機米の収量はどのくらいか、有機米の品種は何種類あるか、スーパーで売っているか、などの質問が出され、それぞれに生産者が回答しました。(収量は慣行の7割程度、品種は鶴岡市では7品種(つや姫、コシヒカリ、ササニシキ、ひとめぼれ、はえぬき、ミルキークイーン)、スーパーでは現在のところ売っておらず、物産館や藤島の産直で買えるそうです。)
有機米を初めて食べたという生徒たち。有機農業について理解と関心が高まったのではないでしょうか。1月の有機米給食も楽しみですね!!

<参加した生産者の皆さま>(左から2番目より)志藤正一さん(匠)、小野寺裕さん(匠)、小野寺喜作さん(匠)、齋藤光弘さん、相馬一廣さん(匠)

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平成30年度山形県ベストアグリ賞を受賞した皆さんの画像

有機農家が「平成30年度山形県ベストアグリ賞」を受賞!!

有機農業に取り組む島貫清孝さん・百合子さんご夫妻(米沢市)と、小野寺喜作さん・美佐子さんご夫妻(鶴岡市)が、優れた経営を実践している先駆的な農業者を表彰する「平成30年度山形県ベストアグリ賞」を受賞されました!!
島貫さんご夫妻は、積雪の多い米沢市でトマトの周年栽培に取り組み、県内では事例の無かった周年出荷を実現しました。有機栽培のつや姫は、高い収量レベルを維持し、お米日本一コンテストで最高金賞を受賞するなど、夫婦で地域の農業を牽引されています。
小野寺さんご夫妻は、有機農業を柱として、協同農業と民宿・飲食の多角経営を実践されています。喜作氏は「やまがた有機農業の匠」として、有機農業の指導的な役割を果たされており、美佐子氏は農家民宿やレストランで、地域の食文化の情報発信にも尽力されています。
そのほかに6組の方がベストアグリ賞を受賞されました!!受賞された皆さま、おめでとうございます!!
今後も益々優れた経営や取組みで地域農業を牽引されますようお願いいたします!!

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有機農業セミナー「匠と学ぶ有機農業講座」

新庄市有機農業セミナー「匠と学ぶ有機農業講座」が開催されました!!

平成30年11月28日(水)、新庄市有機農業セミナー「匠と学ぶ有機農業講座」が新庄市内で開催されました!
このセミナーは、新庄市と「やまがた有機農業の匠」の石井昭一さんが、地域農業者の有機農業技術に対する理解促進を目的として企画したものです。
講師は、有機栽培の技術開発・指導の第一人者であるNPO法人民間稲作研究所代表の稲葉光圀さん。
有機農業で生物多様性を育むことの大切さを熱心にお話しされ、また自ら開発・実践している水稲-麦-大豆による循環型有機農業について、技術のポイントを含めて丁寧に解説していただきました。
終了後は、近隣の参加者から、「次は私の町で講演を」という声も上がり、有機農業の広がりが期待される有意義な講座となりました!!

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イオンモール天童でのオーガニックマルシェの画像

「山形県産オーガニックマルシェ in イオンモール天童」第2弾を開催しました!!

平成30年11月11日(日)イオンモール天童のグリーンコートで「山形県産オーガニックマルシェ」の第2弾を開催しました!!
山形おきたま産直センター(南陽市)さんは、有機栽培葉付きにんじん、さといも、かぶ、大かぶ、大根、有機栽培米(つや姫、雪若丸、コシヒカリ、ひとめぼれ)を販売♪ にんじんが葉っぱ付きなのは新鮮な証拠です♪ にんじんの葉を食べたことがない方向けに、にんじんの葉っぱレシピを紹介して販売してくださいました☆
庄内協同ファーム(鶴岡市)さんは、有機栽培白切餅、玄切餅、丸餅、玄米を販売しました♪ 匠の今野裕之さんも一緒にPRしてくださいましたよ☆ 有機栽培餅は、焼いて食べるだけでなく、ピザやグラタンなど楽しい創作料理レシピも紹介してくださいました☆ 買ってくださった皆さんにおいしく食べてほしいですね☆
山形おきたま産直センターさんの新鮮なオーガニック野菜は、11月18日(日)まで一週間、イオンモール天童の野菜売り場で購入できます!! 旨みのぎゅっとつまった南陽産オーガニック野菜を買うことができるこのチャンスをお見逃しなく!!

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農林水産大臣賞を受賞した黒澤ファームの黒澤信彦さんの画像

「第21回全国農業担い手サミット in やまがた」で黒澤信彦さん(匠)が表彰されました!!

平成30年11月8日(木)「第21回全国農業担い手サミットinやまがた」の全体会が山形市内で開催され、皇太子殿下が見守られるなか、「全国優良経営体表彰」の「販売革新部門」で農林水産大臣賞を受賞した黒澤ファームの黒澤信彦さん(やまがた有機農業の匠)が表彰されました!!
黒澤さんは、「地域の核となる会社であり続ける」ことを経営理念の一つに掲げ、地域の稲作の担い手として自ら規模拡大を図るとともに、地域の約50ha分の米を仕入れて販売。独自の販売チャネルで高価格帯で販売し、地域農業の振興に貢献されています。25年前から直接販売に乗り出し、土作りに重点を置いた独自の栽培技術により有機栽培・特別栽培を実践。コンクールで金賞を受賞したことを契機に高級料亭との取引や高級ホテルのレストランとの契約栽培、高級スーパーへの販売につながり、高価格帯のブランド米としての地位を確立しました。
地域の農地・環境保全活動を主な目的とした「おりはた環境保全協議会」を設立し、地域の農家13軒と生き物調査や地元小学校での農業体験活動といった食農教育などを行っていることも評価されました。
黒澤さん、おめでとうございます!!
地域の核として、ますますのご活躍をお祈りします!!

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やまがたオーガニックフェスタ2018会場の画像

「やまがたオーガニックフェスタ2018」が開催されました!!

11月3日(土・祝)、イオンモール天童で「やまがたオーガニックフェスタ2018」が開催されました!!
県内の24団体が出店し、新鮮な有機農産物や、有機農産物を使った商品を販売してくださいました♪ ご常連のお客様に加え、イオンにお買い物に来ていたお客様も、入口でお出迎えするペロリンに導かれてたくさん遊びに来てくださいました♪
お買い物はもちろん、「米袋を使ったエコバッグつくりワークショップ」も大人気で、芸工大komebuの皆さんの指導のもと、オリジナルの可愛いエコバッグをつくって楽しんでいらっしゃいました☆
抽選会では、お店でお買い物をした分だけ抽選できるので、1人でいくつもの景品を当てている方もいましたよ~☆
みなさんに山形県の生産者や有機農産物に触れて楽しんでいただけてよかったです☆
この日のために準備をしてくださった山形県有機農業者協議会実行委員の皆さま、出店者の皆さま、komebuの皆さま、お疲れさまでした!!

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県庁内で展示販売される有機野菜とランチの画像

プレミアム☆ランチウィーク最終日です♪

県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物プレミアム☆ランチウィーク」の最終日です♪
本日の有機栽培米の生産者は渡部宗雄さん(匠)です。
「プレミアム☆販売会」では、宗雄さんがお米(つや姫の白米・玄米、かぐや姫の詩(山形95号)の白米・玄米、焙煎玄米)を販売してくださいました♪
小関恭弘さん(匠)は昨日に引き続き、有機野菜(紅くるり大根、かぶ、パプリカなど)を販売してくださいましたよ♪ 宗雄さんが組合長を務める「上和田有機米生産組合(高畠町)」では、粒がふっくら大きくて歯ごたえのある「山形95号」を、「かぐや姫の詩」という名称で販売しています☆
高畑勲監督が「おもひでぽろぽろ」の制作にあたり当組合の若手生産者をモデルにするなど、高畑監督と深い繋がりがあることから、当組合のお米に「かぐや姫の詩」という名前を付けたそうです♪ まさにプレミアムな「かぐや姫の詩」は、白米も玄米もすぐに完売しました!!
5日間のランチウィークも無事に終了しました。プレミアムなオーガニック食材を提供し、県庁まで販売に来てくださった生産者の皆さま、おいしいオーガニックのメニューを作ってくださった食堂の皆さま、おいしく食べてくださった皆さま、ありがとうございました!!
これからも山形のおいしいオーガニックを知ってもらうためにPRしてまいります!!

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県庁内で展示販売される有機野菜とランチの画像

プレミアム☆ランチウィーク4日目です♪

県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」の4日目です♪
本日の有機栽培米の生産者は小関恭弘さん(匠)です。
「プレミアム☆販売会」では、小関さんがお米(「ゆうだい21」、「コシヒカリ」、「こがねもち」)と、オーガニック野菜(紅くるり大根、大根、かぶ、パプリカ)を販売してくださいました♪
「紅くるり大根」は中まで赤い大根で、おいしいうえに見た目も鮮やか☆ サラダにするのもいいですし、大根おろしにするときれいなピンク色になるそうですよ!! 試してみたくなりますね♪
小関さんがつくった有機栽培丸大豆、小麦と天然塩でできた醤油は醤油本来の味を求めて熟成されています☆ お米も野菜も醤油もすべて完売でした☆
小関さんのオーガニック野菜と丸大豆醤油は明日の販売会でもご購入いただけます☆
明日はいよいよ最終日です!! 県庁食堂前でお待ちしております☆

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県庁内で展示販売される有機野菜とランチの画像

プレミアム☆ランチウィーク3日目です♪

県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」の3日目です♪
本日の有機栽培米の生産者は村岡謙二さん(匠)です。
「プレミアム☆販売会」では、村岡さんご夫婦と娘さんが、お米(「つや姫」、「コシヒカリ」、「ヒメノモチ」)と自家採取の「日本みつばちの百花蜜」を販売してくださいました♪
「かわにし森のマルシェ」さんも村岡さんの応援隊として、ダリヤや川西町の特産品を販売してくださいましたよ♪
「山形おきたま産直センター(南陽市)」さんは、渡沢賢一さん(匠)と小嶋さんがオーガニックにんじん、オーガニックさといもを試食つきで販売♪ 生にんじんはとても甘くてポリポリといくらでも食べられます!! にんじん葉はかき揚げがおすすめだそうです♪ さといもは皮付きのまま茹でたものを試食。味も食感も濃厚で、食べた方はおいしさにびっくりしていました♪
そのほかにも新鮮キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草なども販売、すぐに完売しました☆
オーガニックの「プレミアム☆販売会」も残り2日です。ぜひランチ&買い物に県庁にお越しくださいませ!!

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県庁内で展示販売される有機野菜とランチの画像

プレミアム☆ランチウィーク2日目です♪

県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」の2日目です♪
本日の有機栽培米の生産者は電気農場(新庄市)の渡部陽一さん(匠)です。
「プレミアム☆販売会」では、風邪を引いた陽一さんに代わって、奥さまが幻の米「さわのはな」や「きび」などの雑穀類を販売してくださいました♪
「舟形マッシュルーム」さんは、オーガニックマッシュルームを量り売り♪ あまりの人気にすぐ売り切れてしまいました~!! 買いそびれた方からは「次はいつ来てくれますか?」と悲しそうな声が…。安心してください!今週土曜日の「やまがたオーガニックフェスタ」でも舟形マッシュルームさんに会えますよ!!
16階レストランの「プレミアム☆ハンバーグステーキランチ」は、オーガニックさといものねっとりと濃厚な味と、オーガニックにんじんスープの甘さ、オーガニック大根の引き締まった実に、化学的なものに頼らないで育った野菜の力強さを感じます!!
ランチウィークは残り3日です。ぜひいらしてください♪

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県庁内で展示販売される有機野菜とランチの画像

県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」第2弾が始まりました!!

山形県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」第2弾が始まりました!!
1階食堂では「匠のオーガニック米食べ比べプレミアム弁当」、16階レストランでは「プレミアム☆ハンバーグステーキランチ」を提供しています。
初日の今日は、地元のテレビ局3社が取材に来てくださいました☆ 県民の皆さんにPRしていただき感謝です!!
本日の有機栽培米の生産者はおきたま興農舎(高畠町)の小林亮さん(匠)です♪ プレミアム☆販売会では、娘さんの和香子さん(一緒に生産しています!)とともに、有機栽培米や朝採りの新鮮なオーガニック野菜を販売してくださいました☆ 野菜は人気で次々に売り切れとなりました!!
今週毎日、11:30から13:30まで各生産者によるプレミアム☆販売会を開催しますので、ランチのあとにぜひお立ち寄りください♪

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有機米給食を食べる小学生たちの画像

南陽市で有機米給食実施中!!

平成30年10月22日(月)の週の4日間及び11月12日(月)の週の4日間、南陽市内の小中学校で南陽市産「有機米」米飯給食が実施されます!!
地元の子どもたちに有機農業を知ってもらい、味わってもらうために生産者と南陽市が企画した取組みで、今年で2年目となります!! 沖郷小学校の5年生のクラスでは、「山形おきたま産直センター」の代表で「やまがた有機農業の匠」の竹田久一さんが、有機農業についてわかりやすく説明し、生徒と一緒に給食を食べました♪「いつものごはんより甘くておいしい」という感想に、竹田さんも嬉しそうです☆ 生徒たちは競うようにごはんをおかわりしていて、元気においしく有機米を食べていました♪
"薬(農薬)"や"サプリメント(化学肥料)"を与えず、自然の力で元気に育てる「有機米」のように、みんなも元気に大きくなあれ☆

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稲刈りで刈った稲を天日干しにしている小学生たちの画像

高畠町立和田小学校で稲刈りが行われました!!

平成30年10月9日(火)、高畠町立和田小学校で稲刈りが行われました!!
和田小学校では食農教育に力を入れており、地元の上和田有機米生産組合の渡部宗雄さん(やまがた有機農業の匠)を中心とした生産者の方々と一緒に、毎年3年生から6年生がお米の有機栽培を行っています!!
6月に田植え、7月に卒業生による除草をして育んできた稲には、丸々とした大きなお米が実り、晴天のもと金色に輝いていました☆
稲刈りは「鎌」を使って行います。3年生に鋭利な鎌を持たせるのは危ないような気がしますが、教わったことをきちんと守って使うため、今まで怪我をした生徒はいないそうですよ!!
みんな手際よく稲を刈り、協力しながら束ねて行きます。束ねた稲は杭に時計回りに積み上げていき、天日干しします。
最後はみんなで落ち穂拾いです。
渡部さんが「10本の稲で茶碗1杯分のごはんになるよ」と声をかけると、1本も残さないようにと一生懸命拾っていました。お米1粒1粒を大事にする気持ちが自然と身につく体験ですね。田んぼも心も実り多い時間となりました!! みなさんお疲れさまでした!!

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農薬不使用栽培のえだまめでじんだん餅をつくる幼稚園児と家族の画像

「えだまめもいで、じんだんつくろう」!!

平成30年9月8日(土)、置賜総合支庁農業振興課主催で、「えだまめもいで、じんだんつくろう」というイベントが行われました!!
これは、置賜地域の園児が親子で、おきたま興農舎(代表:小林亮氏(匠))の畑で農薬不使用栽培のえだまめを収穫し、収穫したてのえだまめでじんだん餅をつくるという食農体験イベントです。
NPO法人食育ママの加藤弥栄子さんが調理指導を行い、園児たち自らじんだんづくりを行いました!! できたじんだん餅は、新鮮なえだまめの味とまめの食感がとてもおいしく、園児たちは大喜びでした♪
こういった取組みを通して、子どもたちの農業や食に対する関心・理解が高まって行きますように!! 皆さまお疲れさまでした!!

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県庁内で有機栽培だだちゃまめなどを販売する農家さんの画像

県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」最終日!!

9月7日(金)最終日のプレミアム☆販売会は「庄内協同ファーム」が、鶴岡市から有機栽培だだちゃまめをはじめ、魅力的な商品を抱えて販売に来てくださいました♪
だだちゃまめは即完売!有機栽培玄米を原料にしたおこしも、試食した方々が皆おいしい!と購入していただき、完売!
農薬不使用栽培の大麦で淹れた麦茶も、甘くて香ばしい味わいが大変好評でした!
大盛況の販売会で幕を閉じたプレミアム☆ランチウィーク。食材や出店にご協力いただいた皆さまありがとうございました☆ そしてオーガニックに関心を持ちご購入いただいた皆さま、ありがとうございます☆
10月下旬に第2弾を予定しておりますので、お楽しみに♪

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オーガニックフェスタ米沢でのもちつきを楽しむ家族の画像

「オーガニックフェスタ米沢」が開催されました!!

平成30年9月8日(土)、道の駅米沢で「オーガニックフェスタ米沢」が開催されました!!
あいにくの雨でしたが大盛況で、道の駅にいらっしゃったお客さまも有機農産物等の販売やライブキッチンに足を運んでくださいました♪
つきたてのもちふるまいには長蛇の列ができ、有機栽培のもち米と有機栽培の大豆を原料とした納豆もちに県内外からのお客さまが舌鼓を打っていました♪
主催の米沢地域有機農業推進協議会の皆さま、お疲れさまでした!!

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エコエリアやまがた推進協議会の画像

エコエリアやまがた推進協議会を開催しました!!

平成30年9月7日(金)、山形市内で「エコエリアやまがた推進協議会」を開催しました。
今年度末に改定を予定している「山形県有機農業推進計画」の内容について議論いただき、これまでの取組みを振り返りながら、山形県の有機農業についてどこに力を入れて推進していくか、様々な貴重なご意見を頂戴しました。
有機農業について実需者、消費者の皆さまに理解してもらい、県産の有機農産物がより身近なものになるように、そして山形らしい有機農業を県全体で推進していけるよう、引き続き計画や施策を練ってまいります!!

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県庁食堂前でランチで使われた有機米を販売する農家さんの画像

「プレミアム☆販売会」も好評です!!

9月5日(水)のプレミアムランチのお米は、石井昭一さん(やまがた有機農業の匠)の有機栽培さわのはなと有機栽培山形95号です♪ 食堂前で行ったプレミアム販売会では、石井さんご夫妻が、ランチで提供された2品種に加え、希少なお米「亀の尾」や、有機栽培米でつくった甘酒などを販売しました♪
たくさんあったお米も甘酒も完売! 県庁内でオーガニックへの関心が高まっている!? ランチウィークも残り2日です。まだの方はぜひ県庁にいらしてください♪
7日(金)のプレミアム販売会もお楽しみに♪

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県庁16階レストランのプレミアムハッシュドビーフランチの画像

16階レストラン「プレミアム☆ハッシュドビーフランチ」も人気です!!

県庁16階レストランでは、「プレミアム☆ハッシュドビーフランチ」を提供中!!
山形牛とオーガニックマッシュルームとトマトがごろごろ入った美味しいハッシュドビーフに、素揚げしたエコ野菜がどっさり添えてあります!!
オーガニックだだちゃまめの冷製スープは、クリーミーでだだちゃまめの風味豊かな贅沢スープです☆
デザートは本日の匠のお米が入ったミルクプリン! お米がタピオカのような食感をかもし出し、お洒落デザートに大変身です♪ 黒蜜ソースがよくマッチしています♪
ボリュームたっぷりで大満足のプレミアム☆ランチ、ぜひお召し上がりください☆

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県産オーガニック・エコ農産物を使ったお弁当の画像

県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」がスタートしました!!

9月3日(月)、県庁食堂「県産オーガニック・エコ農産物を使ったプレミアム☆ランチウィーク」がついにスタートしました!!
「プレミアム☆販売会」には、有機栽培ササニシキの生産者、相馬一廣さん(やまがた有機農業の匠)と、舟形マッシュルームの長澤さんがいらして、なかなか手に入らないプレミアムな有機栽培マッシュルームと有機栽培ササニシキを販売してくださいました♪
今日は記念すべき初日なので、生産者のお二人と農林水産部長及び職員が一緒にプレミアム弁当を食べていろんなお話をお聞きしました♪ 多くの報道機関の方々が取材してくださいました!! 県民の皆さま、からだにも環境にもやさしい、生産者の思いがぎゅっとつまったプレミアム弁当を、この機会にぜひご賞味ください♪

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パジフィコ横浜で県産農産物を紹介する農家さんの画像

「国際オーガニックEXPO 2018」に出展しました!!

平成30年8月30日(木)~9月1日(土)、パシフィコ横浜で開催された「国際オーガニックEXPO」に山形県として出展しました!!
今年で2回目の出展となる山形県。ブースを2倍に広げて大きな看板も設置したところ、会場内での存在感がぐっと増して、昨年度よりもたくさんの方々が立ち寄ってくださいました☆
一緒に出展した生産者7団体の皆さんと5名のやまがた有機農業の匠とともに、"おいしいものがたくさんある山形県"に加えて、"有機農業を頑張っている山形県"としてもPRができたように感じます。全国の皆さんに山形県産の有機農産物が届きますよう、これからも魅力を発信してまいります!! 出展者の皆さん、お疲れさまでした!!

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山形県産オーガニックマルシェinイオンモール天童の会場の画像

「山形県産オーガニックマルシェinイオンモール天童」開催報告!

平成30年8月26日(日)、イオンモール天童1階グリーンコートで、「山形県産オーガニックマルシェ」を開催しました!!
庄内協同ファームのオーガニックだだちゃまめは甘みと旨みが強く、試食した方からも美味しいと好評でした♪
舟形マッシュルームのオーガニックマッシュルームは美味しい食べ方を紹介しながら量り売りで販売し、お客様から大人気でした♪ おすすめの食べ方は"フライ"だそうですよ~!!
ペロリンも応援にやってきて、マルシェ会場を盛り上げてくれました☆
多くの方にオーガニックへの関心を高めていただけるよう、11月の秋野菜の季節にまたマルシェを行います♪ お楽しみに~♪

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山形県産オーガニックマルシェinイオンモール天童の告知画像

山形県産オーガニックマルシェinイオンモール天童☆開催

平成30年8月26日(日)、イオンモール天童1階のグリーンコートにて、山形県産の新鮮なオーガニック農産物を生産者から直接買うことができるマルシェイベントを開催します♪
今回出展するのは、「庄内協同ファーム(鶴岡市)」の「オーガニックだだちゃまめ」と、「舟形マッシュルーム(舟形町)」の「オーガニックマッシュルーム」です♪
普段なかなか手に入らないプレミアムな県産オーガニックを、この機会にぜひ味わってみませんか? ペロリンと一緒にご来場をお待ちしております☆

山形県産オーガニックマルシェinイオンモール天童 概要
○会 期:平成30年8月26日(日)10時~17時
○会 場:イオンモール天童1階のグリーンコート(カルディさんの前のスペース)
○出店者:農事組合法人庄内共同ファーム<オーガニックだだちゃまめ>
     舟形マッシュルーム<オーガニックマッシュルーム>

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生産現場を巡るエコエリア農楽隊の画像

「エコエリア農楽隊」が最上地域のエコ農業の生産現場を巡りました

2018年8月9日

平成30年8月8日(水)、「エコエリア農楽隊」が、最上地域のエコ農業の生産現場を巡りました!!
小学生~70代の幅広い年代の皆さま25名から農楽隊としてご参加いただきました!! バスで県庁を出発し、舟形マッシュルームの有機栽培マッシュルーム、最上町アスパラガス生産協議会のエコファーマーのアスパラガス、石井昭一氏(やまがた有機農業の匠)の有機栽培米圃場、泉菜株式会社の特別栽培泉田さといもの圃場の4か所を見学。
生産者の皆さんの熱い思いを聞くことができ、農楽隊からは質問が次々に出され、有意義なものとなりました。昼食はニューグランドホテル新庄さんから見学先の農産物を含む特別メニューを提供いただき、その美味しさも堪能することができました!!

農楽隊に参加いただいた皆さま、受入れに協力いただいた皆さま、ありがとうございました!! エコ農業がより身近なものとなるよう、今後もいろんな形で情報発信していきます。皆さん、一緒に山形のエコ農業を盛り上げていきましょう!!

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有機栽培さといも実証試験の畑の画像

山形県農業総合研究センターで実証試験を行っている「有機栽培さといも」の様子をレポートします!

2018年8月7日

サトイモは水分を多く必要とする作物なので、通路に用水を流し込む「うね間灌水」を行います。今年は雨が少ないため、「うね間灌水」の頻度を多くしているそうです。
写真は現地実証圃の「うね間灌水」の様子です。水をたくさん吸って大きく育ってほしいですね♪

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有機栽培ねぎ実証試験の畑の画像

山形県農業総合研究センターで実証試験を行っている「有機栽培ねぎ」の様子をレポートします!

2018年8月7日

山形県農業総合研究センターで実証試験を行っている「有機栽培ねぎ」は、まもなく収穫期を迎えます。8月になると病害虫が多く発生するため、被害が多くなる前の7月下旬~8月中旬に収穫する作型です。
雨が少ないため例年より生育は遅れていますが、土寄せ兼除草の作業を手間ひまかけて行った結果、力強く活き活きと生育しているようです♪ 8月に収穫予定です♪

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山形県有機農業者協議会圃場検討会の画像

最上地域で「山形県有機農業者協議会圃場検討会」が開催されました!

2018年7月25日

平成30年7月24日(火)、最上地域を会場に「山形県有機農業者協議会圃場検討会」が開催され、山形県有機農業者協議会会員や地域の生産者、県担当等約25名が参加しました。
はじめに、新庄市の渡部陽一さん(やまがた有機農業の匠)と石井昭一さん(同)の有機オープンフィールドを見学し、除草に関することや各地域の生育状況などについて情報交換を行いました。その後、金山町にある「認定こども園めごたま」を見学。めごたまでは、子どもたちに農薬を使わない地元の農産物を食べさせたいとの思いから、給食のお米の一部に石井昭一さんの有機栽培玄米を使っているそうです。
目の前にある山、小川、敷地内にある田んぼ、畑、放し飼いの羊とポニー。すべてが子どもたちの生きる力を育んでいるようでした。有機農業×食育×環境教育×地域力…広い視野で考えることが大事だと実感しました。

井上先生ともっとゆっくり語り合いたい!という声もあり、大変有意義な見学会となりました。井上先生、企画してくださった山有協の皆さま、ありがとうございました。

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有機農産物ブランド化推進専門部会の画像

有機農産物ブランド化推進専門部会を開催しました!

2018年7月25日

平成30年7月19日(木)、有機農産物ブランド化推進専門部会を開催しました。
有機農産物の県内の流通量を増やすにはどうしたらよいか、地域ブランド化を図るにはどうしたらよいかなどのテーマについて、生産者や実需者、流通業者、消費者など各専門分野の委員の皆さまから、今回も貴重な御意見をたくさん頂戴しました。
いただいた御意見は、次期有機農業推進計画や施策に反映してまいります!

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田んぼの生き物調査の画像

トンボ類の数を調査して生物多様性保全効果を確認しています!

2018年7月12日

環境保全型農業の生物多様性保全効果を確認するため、県農業総合研究センターと農業技術環境課で田んぼの生きもの調査を行っています。
今回は、環境保全型農業の様々な取組み(有機農業、水稲IPM、簡易ビオトープの設置、冬期湛水管理)を行っている各田んぼの、トンボとトンボの抜け殻の数を調べます。その結果、冬期湛水管理(冬期間田んぼに水を張る取組み)を行った田んぼに最も多くのトンボ類が確認されました!

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田んぼで生きものを探す子供たちの画像

「田んぼの生きもの観察会」でたくさんの生きものを発見しました!

2018年7月10日

平成30年7月8日(日)、「山形おきたま産直センター(代表理事:竹田久一さん(やまがた有機農業の匠))」、「おりはた環境保全協議会」及び「びっくりドンキー」の共催で「田んぼの生きもの観察会」が開催され、親子80名以上が参加しました!

農薬を使っていない田んぼは土がトロトロとやわらかくて、土を網でひとすくいしただけでヤゴやコガムシが必ず捕れるほどたくさんの生きものたちが見つかりました。
トンボにふ化している最中のヤゴにも出会いましたよ♪
まだ黄色くてやわらかい羽を休め飛び立つ準備をしていて、貴重な場面を見ることができました!!
ほかにもドジョウ、カエル、コガムシの幼虫などたくさんの生きものを観察し、田んぼは生きものたちが生きるための大切な場所だということを学びました。
生きものを育む「山形おきたま産直センター」のお米は、山形県内の「びっくりドンキー」で食べることができます♪

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田んぼの除草作業を体験する高畠町立和田小学校の学生たちの画像

高畠町立和田小学校の田んぼで除草作業が行われました!

2018年7月5日

平成30年7月4日(水)、高畠町立和田小学校の田んぼで除草作業が行われました!!
除草作業を行ったのは、和田小学校を卒業した高畠高校の1年生7名です!!
小学生が6月に田植えを行った田んぼを、先輩たちが除草します。
この手押しの除草機(中耕除草機)は、イネとイネの間を押し引きしながら進んで雑草を絡め取るとともに、泥で水が濁ることで雑草の光合成を防ぐ効果もあるそうです。
4年ぶりに田んぼに入った高校生たちは、1列終わるとすぐに履いていた長靴を脱いで裸足になり、慣れた様子で田んぼを歩きます。腕が痛い~と言いながらも、手際よくきれいに除草が完了しました!!
和田小学生と先輩たちの協同作業でおいしい有機栽培米ができるといいですね♪

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機械除草の様子の画像

「機械除草」を行っている田んぼを紹介します!

2018年7月5日

小関恭弘さん(やまがた有機農業の匠)は、田んぼの雑草を除草するため、「機械除草」を行っています。
農薬を使っていない有機農業の田んぼには、イネに追いつく程の勢いで雑草が生えてきます。イネに十分な養分が行き渡り大きく生育できるよう、機械で根こそぎ除草します!
「機械除草」では、イネを踏み倒してしまわないよう注意しつつ、しっかり除草することが必要です。
小関さんの除草機は前方にローラーのあるタイプで、前を確認しながら雑草を捉えることができ、除草効果も高いそうです!
また、田んぼの端に到着するたびにイネを避けながら方向転換して次の列に進む一連の作業は、まさに匠の技でした!!
小関さんの機械除草は好評で、うちの田んぼも除草して!と、有機農業者の方々から引っ張りだこだそうですよ♪

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かも農法 田んほを泳ぐかもの画像

「かも農法」を行っている田んぼを紹介します!

2018年6月28日

志藤正一さん(やまがた有機農業の匠)は、雑草を抑えるための有機農法の1つ「かも農法」を行っています。
かもは田んぼの雑草を食べ、また、泳ぎ回ることで水が濁って日光が遮られ、雑草が生えにくくなります。かものおかげで、志藤さんの田んぼには雑草がほとんど生えていませんでした!かもの力はすごいです!
例年、キツネ等にかもを捕られる被害があったそうですが、今年はネットをより高く張って対策したため、被害がなかったようです。
かも農法は6月下旬まで見ることができます。ネットが張られている田んぼにはかもがいるかもしれません。ぜひ注目してみてください♪

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果樹IPM+交信攪乱剤の生物多様性保全効果の画像

環境保全型農業のひとつ「果樹IPM+交信攪乱剤」の生物多様性保全効果の検証!

2018年6月15日

環境保全型農業には様々な取組みがあります。その1つに、①化学合成農薬に頼らずに病害虫や雑草を総合的に抑える方法(IPM)と、②人工のフェロモン(交信攪乱剤)を設置して害虫をかく乱させて交尾を妨げ、害虫の増加を防ぐ方法を組み合わせた取組みがあります。それにより殺虫剤の使用を抑え、むやみに生きものを排除しないことから、生物多様性保全に効果があるのです。

このことを実証するため、生きもの調査を行います!
御協力いただくのは、この取組みを行っている県内のりんご生産者です。対照としてこの取組みを行っていないりんご畑も調査します。各りんご畑に落とし穴のトラップを仕掛けて、農業にいい働きをする生物(害虫の天敵など)の数を調べます。
その結果、果樹IPM+交信攪乱剤の取組みのりんご畑のトラップには、対照の畑の6倍近くの生物がいました!!
殺虫剤を使わないから、農業にいい働きをする生物が生態系のなかで病害虫を排除している、といういいサイクルができているのですね。

生きもの調査のための落とし穴トラップの画像
落とし穴トラップは水を入れたコップを地表に埋めるシンプルなもの
りんご畑にいたテントウムシの画像
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保全池からメダカを捕獲する画像

山形県農業総合研究センターで実証試験を行っている「有機栽培ねぎ」の様子をレポートします!

2018年6月6日

5月上旬に植えたねぎは、5月中旬になると少し太くなり背も伸びたようです。と同時に、雑草もたくさん生えて来ました!
有機栽培ねぎの栽培管理で一番重要な作業は、雑草の発生程度を見て、ねぎの土寄せを兼ねて除草することです。雑草発生初期のこまめな管理が重要となります。
「三角ホー」という道具を使って手作業で雑草を削りつつ、ねぎに土を寄せていきます。土に隠れた部分が白く軟らかくなります。
有機栽培ねぎは除草剤を使わないので、この作業を10日~2週間に1回行う必要があり、その頻度は慣行栽培の約2倍だそうです。手間ひまかけて、大事に育てて行くんですね。

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保全池からメダカを捕獲する画像

庄内町家根合地区では毎年メダカの保全活動を行っています!

2018年6月6日

庄内町家根合(かねあい)地区では、毎年メダカの保全活動を行っています。メダカの保全池で越冬したメダカたちを、6月上旬、地区の田んぼに放流します。写真は、6月2日(土)に地区の皆さんが保全池でメダカを捕獲している様子です。
田んぼに放流されたメダカは、農薬の使用が少ない田んぼで伸び伸びと育ち、仲間を増やします。7月下旬になると、子どもたちが田んぼのメダカを捕まえて、保全池に戻します。
このようにメダカが住む家根合地区の田んぼで育ったお米は、安全・安心な「めだかの里米」として販売されています。
メダカが住める豊かな環境を次世代につなぐために、環境保全型農業が拡大し、どこの田んぼでもメダカが住めるようになるといいですね。

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紙マルチの田んぼの画像

紙マルチの田んぼを紹介します。

2018年6月6日

渡部宗雄さん(やまがた有機農業の匠)は、雑草を抑えるための有機農法の1つ「紙マルチ」を行っています。
紙を敷きながら田植えを行うことで日光が遮断され、雑草が生えるのを抑えます。田植えの際は紙が風ではがれてしまわないように丁寧に行うので、作業時間は通常の3倍以上かかるそうです。
大変な作業ですが、除草剤を使わないので、渡部さんの田んぼにはタニシがたくさんいました!! 生きものを育む田んぼで、美味しいお米が育まれます。

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田植えする小学校の子どもたちの画像

高畠町立和田小学校では毎年有機栽培米をつくっています!

2018年6月6日

平成30年6月4日(月)、高畠町立和田小学校で田植えが行われました!!
和田小学校では食農教育に力を入れており、地元の上和田有機米生産組合の渡部宗雄さん(やまがた有機農業の匠)を中心とした生産者の方々と一緒に、毎年3年生から6年生がお米の有機栽培を行っています!!

生徒達は、田植えだけでなく、月1回の除草、稲刈り、脱穀、そして出来たお米を1人暮らしのお年寄りの家に届ける活動まで行うそうです。すごいですね!4年間続けて作業をするので、高学年になるほど技術が上達していくそうですよ♪
今回は東北芸術工科大学のkomebuの学生も一緒に、初めての田植えを体験しました。和田小の生徒たちは農業体験を通して地域の方々と深く関わりながら、生きる力を育んでいるように感じました。
次回は除草作業の様子をお伝えします♪

田植え体験に参加した小学校の子どもたちと東北芸術工科大学の学生たちの画像
どろどろぬかるむ田んぼに入り初めて田植えをする子どもたちの画像
田植え作業の説明を聞く子どもたちの画像
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月2回届く野菜セットと子どもの画像

エコ農産物ファン通信 vol.1

2018年5月24日

エコ農産物を愛食している皆さまからお話を聞くコーナー「エコ農産物ファン通信」を随時お届けします♪

第1回目は、「全国有機農法連絡会(天童市)」から野菜を定期購入している熊谷さんです。
月2回届く野菜セットには、有機JASマークの付いた野菜や、農薬の使用を減らした野菜がたくさん。各野菜の生産者や農法が書かれた紙も同封されているので、安心だそうです。
「地域の旬を感じられる"うど"や"おかひじき"などもあって、毎回届くのが楽しみです!」とのこと。ご家族も旬の野菜が大好きだそうですよ~!!

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国際オーガニックエキスポ会場イメージの画像

「国際オーガニックEXPO2018」山形県ブースにおける
出展者の募集 について

2018年5月11日

山形県では、県産有機農産物等の販路拡大や、有機農業先進県としてその取組みや魅力を世界に発信するため、有機農産物のマッチングイベント「国際オーガニックEXPO2018」に出展します。

山形県ブースにおいて共にPRいただける出展者を募集します。
○会  期:平成30年8月30日(木)~9月1日(土)10時~17時
○会  場:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
○募集対象:山形県内で有機農産物等(特別栽培農産物含む)または有機加工食品を
      生産する山形県内の事業者
○経費負担:出展料、設備レンタル料等は、県が負担。出展に係る旅費、展示品等運搬費、
      試食に係る材料費・消耗品費等は、各出展者が負担。
○申込期限:平成30年6月15日(金)(期限厳守)
※詳しくは以下のホームページをご覧ください。

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有機栽培野菜の実証試験の様子の画像

山形県農業総合研究センターでは、有機栽培野菜の実証試験を行っています!

2018年5月11日

山形県農業総合研究センターでは、有機栽培野菜の実証試験を行っています!
センター内にある水田転換畑では、堆肥を散布して土づくりを行い、えだまめ、ねぎ、さといも、たまねぎ、しょうが、かぼちゃなどの有機栽培試験を行います。
また、山形県の風物詩「いも煮」の材料になる、ねぎ、さといもは、生産者の協力をいただき現地実証試験も行います。
5月上旬には、現地実証圃場においてねぎ苗の定植を行いました!
山形eco農家フェイスブックでは、今後も有機栽培試験の様子をレポートしますのでぜひご注目ください!!

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有機農業相談窓口担当者研修会の様子の画像

県の担当者を対象に「有機農業相談窓口担当者研修会」を開催しました!

2018年5月7日

平成30年5月7日(月)、県の担当者を対象に「有機農業相談窓口担当者研修会」を開催しました!
有機農業に関する相談にいらっしゃる方に対し適切に支援できるよう、窓口担当者の理解促進を図るものです。研修会では、(公財)やまがた農業支援センターの加藤智弘技術主幹から、有機農産物関係法令及び認証申請の概要について講義を受けた後、支援のポイント等について話し合いました。
今後も有機農業を目指す方をしっかりサポートできるよう担当者や関係機関と連携します!!

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三川町の有機栽培米つや姫特別給食とやまがたオーガニックフェスタ2017の画像

おいしい山形ホームページで県内農家の取り組みが紹介されました!!

2018年3月29日

おいしい山形のホームページ「ペロリンが行く!」コーナーに、三川町の有機栽培「つや姫」特別給食と、「やまがたオーガニックフェスタ2017」の特集記事が掲載されました!!
環境にやさしい農業に興味津々のペロリンが遊びに来て取組みを紹介してくれています♪
みなさま是非ご覧ください♪

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「エコエリアやまがた推進コンクール」受彰者の皆さんの画像

「エコエリアやまがた推進コンクール」表彰式を開催しました!!

2018年3月19日

平成30年3月15日(木)、山形市内で「エコエリアやまがた推進コンクール」の表彰式を執り行いました!

コンクールは、環境と調和した農業に意欲的に取り組む農業者を表彰するもので、今回で12回目です。最優秀賞(知事賞)は「JA金山酒米研究会(金山町)」、優秀賞(山形県農業協同組合中央会長賞)は「平田げんげんの会(酒田市)」、優秀賞(エコエリアやまがた推進協議会長賞)は「さがえ西村山つるむらさき部会(寒河江市)」と「島貫清孝氏(米沢市)」が受賞されました。
受賞者の皆さまおめでとうございます!!これからも環境にやさしい農業を牽引していただき、地域を盛り上げていってください!!

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「有機農業推進フォーラム」会場の画像

「有機農業推進フォーラム」を開催しました!!

2018年3月14日

平成30年3月12日(月)、山形県高度技術研究開発センター(山形市)で「有機農業推進フォーラム」を開催しました。

フォーラムでは兵庫県豊岡市の家元様とイオンリテール(株)の藤田様から御講演をいただきました。兵庫県豊岡市は、コウノトリも住める環境をつくるため地域全体で農薬を使わない生きものを育む農法に取り組み、市長を先頭に積極的に販売促進活動を行っており、国内外に販路を拡大している話を伺いました。
また、イオンリテール(株)では、有機農産物の需要の高まりからオーガニックコーナーを展開し、有機農産物の売上向上を目指している話を伺いました。やまがたの有機農産物のブランド化や流通拡大に向けて、大変有意義なお話を聴くことが出来ました。
講師の皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました。

今年度を振り返り情報報告する有機農業の匠の画像
エコ農産物を使った地産地消弁当の画像
参加者全員で地産地消弁当を楽しむ様子の画像
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「匠ランチミーティング」、やまがた有機農業の匠一同の画像

「匠ランチミーティング」を開催しました!!

2018年3月14日

平成30年3月12日(月)、山形県高度技術研究開発センター(山形市)で「匠ランチミーティング」を開催しました!

「やまがた有機農業の匠」13名と、市町村・県担当者が集まり、今年度の振り返りや来年度の活動に向けた情報交換等を行いました。
ランチメニューは「風土然(山形市)」のエコ農産物を使った地産地消弁当。ごはんは、匠の石井昭一さん(新庄市)の有機玄米でした♪
匠・市町村・県が思いを共有するため有意義なミーティングとなりました。
今後も連携して、やまがたの有機農業を一層推進してまいります!!

今年度を振り返り情報報告する有機農業の匠の画像
エコ農産物を使った地産地消弁当の画像
参加者全員で地産地消弁当を楽しむ様子の画像
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「国際オーガニックミーティング in 鶴岡」の画像

「国際オーガニックミーティング in 鶴岡」が開催されました!!

2018年3月6日

平成30年2月12日(祝・月)、つるおか食文化市場FOODEVERで「国際オーガニック・ミーティングin鶴岡」が開催されました!!

イベントでは、2020年の東京五輪・パラリンピックで鶴岡市がホストタウンを務めるドイツと東欧モルドバ共和国の有機農業者が招かれ、自国の有機農業の取組み等についてプレゼンが行われました。
日本代表として参加した「やまがた有機農業の匠」の志藤正一さんは、鶴岡の有機農業の歴史や自家製堆肥を使った米づくりについて紹介し、「持続的に農業を続けるには自然に逆らわないことが大切であり、それが有機農業である」との考えをお話されました。
参加者は、ふるまわれた有機栽培ササニシキの塩おむすび、チーズ&クラッカー、ドライフルーツ等各国の有機食品を味わいながら、有機農業について理解を深めていました。鶴岡市では有機農業をとおして東京五輪・パラリンピックに向けた機運が高まっています!!

プレゼンを行う志藤正一さんの画像
海外の有機農業者の画像
会場でふるまわれた有機食品の画像
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エコエリア庄内地域推進会議の様子の画像

「エコエリア庄内地域推進会議」が開催されました!!

2018年2月28日

平成30年2月26日(月)、庄内総合支庁で「平成29年度エコエリア庄内地域推進会議」が開催されました!

会議では、JAあまるめブランド米振興会から、環境にやさしい農業と消費者に信頼される安心安全な米づくりの取組事例の紹介がありました。
また、庄内地域の環境保全型農業の推進について、関係機関で活発な意見交換が行われました。
今後も庄内地域の生産者、関係者が一体となって環境保全型農業を推進していけるよう、連携して取り組んでまいります!!

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有機農業推進フォーラム案内の画像

有機農業推進フォーラムの御案内

2018年2月23日

平成30年3月12日(月)、有機農業推進フォーラムを開催します!
先進的な取組みをしている兵庫県豊岡市のお話や、イオンリテール(株)の有機農産物に関する販売戦略など、貴重な講演を聴くことができますので、ぜひ御参加ください!!

日 時:平成30年3月12日(月)13:30~15:30
場 所:山形県高度技術研究開発センター(山形市松栄2-2-1)
主 催:山形県
参加費:無料 ☆どなたでも御参加いただけます!
申 込:3月7日(水)まで、お名前、所属、市町村名を事務局あて御連絡ください。
事務局:山形県農業技術環境課 齋藤 TEL:023-630-2481、FAX:023-630-2456

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未来につながる持続可能な農業推進コンクール受賞の画像

「東北ブロック未来につながる持続可能な農業推進コンクール」で東北農政局長賞を受賞しました!!

2018年2月20日

「東北ブロック未来につながる持続可能な農業推進コンクール」において、山形県から推薦した「島貫清孝氏(米沢市)」、「さがえ西村山つるむらさき部会(寒河江市)」、「平田げんげんの会(酒田市)」が、東北農政局長賞を受賞されました!!

有機農業及び環境保全型農業の取組みが優良事例として評価されたものです!!
おめでとうございます!!
表彰式・事例発表会は、3月13日(火)に東北農政局で開催されます。参加希望の方は以下東北農政局ホームページをご覧の上お申し込みください。

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エコエリアやまがた推進協議会の様子の画像

「エコエリアやまがた推進協議会」を開催しました!!

2018年2月20日

平成30年2月16日(金)、エコエリアやまがた推進協議会を開催しました!!
協議会では、外部委員の皆さまから、次期「山形県有機農業推進計画」の展開方向について、担い手育成のために必要なことや、効果的な情報発信の方法など、たくさんの御意見や素晴らしいアイディアを頂戴しました!
委員の皆さま、積極的な議論をありがとうございました。多くの方に有機農業のことを知っていただけるように、そして山形県の有機農業が輝くように、引き続き頑張ってまいります!

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園芸関係研究成果検討会の様子の画像

「園芸関係研究成果検討会」が開催されました!!

2018年1月22日

平成30年1月18日(木)、寒河江市にある県園芸試験場で、園芸関係研究成果検討会が開催されました。この成果検討会は毎年開催されるもので、県の各研究機関が1年間研究してきた成果について普及指導員等と検討し、現場で普及できるよう技術につなげていくという大事な会議です。このようにして、山形県の果樹、野菜、花き栽培の新技術や新たな品種が生み出されていくのです!!

今回の成果の1つに「えだまめの有機栽培技術」があります。これまで3つの研究機関が各地区で栽培技術の体系化や経営指標の作成に向けて研究に取り組み、成果を上げることができました。新たに有機農業に取り組む方も「えだまめの有機栽培」に取り組み易くなるよう、関係機関と連携して普及していきたいと思います!!

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有機農産物ブランド化推進専門部会、会議の様子の画像

「有機農産物ブランド化推進専門部会」を開催しました!!

2018年1月18日

平成30年1月17日(水)、山形市内で「第2回有機農産物ブランド化推進専門部会」を開催しました!!

この専門部会は、生産者、流通関係者、消費者等、各分野の専門家から意見を頂戴し、その意見をもとに、やまがたの有機農産物をたくさんの方に知ってもらい、食べてもらうための施策を検討するものです。今回も委員の皆さまからたくさんの御意見やアイディアをいただきました!!
これらの貴重な意見を踏まえて、山形の有機農業を一層推進して行けるよう頑張ります!!

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鶴岡市「出前授業」。小学生たちと農家さんが並んだ画像

鶴岡市の小学校で有機栽培米に関する「出前授業」が行われました!!

2018年1月11日

「庄内平野の米づくり」は、小学5年生の社会科の教科書にも掲載されており、全国の小学生が授業で学んでいます。

鶴岡市有機農業推進協議会では、藤島地域の小学5年生の学習用に「有機栽培米」を提供し、炊飯実習とあわせて有機栽培についての「出前授業」を行っています。今年は4校で実施しました。
この出前授業を通して、子どもたちが品種・栽培方法も多様な地元鶴岡市の米づくりの奥の深さを感じるとともに、有機栽培が身近で行われていることを知り、その農家とふれあいながら、有機農業をはじめとする環境保全型農業の必要性を理解してもらうために実施されています。
提供された有機栽培米は「つや姫」や「はえぬき」などあわせて6品種で、品種ごとの食べ比べも行いました。生徒たちは、鶴岡市の給食で使われている「はえぬき」や、普段家庭で食べているご飯との、味・香り・食感の違いを感じながら味わっていました。

平成30年度も鶴岡市有機農業推進協議会では「出前授業」を予定しています。
鶴岡市の小学生のみんな、お楽しみに!!

有機栽培米を使った炊飯実習をする小学生たちの画像
有機栽培について農家さんから直接説明を受ける子供たちの画像
炊飯実習で作ったおにぎりを農家さんと一緒に味わう子供たちの画像
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鶴岡市「実証展示圃場」。かも農法の田んぼの画像

鶴岡市で有機栽培技術普及のための「実証展示圃場」が設置されました。

2018年1月10日

鶴岡市有機農業推進協議会、鶴岡市藤島庁舎エコタウン室では、有機農業を実践している農業者の技術を広く農業者に普及し、有機農業をはじめとする「人と環境にやさしい農業」の実践者を拡大するため、有機栽培の実証展示圃場を設置しています。今年は藤島地域に7か所設置しました。

実証展示圃場には、いつだれが来ても栽培内容がわかるように、看板を設置しています。平成29年7月31日には、地域の農業者を対象に、実証展示圃場の巡回・検討会が行われ、技術を高め合うことができました。

<実証展示ほ場の内訳> 
①紙マルチ田植え、②ホバークラフトによるチェーン除草、③マガモ除草、④畦畔シート設置によるイネミズゾウムシ対策・チェーン除草、⑤カブトエビ除草、⑥米ぬか除草、⑦有機栽培枝豆

実証展示圃場で検討会を行う農家さんたちの画像1
実証展示圃場で検討会を行う農家さんたちの画像2
実証展示圃場で検討会を行う農家さんたちの画像3
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田んぼに入って生きものを探す小学生たちの画像

昨年夏に開催された鶴岡市の「田んぼの生きもの調査」のご報告

2018年1月9日

鶴岡市有機農業推進協議会と鶴岡市藤島庁舎エコタウン室では、藤島地域内の小学5年生を対象に、田んぼに生息するイトミミズをはじめとする様々な生き物の調査を行い、地域に残る豊かな自然環境を再確認し、環境にやさしく、持続可能で安全・安心な農産物を生産することの必要性の理解を深めています。

平成29年6月15日から23日にかけて、藤島地域の各小学校の実習田などで「田んぼの生きもの調査」が行われました。
調査後は、地元の有機農家が大事に育てた有機米のおにぎりを試食し、生産者の方から田んぼの生き物と農業とのかかわりや「人と環境にやさしい農業」の取組みについてのお話がありました。子どもたちは普段田んぼに入る機会も少ないため最初はためらいがちでしたが、網とカゴを持ち、普段見ることがないいろいろな生き物を捕まえるたびに歓声を上げていました。
子どもたちにとって、この田んぼに住んでいる様々な生き物が、稲作に大きく関わっていることを知ることができた貴重な体験となりました。

有機米おにぎりを試食する小学生たちの画像
田んぼで見つけたオタマジャクシやヤゴ、ゲンゴロウ、タニシの画像
田んぼに生きる生き物の説明を受ける小学生たちの画像
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東南村山地区有機栽培研修会の画像

「東南村山地区有機栽培研修会」が開催されました!!

2017年12月15日

平成29年12月14日(木)、村山総合支庁で「東南村山地区有機栽培研修会」が開催されました!

研修会では、大場技術士事務所の大場伸一所長から、有機栽培において大きな課題となる除草防除技術を中心に、これまで築かれた経験や実績に基づくご講演がありました。
また、天童市の森谷茂伸氏の圃場に設置した水稲の有機栽培オープンフィールドの生育概要について、農業技術普及課と森谷氏からご説明がありました。有機栽培の場合、一般の栽培よりも収量が少なくなりがちですが、森谷氏のオープンフィールドでは一般の栽培と同等の収量となり、すばらしい成果となりました。
その後、除草技術について活発な意見交換がなされ、大変有意義な研修会となりました。今後も、地域で有機栽培技術を高め合い、山形県全体のレベルアップにつなげてまいります!

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やまがたエコ農産物ライフスタートガイドブックの画像

「やまがたエコ農産物ライフスタートガイドブック(完全保存版)」を作成しました!!

2017年11月27日

これは、「有機農業ってどんな農業なの?」、「どうしてエコのなの?」、「山形県産のエコ農産物はどこで買えるの?」などの疑問をペロリンがわかりやすく解説するガイドブックです。
「有機農業をしてみたい!」という方の相談に乗ってくれる「やまがた有機農業の匠」の紹介もしております!山形エコ農家ウェブサイトにも掲載しておりますので、ぜひご覧ください♪
原本が必要な方は農業技術環境課(023-630-2481)までお問い合わせください。

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オーガニックミーティングin鶴岡の画像

オーガニックミーティングin鶴岡が開催されました。

2017年11月16日

平成29年11月15日(水)、鶴岡食文化市場FOODEVERで、オーガニックミーティングin鶴岡が開催されました。

イベントでは、奥田政行シェフを交えた有機農産物に関するフリートークや、料理実演、有機栽培米の食べ比べや「やまがた有機農業の匠」との交流コーナーなどがあり、事前に申し込まれた参加者の皆さんはもちろん、偶然通りかかった方々も足を止めるなど、大いに賑わいました! 奥田シェフによる料理実演では、「有機農産物は味がしっかりしているから調味料がいらない」という軽快なトークとともに4種類の料理がふるまわれ、参加者はその美味しさに舌鼓を打っていました。
匠との交流コーナーでは、鶴岡市の匠(志藤正一氏、小野寺喜作氏、相馬一廣氏、小野寺裕氏)らが集まり、5種類の有機栽培米を参加者にふるまいながら、参加者からの質問に答えるなど交流が盛んに行われていました。
今回のイベントを通して、参加された皆さんは有機農産物により一層興味を持ってくださったように感じました。このようにもっとたくさんの方に山形の有機農業の魅力を知ってもらえたらいいですね♪

会場の様子の画像
奥田シェフトークショーの画像
奥田シェフ料理実演の画像
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オーガニックフェスタ米沢の画像

オーガニックフェスタ米沢が開催されました。

2017年11月13日

平成29年11月12日(日)、「オーガニックフェスタ米沢」が開催され、置賜地域の有機や特別栽培農産物、加工品の生産者など18団体が出店し、こだわりの商品を買い求める来場者の方と交流を深めていました。
「サトイモのパスタ」や「紅玉りんごのコンポート」のライブキッチンや、オーガニックにこだわった餅の振る舞い、また、主催者である米沢地域有機農業推進協議会では有機栽培の新米3品種の食べ比べコーナーを設けるなど、楽しくて美味しい企画が目白押しで、会場内は大変盛り上がりました。また来年の開催が楽しみです♪

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やまがたオーガニックフェスタ2017の画像

やまがたオーガニックフェスタ2017が開催されました。

2017年11月6日

平成29年11月5日(日)、「やまがたオーガニックフェスタ2017」が開催されました!!
当日は秋晴れのなかたくさんのお客様に来場いただき、農家さんとお話しながら有機農産物やおいしい加工品をご購入いただきました。

ライブキッチンでは、有機にんじんの葉を甘辛く煮て、有機栽培のごはんと交ぜ合わせた「にんじんの葉のおにぎり」と、有機野菜の豆乳鍋に在来のえだまめ「馬のかみしめ」のペーストを入れてきれいな翡翠色になる「豆乳翡翠鍋」を目の前で調理し、来場者100名の方にふるまわれました♪
そのほか、芸術工科大学「komebu」の皆さんの「五分づきの米」をテーマにした楽しいステージ発表や、ペロリン、米~ちゃんとの撮影会など、小さいお子様にも楽しんでいただきました♪ 県のブースでは、おいしい果物のかぶりもの撮影会や、エコ農産物の基本がわかる「やまがたエコ農産物ライフスタートガイドブック」の配付などを行いました☆
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!!

会場の様子の画像
来場者に自己紹介する参加農家さんの画像
子供連れで賑わう会場の画像
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写真展「なつみずたんぼの渡り鳥」の画像

写真展「なつみずたんぼの渡り鳥」が行われました。

2017年11月6日

平成29年11月3日(金)~5日(日)、三川町の秋のイベント「みかわ秋まつり」において、写真展「なつみずたんぼ※の渡り鳥」が行われ、三川町の田んぼで撮影された渡り鳥の写真が展示されました。
菅原孝明さん(まがた有機農業の匠)や愛好家の方々が撮影した、"水辺の貴婦人"と言われるセイタカシギや、オオタカ・ハヤブサなどの猛禽類、農作業中の人と一緒に写る渡り鳥の写真など、普段見ることができないめずらしく美しい写真に、来場された方々は見入っていました。

※「なつみずたんぼ」とは♪
環境保全型農業の技術の1つで、麦収穫後の田んぼに水を張ることで、次に種を播くときに雑草が生えにくくなったり、土が肥えたりする効果があります。水を張っている間に水生生物が育まれ、それを求めてたくさんの種類の渡り鳥がやってきます。

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三川町、つや姫が給食に提供の画像

三川町で有機栽培つや姫が給食に提供されました。

2017年10月26日

平成29年10月26日(木)、三川町では、町内すべての小・中学校の給食に、新米の有機栽培「つや姫」を提供しました。
押切小学校では、生産者を代表して菅原孝明さん(やまがた有機農業の匠)が有機農業に関するお話をして、児童からは「どうして有機農業を始めたのですか?」、「有機農業で一番大変なことは何ですか?」等の質問が出されました。菅原さんは丁寧に応えた後、児童たちと一緒に給食を食べました。

三川町の給食は、半年間「つや姫」を使っており、児童たちにとっては「つや姫」は食べ慣れているわけですが、今回の有機栽培つや姫は「味が違う!」という声が聞かれました♪
この日はサプライズゲストとしてペロリンが登場し、残さず食べてくれた皆さんへのお礼に、特技の「逆立ち」を披露しました! 児童たちは可愛くてパフォーマーなペロリンに大喜び♪ 今日の給食が、児童たちの思い出に残るものとなりますように☆

子ども達に有機米の説明を行う生産者さんの画像
校内に掲示された有機米を説明したパネルの画像
給食で有機米を食べる生徒たちの画像
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南陽市、゙有機栽培コシヒカリ米飯給食週間の画像

南陽市で有機栽培コシヒカリ米飯給食週間が実施されました。

2017年10月19日

南陽市では、10月16日~19日までの4日間を「南陽市産『有機米(コシヒカリ)』米飯給食週間」として、市内全小中学校の給食に新米の有機コシヒカリを提供します。

この取組みは、「子どもたちに環境への負荷をできる限り軽減して生産された地元産の有機米を知ってほしい」という南陽市内の有機米生産者からの提案を受け、南陽市が調整を行い実現したもので、4日間の実施は県内初の取組みです。
南陽市の宮内中学校では、16日の全校朝会において、生産者を代表しておきたま産直センターの渡沢寿さんが、有機米についての講演を行いました。
生徒たちは有機米についての理解を深めた後、給食で生産者の思いのつまった有機米を残さず食べ、「甘くておいしい」と笑顔がこぼれていました☆

中学生に向け有機米の講演を行う画像
給食で有機米を食べる生徒たちの画像
講演中のおきたま産直センターのかたの画像
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「旬房」の料理長とともにつや姫の稲刈りの画像

「旬房」の料理長とともに「つや姫」の稲刈りが行われました。

2017年10月7日

平成29年10月7日(土)、南陽市の黒澤ファーム黒澤信彦さん(やまがた有機農業の匠)の田んぼにおいて、「旬房」の料理長と、おりはた環境保全協議会の皆さんが協力して「つや姫」の稲刈りを行いました。

「旬房」とは、六本木ヒルズにあるラグジュアリーホテル「グランドハイアット東京」の中にある和食レストランで、黒澤ファームの「つや姫」を使っていらっしゃいます。
毎年、料理長自ら田植えと稲刈りを行い、その米を「旬房米」として提供しています。
当日は「つや姫レディ」も参加し、豊かに実った「つや姫」を確かめながら丁寧に稲を刈り、杭掛けを行いました。
刈った稲は、ねじるようにくるりと束ねる技が必要で、渡沢賢一さん(やまがた有機農業の匠)やおりはた環境保全協議会の熟練者の皆さんが参加者に伝授していました。
山形のおいしい「つや姫」が、「旬房」に訪れる日本中、世界中の方々に食べてもらえると思うと、嬉しく誇らしい気持ちになりますね。

つや姫の稲刈りの画像
つや姫の稲刈りの画像
つや姫の稲刈りの画像
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鶴岡市カバークロップの画像

鶴岡市の「カバークロップ」によるえだまめの特別栽培を紹介します。

2017年10月4日

鶴岡市では、カバークロップによるえだまめの特別栽培に取り組んでいます。
「カバークロップ」とは、作物を収穫した後の水田や畑に栽培するイネ科やマメ科の植物のことで、このカバークロップを栽培することで、化学肥料や化学合成農薬の削減、農地の保全や地球温暖化防止などなど、多様な効果が期待できます。
鶴岡市の場合、えだまめ収穫後の畑にカバークロップとして「えん麦」を播種し、積雪前に畑の中にすき込みます。土の中で分解されたえん麦は、次の年のえだまめの肥料(緑肥)として利用されることから、えだまめに使用する化学肥料を減らすことができます。
写真はえん麦の種を播いて3週間後(9月中旬)の圃場の様子で、この後11月中旬まで育ててから畑にすき込む予定です。
化学肥料の使用を抑えるため、このような手間を掛けて特別栽培のえだまめを生産しているのですね。

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オーガニックフェスタ2017イメージ画像

【告知】「やまがたオーガニックフェスタ2017」開催

山形県有機農業者協議会(やまがたオーガニックフェスタ2017実行委員会)が 「やまがたオーガニックフェスタ2017」を、2017年11月5日に開催いたします。
山形県内の元気な農家や飲食店が出店し、農産物や軽食が楽しめるイベント。 今年で7回目を迎え、有機農家さんと直接触れ合えて採れたて野菜を購入できると来場された方にも好評です!!
楽しいイベント盛りだくさんで、みなさまをお待ちしております。 ご家族・ご友人をお誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください!

やまがたオーガニックフェスタ2017
日時:2017年11月5日(日)
会場:山形国際交流プラザ 山形ビッグウイング1F
入場:無料

主催: 山形県有機農業者協議会 やまがたオーガニックフェスタ2017実行委員会
後援: 山形県

■イベントの主旨
このイベントを主催している山形県有機農業者協議会は、人々が健康に生きられる環境を作るために多くの有機農業者及び有機農業を志向する人々が参加し、山形の農業の発展と有機農業の推進を目的に設置された組織です。このイベントを開催し、試食や農作物の販売を通して、有機農業者と来場された皆さんの交流を深めています。

■イベントの見所
・県内の有機農家さんをはじめ生産者さん自慢の農作物が勢ぞろい
 (企業・生産者など約40の団体・個人が出品)
・フェスタで販売されている食材を使いプロの料理人が調理する「ライブキッチン」、
 東北芸術工科大学komebuによる楽しいステージイベント。
・ペロリン、米~ちゃんとの撮影会
・アンケート記入などで、有機農産物やペロリングッズなどのプレゼントも。

■会場のご案内

■チラシのご案内
チラシの画像をクリックすると拡大表示されます。

オーガニックフェスタ2017チラシ_オモテ オーガニックフェスタ2017チラシ_ウラ
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国際オーガニックEXPO2017会場の画像

「国際オーガニックEXPO2017」でエコ農産物のPRを行ってきました。

2017年8月28日

平成29年8月24日(木)~26日(土)、パシフィコ横浜で国際オーガニックEXPO 2017が開催され、山形県から出展した6団体と「やまがた有機農業の匠」の石井昭一さん、小林亮さんが、来場された方々に山形のエコ農産物のPRを行いました。

出展者の皆さんからは、取扱希望業者との商談や消費者との交流を通して、市場の需要や今後の課題を把握することができ、有意義なものとなったとの声が寄せられました。
また、「山形の食べものはおいしいよね」という声をたくさんいただき、全国においしい山形ファンがいることを改めて実感しました。
今後も、もっとたくさんの方に山形のおいしいエコ農産物を知ってもらえるよう、生産者の皆さんと共に頑張ります!

山形のエコ農産物を案内する有機農業の匠
会場に並べられた山形のエコ農産物
山形の有機農業を説明する様子
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国際オーガニックEXPO2017イメージ画像

【告知】「国際オーガニックEXPO2017」が開催されます。

2017年8月24・25・26日、パシフィコ横浜展示ホールBにて、国際オーガニックEXPO2017が開催されます。
オーガニック・ナチュラル製品が一堂に集まる専門展示会として、B to Bビジネスの拡大、消費者への啓発を考えた国際的なイベントです。
山形県からは3日間、6団体が有機JASや農薬不使用、自然栽培などのお米や野菜等を出展します。

26日(土)のみ、一般の方の来場が可能です。
下記サイトより事前登録した方は、入場料2,000円が無料になります。

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山形県が運営する環境保全型農業情報サイト
「山形エコ農家ウェブサイト」を開設し、公開しました。

2017年8月22日

このサイトでは、本県で環境保全型農業に取り組む生産者の情報のほか、消費者向けに山形県産のエコ農産物商品や販売店舗等の情報を掲載する等、環境保全型農業の魅力をわかりやすく紹介しています。
随時内容を充実してまいりますので、ぜひご覧ください。

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田んぼの生きもの観察会2017置賜の画像

「田んぼの生きもの観察会2017」が開催されました。

2017年7月9日

平成29年7月9日(日)、山形おきたま産直センターで「田んぼの生きもの観察会2017」が開催されました。

有機農業を行っている田んぼは、農薬を使っていないので、生きものがたくさんいます。どんな生きものがいるのか、網と虫かごを持った子どもたちが、田んぼに入って元気に調査しました。
当日は天気もよく、県内外から参加した高校生や親子約100名の元気な声が田んぼに 響き渡りました。
捕まえた生きものを観察すると、まだしっぽの残っているカエルや、トンボの幼虫のヤゴ、オケラ、ドブガイなど、普段の生活では出会わないめずらしい生きものばかり。

このようにたくさんの生きものが、田んぼのなかで生き、稲の栄養となるフンをしたり、稲を食べてしまう害虫を食べてくれたりして、稲の健やかな成長を助けているのです。
山形eco農家では、このような各地で行われている生きもの観察会などの情報をこれからも発信していきます。

裾をたくし上げ水田に入り苗の隙間を覗き込む少年の画像
捕まえた生きものをみんなで観察する画像
陽気な天気のもと水田を眺める大人から子供たちの画像
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やまがた有機農業の匠。認定者集合写真画像

「やまがた有機農業の匠」認定証交付式を開催しました。

2017年 6月14日

今年度創設した「やまがた有機農業の匠」制度について、6月14日、19名の熟練農業者に認定証が交付されました。県庁で行われた交付式には、認定者19名のうち15名が出席し、吉村知事から認定証が手渡され、代表として3名の匠が有機農業への思いや匠としての抱負を語りました。知事からは「長年培われた技術を継承し、取組みを広げていくために頑張ってほしい」と激励の言葉がかけられました。
本サイトでは「やまがた有機農業の匠」ページに、制度の概要や匠の情報を紹介しています。

認定者集合写真の画像
吉村知事より認定証を授与される匠認定者の方々の画像
知事との懇談で県内有機農業の現状や抱負を語る様子の画像
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